ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

安全な魚を選んで食べたい人に

2011年08月09日 | 日本とわたし
本当に安全な魚を選びたい!食べたい!みんなで呼びかけよう!お魚ツィートプロジェクト

本当に安全な魚を選べるよう、食べられるよう、みんなで呼びかけませんか?


『そのお魚、放射能汚染されていませんか?

牛肉からセシウムが検出され、店頭に並べる牛肉を独自に検査する小売店も出てきましたが、グリーンピースが国内の大手スーパーに調査したところ、魚介類の放射能汚染検査は、まだどのスーパーでも実施されていませんでした。

食品を販売している以上、その安全性を販売者が確保することは当然のこと。
みなさんで、販売する魚介類商品の放射能汚染を独自に検査し、その結果を消費者に公表、そして魚が獲られた海域と共に表示することを求めて行きませんか?


方法は2つ

その1. ご近所のスーパーに向けて、ツイッターで呼びかけましょう!

お魚ツィートプロジェクトの画面上にあるボタンをクリックして、店名を入れるだけで完了です。
たくさんの方の声がツイッターで上がれば、きっと店長さんに届きます。
 
その2. 店頭にある「お客様の声」用紙に、魚の放射線値検査とその結果表示、漁獲場所の表示を希望している事を書いて届けましょう!

お店によっては、メールやファックス、電話で受け付けているところもあります。


なぜ呼びかけが必要なの?

農林水産省が「水産物の放射性物質調査」の結果を公表しているものの、

*店頭に並ぶ魚介類には、農林水産省の「水産物の放射性物質調査」に含まれていない種や、調査結果公表日がかなり前のものも多くみられる

*農林水産省の「水産物の放射性物質調査」は身の部分しか検査していない
(サンマやイカなど、店頭に並ぶ魚介類には頭や骨や内臓や皮がついている商品も多い)

*事故から半年が経とうとしている今も、「暫定規制値」が適用されている

*消費者が、どこの海で獲られたどのような魚なのかを、知ることができない
(鮮魚の場合は魚が獲られた海域ではなく、水揚げ漁港だけが表示されていたり、加工品や盛り合わせなどの場合は、魚種さえ記載されていないものもある)

など、様々な問題があります。

この様な状況の中で、消費者が安全な魚を口にできるかどうかは、最大の流通経路であり消費者に最も近い位置にある大手スーパーの取り組みにかかっています』


先日、東京から遊びにやって来た友人と、食べ物や給食のことについて話をした。
彼女には、9才と11才の子供がいる。

「あまりにも問題が多様化し過ぎていて、わたし達、夫婦ともにものすごく忙しい仕事を抱えていて、
だからはじめのうちは、無意識に、問題を過少化して考えようとしていたかもしれない。
けれど、もうそれじゃいけないんだよね……それじゃ……」

セントラルパークの、広大な芝生の上を、たくさんの子ども達が駆け回って遊んでいた。
大人も子供も、芝の上に寝そべり、各々持ち込んできたご馳走や飲み物を置き、のんびりと夏の夕方を楽しんでいた。
時おり、心地良い風が吹きそよぐ広場には、子ども達の歓声と、大人達の話し声や笑い声が、野の花のようにあちこちで咲いていた。

取り戻せるならば取り戻したい。
取り戻せないならば、ならばわたし達ヒトの叡智と根気と行動で、せめて子ども達にとって危険ではない世界にしてあげたい。

この『お魚ツィートプロジェクト』は、日本に暮らす大人が子供のためにしてあげなければならない、歩みの中の一歩だと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする