ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

あら?

2009年02月04日 | ひとりごと
珈琲と旦那……これは切っても切れない、とても切ない?関係です。
旦那はいつか、『珈琲とボク』という話を書くつもりでいます。大大長編になりそうです。

とてもとても好きではあるけれど、かといって毎日大量に飲むかというとそうではなく(なにしろ健康オタク鍼灸師なので)、
朝食時に、耐熱ガラス製のデミタスカップに多くて4杯、たいていは3杯、そしてその後は飲まないように心がけています。
オーガニックのお店から買ってきた新鮮な豆を、彼独特のリズムをつけて挽き、予め温めておいたポットにお湯を注いで作ります。
豆の中に、ほんの少しのカルダモンを、極秘の方法で混ぜるのが旦那珈琲の特徴です。
大学生の頃から目覚めて、それからもずっとこだわってきただけに、旦那の入れてくれる珈琲はとても美味しいのですが、
たま~に胃が荒れたりする時は飲まない→作ってもらえない(わたしのためだけに作るのは全く平気と言ってくれるけれど、そんなこと頼めません、なんぼわたしでも)→カルダモン入りの紅茶を飲むことになります。

最近は胃の調子も良く、なのでわたし達も調子良く珈琲を毎朝飲んでいたのだけど、
いくら調子が良くても、休肝日、もとい、休珈琲日を週に何日か入れようか、という新しい提案が出て、今日はその日に当たったのでした。
まあ、珈琲に関していえば、決めるのはほぼ旦那なので、わたしはただただ作ってもらった物をありがたく、美味しくいただくことにしています。

「今日は紅茶やから」
「はいはい、分かっとりますよ~、珈琲の香りせえへんもん」
「紅茶ね、紅茶」
「だから、分かってるって言うてるやん」
「珈琲無くてもええの?大丈夫?」
「ぜ~んぜん問題なぁ~し!」


そして……時は過ぎ……わたしはYMCAのセミナーに出かけ、旦那はお仕事に。
家に戻り、キッチンに入ると、フン?フフン?



珈琲の香り満杯。ストーブの上にはしっかりと入れた後のポットが乗っていました。
近づいてみると、ポットの下にメモが挟まれていて……、



あらっ!って……自分で作っといてからにぃ~。

なんだか可笑しくて笑ってしまいました。すっとぼけの旦那です。


コメント (6)
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