ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

心地良い疲れ

2008年09月14日 | ひとりごと
あのぉ~、今日は気温34.5℃です。なんでかなぁ~。
それにとっても蒸し蒸しします

久しぶりに扇風機に登場していただき、ピアノ部屋の細かい置物や写真類の荷造りをし始めました。
わたしってやっぱり、ええ加減に物を増やすタチなんやなあと、深いため息をつきながらやってます。
次回こそはシンプルに!
日本からこちらへの引っ越しがあまりにも悲惨だったので(それに巻き込まれた方々、今も申し訳ない気持ちでいっぱいです)、
それを教訓にして、次回こそは!と固く固く胸に誓ったはずなのに……ああそれなのにそれなのに
でも、なぜだかガラクタは見当たりません。なので、この際引っ越しだからと気軽にパッパッと捨てられる物も無く……。
部屋がスッカラカンになるまで、とりあえず凹まないで、包んで詰める、また包んで詰めるを繰り返していくしかありません。

そんな悲壮な決心をしているわたしの横で、ヘラヘラ口笛を吹いている旦那
なにやらラプソディ イン ブルーの一節っぽい。
え?ヤツは昨日、会場で興奮して褒めちぎってくれるお客さんに「もうこの曲は当分聞きたくないですよ~」なんて言うてたはず。
まったくヤツったら、いろんな質問してくる人達にわたしが答えようとすると、聞かれもしてないのに、
「いやあ、これは2回目の舞台でして」とか、
「アマチュアいうても、ピアノを教えてるのやからまあ当然っていうか」とか、
「暗譜も、こっちがもう聞きとうないっていうほど弾いてりゃできるでしょ」とか、まあほんと、好き放題!
おめ~日本のおっさんか!(いえ、わたしは別に、日本のすべてのおっさんがそうだとは言うてません)と、思わず頭の横っちょにゲンコツかましたくなりました

ま、彼なりに興奮して、彼なりに照れて、彼なりにはしゃいでたんでしょう。
姉さん女房らしく、フフッと微笑んで、軽く受け流してあげることにしましょう
なんちゃって、そんなん全然似合わへんがなと、独り突っ込みを入れて苦笑いするわたしでした。
コンサート本番の翌日、体のそこかしこに少し疲れが残り、それでいて心はふんわりと軽くていい感じ





コメント
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