時差ボケ……この、どろんとしたいやらしい疲れは、年々厄介なもんになってきた。
旅の直前に、オーディションがあったことも原因やろうとは思う。
そもそも、旅中、腰痛や膀胱炎に悩まされることなく、無事に終えられただけでもありがたいと思う。
気になることは山積み。
あちこちから送られてくる記事やデータや報告文を読んでると、頭の中がいっぱいになってまうだけで、自分の考えが一向にまとまらん。
あかんあかん、これでは自分の記事として書けへん。
そんなこんなのトホホな状況やけれど、まあぼちぼち、焦らんとやっていこか、っちゅうところ。
↓以下は、もんじゅの件で、ちょっと古いもんから続けて載っけさせてもろた。
日本には、めちゃくちゃな数の核のバケモンが国土の上に乗っかってるのやけど、
その中でもこのバケモンは特別で、しかも役立たずで、膨大な金をムダ遣いしてて、しかもその金は、国民が知らんうちに払わされてたっちゅう代物。
それに小判ザメみたいにひっついてた者どもの、ふざけてんのか?と思えるほどの愚かっぷりが、この記事のあっちこっちから見えてくる。
もう、あかんやろ、こんなん。
もんじゅ再開中止命令で地元困惑 敦賀市長「調査と再開準備同時に」
【福井新聞】(2013年5月14日午前7時00分)
原子力規制委員会が、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開準備を見合わせるよう命じる方向で検討していることについて、地元や事業者には、困惑や驚きが広がっている。
同市の河瀬一治市長は13日、都内で記者団の取材に応じ、1万点近い機器の点検不備は「大きなミス」としながらも、
日本原子力研究開発機構の調査と運転再開の準備は、同時並行で行うよう原子力規制庁に申し入れたことを明らかにした。
河瀬市長はこの日、要請活動のため上京しており、規制庁を訪れ、森本英香次長と面談した際に、もんじゅについて、
「原子力機構の調査と同時に、運転再開に向けても(作業を)進めていけないか」と求めた。
森本次長からは、
「調査の報告を受け、それが認められれば、運転再開に向けて審議を行う」との説明があったという。
面談後、河瀬市長は記者団に、
「核燃料サイクルや放射性廃棄物の減量化技術の確立に向け、ある程度早い段階でもんじゅを動かして、研究成果を出す必要がある」と強調した。
一方、地元の原子力機構敦賀本部では、広報担当者が、
「規制委から何も言われていない状況で、コメントしようがない」と困惑した様子だった。
別の職員も、
「寝耳に水だ。こちらから規制委に確かめることもできず、もどかしい」。
敦賀市幹部は、
「事実かどうか知りたい」と原子力担当課に確認を指示。
県庁では、原子力安全対策課が、情報収集に追われた。
もんじゅがある同市白木に住み、かつて区長として誘致に関わった元市議の橋本昭三さん(84)は、
「安全は大事だが、規制委は、地元の意見を聞かずに一方的に決めつけるところがあり、ふに落ちない。今の時代に合わないやり方だ。地元に理由を説明すべきではないか」と指摘した。
一方、県内で、40年以上反原発活動を続ける明通寺住職の中嶌哲演さん(71)は、
「責任の所在がはっきりしない原子力機構の体質には、以前から不安を持っていた」と話し、「小手先の改善策でなく、速やかに廃炉にすべきだ」と訴えた。
同市選出の石川与三吉県議は、原子力機構の現状を、「緩んでいる」と批判。
「動かさないといけないと思い地元は頑張っているのに、何をしているんだ。何も前進していない」と憤り、規制委から厳しい措置を受けても仕方がない、と語った。
↑以上、転載おわり
記事を読んでの感想をちょいと。
原子力規制委員会がもんじゅの運転再開準備を見合わせるよう命じる方向で検討していることが、地元や事業者にとっては驚きであり、困惑でもある。
ほんまかいな……と思う。
困惑はまあアリとしても、驚きって……なんで?と思てまう。
それほど今の事態を分かってないのか、分かろうとせんのか、分かりとうないのか、地元や事業者っちゅうのは、それほどまでに疎うなってまうもんなんか……。
「核燃料サイクルや放射性廃棄物の減量化技術の確立に向け、ある程度早い段階でもんじゅを動かして、研究成果を出す必要がある」ちゅうのは市長。
「安全は大事だが、規制委は、地元の意見を聞かずに一方的に決めつけるところがあり、ふに落ちない。今の時代に合わないやり方」ちゅうのは元市議。
「動かさないといけないと思い地元は頑張っている」ちゅうのは現県議。
こんなんがうじゃうじゃいてるんでは、日本はまた領土を失うてまう。
では次。
原子力機構理事長「猛省している」 もんじゅ運転禁止命令経緯受け謝罪
