
歌を思い出して歌っているうちに、十万馬力の他に、アトムの重要な能力、7つの威力、というのがなんであるか、とても知りたくなってしまいました。
そこで、さっそくウィキペディアで検索してみました。
アトムは7つの力を持っている。内容は以下の通りである。多少バリエーションがある。
原作版
1. 善悪を見分けられる電子頭脳。よい人とわるい人の見分けが付くに変更され、電子頭脳も頭部から胴体へ変更された。
2. 60ヶ国語を話せる人工声帯。(→漫画連載開始当時、国連に加盟していた国家の数である)
3. サーチライトの目。涙もでる。
4. 10万馬力の原子力モーター。「地上最強のロボットの巻」では100万馬力に改造されている。(「アトム大使」の初出版では、五百万ダインと表記されていた。)
5. 足のジェットエンジン。最大マッハ5で空を飛ぶ。宇宙空間ではロケットに切り替わり最大マッハ20で飛ぶ。
6. 鼻がアンテナ。鼻が伸びて送信アンテナに。
以下は図解(1960年発行「少年」1月号)で追加された項目
1. お尻にピストル

2. 食物ふくろ。食べたものを貯めておく。
3. 記憶倉。覚えたことを記憶しておく。
1963年アニメ第1作(モノクロ版)
1. どんな計算も1秒でできる電子頭脳。
2. 60ヶ国語を話せる人工声帯。
3. 普通の1000倍も聞こえる耳。2000万ヘルツの超音波を聞き取ることも出来る。
4. サーチライトの目。
5. 10万馬力の原子力モーター。
6. 足のジェットエンジン。
7. お尻からマシンガン。1秒間に500発撃てる

1980年アニメ第2作
1. 胸の中に電子頭脳セット。160ヶ国語を同時通訳ができる。
2. 耳は音を1000倍に聞ける。
3. サーチライトの目。
4. 10万馬力の力。重水素燃料による核融合エネルギー。
5. 腕と足はジェットで空を飛べる。
6. 腰の中にマシンガン。1分間に600発撃てる。
7. レーザーブラストの手。
2003年ASTROBOY版
1. 高度な人工頭脳。
2. 人間の1万倍の聴力。
3. 透視能力を持つ目。
4. 10万馬力の力。
5. 足のジェットで空を飛べる。
6. 指にフィンガービーム。
7. 腕にアームキャノン砲。
あのぉ~、どうして1960年代のアトムは、お尻から弾なんか撃ってたんでしょうか……。手塚氏の好みだったんでしょうか……。
ちなみに、旦那も『鉄腕アトム』→『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』が、子供の頃大好きだったTVアニメなんだそうです。
写真は、京都駅にある、ビル劇場ゾーン「KYOTO手塚治虫ワールド」前のアトムくんです。
今度日本に行った時には、絶対に逢いに行くからね~!