ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

嗚呼タイミング!

2008年09月09日 | 家族とわたし
昨日は目映いばかりの青空、なのに今日はどんより曇っています

うちは旦那とわたしと、今期から家から大学に通うことにした息子Kの3人が、それぞれ車を必要とするのだけれど、
車は2台、どちらも旦那の両親からのお下がり。

夏休み中は、わたしの仕事がかなり暇だったのと、息子も大学に通って無かった(当たり前ですね)のとで、
なんとか2台で誤摩化せてきたのだけれど、始まった途端、あかんやろそれは、という状況が続出。

かといって、家の支払いローンを組む直前のわたし達は、新たな借金なんてびた一文できない。
クレジットカードの使用状況の評価を落とすわけにはいかないのです。
これが落ちちゃうと、どこの金融公庫も貸すのを渋り出すし、そうでなくとも今時のバンクはかなり慎重になっているし……。
わたし達夫婦、どちらも水商売な上に、旦那のキャリアはやっと3年、わたしのは長いっちゃあ長いけど、移民だし……。

なので、もうしばらく、2台でなんとか切り抜けてくしかありません。
2台もあったら充分ええじゃろうが、とお叱りを受けそうですが、
アメリカの郊外に住んでると、歩いてちょっと○○までとか、バスとか電車を使うとかがマジでできないので、
仕事や学校に、バラバラの時間帯に行かなければならない人がいる場合、その人数分だけ車が必要なんですね。

で、昨日も車のことでちょっと問題があったので、それを繰り返してはならぬとばかりに、
朝の出勤前の旦那に今日の彼の予定を聞いたら、
「今僕は、ほんとに楽しみにしてた朝のこの安らいだ時間を過ごしてるのに、なんでそんなことを聞いてくる?」と怒り出し
「そんなことを聞かんかったばっかりに、昨日はめっちゃ無駄な運転をせなあかんかったからやん。でももういいわ、お楽しみくださいませ!」とキレたわたし。

ああもう~、何事もタイミングタイミングタイミング!
けどさ、生きてりゃさ、そんなことも言うてられへん瞬間ってあんねん

って、まあまあ、そんなに怒らんでもって思われる方もいらっしゃるでしょうけど、
実はこの質問、昨日の晩にしたのです。けど、旦那はその時寝るモードに入っていて、そういうことは明日の朝聞いてって……。
そういうことって……なんちゅうか、あなたの人生にとって1番大切なものはなんですか、みたいな深刻な質問じゃなくて、
明日のあんたの仕事の予定はどないなってんの?って、ただそれだけのことやんけ、とわたしは思うのですよ。
なのに……まったく……融通きかんっちゅうか……なんだか大げさっちゅうか……。

まあ、16年も経った今じゃ、わたしも負けずに、そのタイミングとやらを逆手に取って、しっかりリベンジしてるのだけど……。

あ、雷が鳴り出した。
コメント (4)
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