【福井新聞】(2013年5月16日午後5時51分)
高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の点検漏れで、原子力規制庁は16日、日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長を呼び、池田克彦長官が、事実上の運転禁止となる命令の内容を説明した。
池田長官は、
「安全文化が劣化していると判断せざるを得ない」と指摘。
鈴木理事長は、
「深刻に受け止めている」と頭を下げた。
23日までに弁明の機会が与えられ、5月末にも正式に命令を出す。
規制委は、原子力機構の、安全に対する認識の甘さを問題視。
15日の会合で、再発防止体制が再構築されるまで、運転再開につながる準備作業をしないよう命じることを決めた。
池田長官は、
「もんじゅの安全確保を十分行う体制が整っていない。
これまで何度もトラブルを起こし、そのたびに根本原因分析を繰り返し行っていること自体、組織の体質が改善されていない」と、命令に至った経緯を説明。
鈴木理事長は、
「猛省している」と謝罪し、弁明に関して、「機構の考えを速やかに返答したい」と述べた。
終了後、鈴木理事長は、もんじゅの運転について、
「準備に1年近くかかり、今回の命令いかんにかかわらず物理的にかなり難しい」と、目指していた本年度中の運転再開は困難、との見通しを示した。
自身の進退や経営陣の処分については、「まずは弁明の検討が先」と言及を避けた。
鈴木理事長は16日、衆院の原子力問題調査特別委員会に参考人として出席し、
「福島第1原発の事故以降、国を挙げて信頼確保に努める中、このような事態を招き申し訳ない。いち早く信頼を確保したい」と謝罪した。
もんじゅ「土俵から放り出される」 運転禁止命令で所長が危機感
【福井新聞】(2013年5月31日午前7時08分)
原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令を受けた、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」の廣井博所長は30日、敦賀市のアトムプラザで記者団の取材に応じ、
「深刻に受け止め、深く反省している。(組織的に)足りない部分を、自らが主体的に改善していく」と述べた。
未点検機器の点検は、来年1月までに終える方針だが、できるだけ早く実施した上で、安全管理体制を含む対応結果を、規制委に報告するとした。
時期のめどは示さなかった。
「しっかりやらなければ、われわれは土俵から放り出されてしまう」と危機感を示す一方、
「所長の職場懇談会を始めたが、あれはプラント保全部の問題、という意識の人もいる」とし、組織全体の問題として受け止め切れていない点を認めた。
原子力機構が目指していた本年度中の運転再開については、
「今はそれどころではない。まず目の前の問題を解決することだ」と神妙な表情で語った。
もんじゅ:電源不備、監視装置停止 4時間半、国に情報伝送されず
【毎日新聞】2013年06月03日
3日午前0時5分ごろ、福井県敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅの「原子炉安全状態監視装置」が停止し、中央制御室で警報が鳴った。
同装置は、原子炉の温度や敷地内放射線量など、約130種類の情報を、国の防災ネットワーク「緊急時対策支援システム」(ERSS)に伝送しており、
約4時間半にわたり、情報が送られなかった。
運営する日本原子力研究開発機構によると、情報伝送を担うサーバーの電源が切れたのが原因。
再起動したところデータ送信が再開し、復旧したという。
ERSSは、事故時に原発から伝送されたデータを基に、炉心が溶融する時間など、事故の進展を予測するシステム。
原子力規制庁は、復旧までにトラブルが発生した場合には、電話や電子メールなどでデータを確実に提供するよう、原子力機構に指示。
復旧までに異常はなかったという。
原子力機構が、電源が切れた原因を調べている。
もんじゅは、約1万個の機器の点検漏れ問題で、原子力機構が、原子力規制委員会から、運転再開準備禁止命令を5月30日に受けたばかり。
今回のシステムは、点検漏れ機器には入っていない。
ERSSを巡っては、今年2月にも、全国の原発のデータが表示されなくなるトラブルが起きた。
【柳楽未来、鳥井真平】
ほんでこれは、今ついさっき見つけた、河野太郎氏の公式ブログ『ごまめの歯ぎしり』に書かれてた記事。
厄介な無用の長物
2013年06月04日
衆議院の決算行政監視委員会で、平成21年度から23年度までの決算の審査が始まった。
決算が3年間もたまってしまうことは珍しく、立法府の怠慢と言われてもしかたがない。
今日の総括質疑のトップバッターとして、新人の秋本真利代議士が質問に立った。
テーマは、独立行政法人日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター 核燃料サイクル工学研究所に建設された、リサイクル機器試験施設(RETF)だった。
RETFは、「これまでに得られた高速増殖炉燃料の再処理技術開発の成果を踏まえて、工学規模での試験を実施するため」と称して1995年に着工され、2000年に第1期工事を終えた。
このRETFは、高速増殖炉の使用済み核燃料を再処理するための技術を開発するためのものであり、もんじゅが動かず、高速増殖炉実用化に全くめどが立たない現状では、無用の長物である。
日本原子力研究開発機構のホームページをみると、RETFについて、「現在、本施設の利活用方策を検討しています」
建設したはいいが、使いみちがないので困っています、ということだ。
そして、東海研究開発センターにおいて、これまで支出した金額は、832億円(昭和63年度~平成23年度)にものぼる。
内訳
建設費817億円(昭和63年度~平成12年度)
維持管理費2億円(平成17年度~平成23年度)
固定資産税等13億円(平成12年度~平成23年度)
つまり、800億円以上かけて施設を建てたが必要なくなり、10年以上も放置してあるが、この無駄な建物のために、毎年1億円程度の固定資産税を払い続けている、ということを、秋本代議士が突っ込んだ。
核燃料サイクルの名前の下に、いったい無駄がいくら隠されているのだろうか。
これらはすべて、原発の隠されたコストだ。
↑以上、転載おわり
もうここまで読んでもろたら、誰にかてわかるやろと、自信満々で言わせてもらう。
もうやめなはれ。
いくら謝罪しようが猛省しようが頑張ろうが、今の今まで、長い長い間受け継がれてきたええ加減体質と脳ミソは、どないもこないもならへん。
おんなじ人間と、おんなじ組織がやってる限りは。
土俵から放り出されることに危機感やて?
阿呆っ!
あんたらなんか、もっともっと、とっくの昔に放り出されてなあかんかってん。
もんじゅなんか、土俵どころか、日本から、世界から放り出したりたいわ!
旅の直前に、オーディションがあったことも原因やろうとは思う。
そもそも、旅中、腰痛や膀胱炎に悩まされることなく、無事に終えられただけでもありがたいと思う。
気になることは山積み。
あちこちから送られてくる記事やデータや報告文を読んでると、頭の中がいっぱいになってまうだけで、自分の考えが一向にまとまらん。
あかんあかん、これでは自分の記事として書けへん。
そんなこんなのトホホな状況やけれど、まあぼちぼち、焦らんとやっていこか、っちゅうところ。
↓以下は、もんじゅの件で、ちょっと古いもんから続けて載っけさせてもろた。
日本には、めちゃくちゃな数の核のバケモンが国土の上に乗っかってるのやけど、
その中でもこのバケモンは特別で、しかも役立たずで、膨大な金をムダ遣いしてて、しかもその金は、国民が知らんうちに払わされてたっちゅう代物。
それに小判ザメみたいにひっついてた者どもの、ふざけてんのか?と思えるほどの愚かっぷりが、この記事のあっちこっちから見えてくる。
もう、あかんやろ、こんなん。
もんじゅ再開中止命令で地元困惑 敦賀市長「調査と再開準備同時に」
【福井新聞】(2013年5月14日午前7時00分)
原子力規制委員会が、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開準備を見合わせるよう命じる方向で検討していることについて、地元や事業者には、困惑や驚きが広がっている。
同市の河瀬一治市長は13日、都内で記者団の取材に応じ、1万点近い機器の点検不備は「大きなミス」としながらも、
日本原子力研究開発機構の調査と運転再開の準備は、同時並行で行うよう原子力規制庁に申し入れたことを明らかにした。
河瀬市長はこの日、要請活動のため上京しており、規制庁を訪れ、森本英香次長と面談した際に、もんじゅについて、
「原子力機構の調査と同時に、運転再開に向けても(作業を)進めていけないか」と求めた。
森本次長からは、
「調査の報告を受け、それが認められれば、運転再開に向けて審議を行う」との説明があったという。
面談後、河瀬市長は記者団に、
「核燃料サイクルや放射性廃棄物の減量化技術の確立に向け、ある程度早い段階でもんじゅを動かして、研究成果を出す必要がある」と強調した。
一方、地元の原子力機構敦賀本部では、広報担当者が、
「規制委から何も言われていない状況で、コメントしようがない」と困惑した様子だった。
別の職員も、
「寝耳に水だ。こちらから規制委に確かめることもできず、もどかしい」。
敦賀市幹部は、
「事実かどうか知りたい」と原子力担当課に確認を指示。
県庁では、原子力安全対策課が、情報収集に追われた。
もんじゅがある同市白木に住み、かつて区長として誘致に関わった元市議の橋本昭三さん(84)は、
「安全は大事だが、規制委は、地元の意見を聞かずに一方的に決めつけるところがあり、ふに落ちない。今の時代に合わないやり方だ。地元に理由を説明すべきではないか」と指摘した。
一方、県内で、40年以上反原発活動を続ける明通寺住職の中嶌哲演さん(71)は、
「責任の所在がはっきりしない原子力機構の体質には、以前から不安を持っていた」と話し、「小手先の改善策でなく、速やかに廃炉にすべきだ」と訴えた。
同市選出の石川与三吉県議は、原子力機構の現状を、「緩んでいる」と批判。
「動かさないといけないと思い地元は頑張っているのに、何をしているんだ。何も前進していない」と憤り、規制委から厳しい措置を受けても仕方がない、と語った。
↑以上、転載おわり
記事を読んでの感想をちょいと。
原子力規制委員会がもんじゅの運転再開準備を見合わせるよう命じる方向で検討していることが、地元や事業者にとっては驚きであり、困惑でもある。
ほんまかいな……と思う。
困惑はまあアリとしても、驚きって……なんで?と思てまう。
それほど今の事態を分かってないのか、分かろうとせんのか、分かりとうないのか、地元や事業者っちゅうのは、それほどまでに疎うなってまうもんなんか……。
「核燃料サイクルや放射性廃棄物の減量化技術の確立に向け、ある程度早い段階でもんじゅを動かして、研究成果を出す必要がある」ちゅうのは市長。
「安全は大事だが、規制委は、地元の意見を聞かずに一方的に決めつけるところがあり、ふに落ちない。今の時代に合わないやり方」ちゅうのは元市議。
「動かさないといけないと思い地元は頑張っている」ちゅうのは現県議。
こんなんがうじゃうじゃいてるんでは、日本はまた領土を失うてまう。
では次。
原子力機構理事長「猛省している」 もんじゅ運転禁止命令経緯受け謝罪
【福井新聞】(2013年5月16日午後5時51分)
高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の点検漏れで、原子力規制庁は16日、日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長を呼び、池田克彦長官が、事実上の運転禁止となる命令の内容を説明した。
池田長官は、
「安全文化が劣化していると判断せざるを得ない」と指摘。
鈴木理事長は、
「深刻に受け止めている」と頭を下げた。
23日までに弁明の機会が与えられ、5月末にも正式に命令を出す。
規制委は、原子力機構の、安全に対する認識の甘さを問題視。
15日の会合で、再発防止体制が再構築されるまで、運転再開につながる準備作業をしないよう命じることを決めた。
池田長官は、
「もんじゅの安全確保を十分行う体制が整っていない。
これまで何度もトラブルを起こし、そのたびに根本原因分析を繰り返し行っていること自体、組織の体質が改善されていない」と、命令に至った経緯を説明。
鈴木理事長は、
「猛省している」と謝罪し、弁明に関して、「機構の考えを速やかに返答したい」と述べた。
終了後、鈴木理事長は、もんじゅの運転について、
「準備に1年近くかかり、今回の命令いかんにかかわらず物理的にかなり難しい」と、目指していた本年度中の運転再開は困難、との見通しを示した。
自身の進退や経営陣の処分については、「まずは弁明の検討が先」と言及を避けた。
鈴木理事長は16日、衆院の原子力問題調査特別委員会に参考人として出席し、
「福島第1原発の事故以降、国を挙げて信頼確保に努める中、このような事態を招き申し訳ない。いち早く信頼を確保したい」と謝罪した。
もんじゅ「土俵から放り出される」 運転禁止命令で所長が危機感
【福井新聞】(2013年5月31日午前7時08分)
原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令を受けた、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」の廣井博所長は30日、敦賀市のアトムプラザで記者団の取材に応じ、
「深刻に受け止め、深く反省している。(組織的に)足りない部分を、自らが主体的に改善していく」と述べた。
未点検機器の点検は、来年1月までに終える方針だが、できるだけ早く実施した上で、安全管理体制を含む対応結果を、規制委に報告するとした。
時期のめどは示さなかった。
「しっかりやらなければ、われわれは土俵から放り出されてしまう」と危機感を示す一方、
「所長の職場懇談会を始めたが、あれはプラント保全部の問題、という意識の人もいる」とし、組織全体の問題として受け止め切れていない点を認めた。
原子力機構が目指していた本年度中の運転再開については、
「今はそれどころではない。まず目の前の問題を解決することだ」と神妙な表情で語った。
もんじゅ:電源不備、監視装置停止 4時間半、国に情報伝送されず
【毎日新聞】2013年06月03日
3日午前0時5分ごろ、福井県敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅの「原子炉安全状態監視装置」が停止し、中央制御室で警報が鳴った。
同装置は、原子炉の温度や敷地内放射線量など、約130種類の情報を、国の防災ネットワーク「緊急時対策支援システム」(ERSS)に伝送しており、
約4時間半にわたり、情報が送られなかった。
運営する日本原子力研究開発機構によると、情報伝送を担うサーバーの電源が切れたのが原因。
再起動したところデータ送信が再開し、復旧したという。
ERSSは、事故時に原発から伝送されたデータを基に、炉心が溶融する時間など、事故の進展を予測するシステム。
原子力規制庁は、復旧までにトラブルが発生した場合には、電話や電子メールなどでデータを確実に提供するよう、原子力機構に指示。
復旧までに異常はなかったという。
原子力機構が、電源が切れた原因を調べている。
もんじゅは、約1万個の機器の点検漏れ問題で、原子力機構が、原子力規制委員会から、運転再開準備禁止命令を5月30日に受けたばかり。
今回のシステムは、点検漏れ機器には入っていない。
ERSSを巡っては、今年2月にも、全国の原発のデータが表示されなくなるトラブルが起きた。
【柳楽未来、鳥井真平】
ほんでこれは、今ついさっき見つけた、河野太郎氏の公式ブログ『ごまめの歯ぎしり』に書かれてた記事。
厄介な無用の長物
2013年06月04日
衆議院の決算行政監視委員会で、平成21年度から23年度までの決算の審査が始まった。
決算が3年間もたまってしまうことは珍しく、立法府の怠慢と言われてもしかたがない。
今日の総括質疑のトップバッターとして、新人の秋本真利代議士が質問に立った。
テーマは、独立行政法人日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター 核燃料サイクル工学研究所に建設された、リサイクル機器試験施設(RETF)だった。
RETFは、「これまでに得られた高速増殖炉燃料の再処理技術開発の成果を踏まえて、工学規模での試験を実施するため」と称して1995年に着工され、2000年に第1期工事を終えた。
このRETFは、高速増殖炉の使用済み核燃料を再処理するための技術を開発するためのものであり、もんじゅが動かず、高速増殖炉実用化に全くめどが立たない現状では、無用の長物である。
日本原子力研究開発機構のホームページをみると、RETFについて、「現在、本施設の利活用方策を検討しています」
建設したはいいが、使いみちがないので困っています、ということだ。
そして、東海研究開発センターにおいて、これまで支出した金額は、832億円(昭和63年度~平成23年度)にものぼる。
内訳
建設費817億円(昭和63年度~平成12年度)
維持管理費2億円(平成17年度~平成23年度)
固定資産税等13億円(平成12年度~平成23年度)
つまり、800億円以上かけて施設を建てたが必要なくなり、10年以上も放置してあるが、この無駄な建物のために、毎年1億円程度の固定資産税を払い続けている、ということを、秋本代議士が突っ込んだ。
核燃料サイクルの名前の下に、いったい無駄がいくら隠されているのだろうか。
これらはすべて、原発の隠されたコストだ。
↑以上、転載おわり
もうここまで読んでもろたら、誰にかてわかるやろと、自信満々で言わせてもらう。
もうやめなはれ。
いくら謝罪しようが猛省しようが頑張ろうが、今の今まで、長い長い間受け継がれてきたええ加減体質と脳ミソは、どないもこないもならへん。
おんなじ人間と、おんなじ組織がやってる限りは。
土俵から放り出されることに危機感やて?
阿呆っ!
あんたらなんか、もっともっと、とっくの昔に放り出されてなあかんかってん。
もんじゅなんか、土俵どころか、日本から、世界から放り出したりたいわ!