ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「極寒の女川町の浜辺で朝焼けを見たときに、曲を書いてもいいと言われた気がした」佐村河内 守さん

2013年06月18日 | 音楽とわたし
弟が、佐村河内守さんという作曲家のことを教えてくれた。
わたしはこの人のことを、今朝まで全く知らんかった。

昨年末、津波で母を失った石巻市の女児(10)と出会ったのをきっかけに、
被災地に何度も足を運び、女児や地元の人との会話から、曲の構想を得た。
今年2月には「死者と対話しないと曲は生まれない」と、女児の母が亡くなった女川町の海を望む浜辺で、一晩を過ごした。
朝焼けを見たときに、「曲を書いてもいいと言われた気がした」


わたしは今、毎日ちょこっとずつ、ようできても2小節ぐらいの進み具合で、作曲を続けてる。
わたしは耳がちゃんと聞こえるし、ほぼ健康やし、自分の家の中にピアノがあるし、子育ても終って時間もある。
凹んでる場合ちゃうがな。
そう背中を押してもろた気がした。

佐村河内さんは、今から15年前に聴力を完全に無くさはった。

以下は、ウィキペディアよりの抜粋

『抑鬱神経症や不安神経症、常にボイラー室に閉じ込められているかのような轟音が頭に鳴り響く頭鳴症、耳鳴り発作、腱鞘炎などに苦しみつつ、絶対音感を頼りに作曲を続ける。
特に、頭鳴症による耳鳴りについて、佐村河内は、
「父と母が、そして歴史が聞いた『原爆の音』。それを私の血がいま、聞いているのかもしれません」と述べている。
光を浴びることで、偏頭痛や耳鳴りの発作が誘発されるため、自宅では暗室に籠り、外出時には、光を避けるためのつばの広い帽子とサングラスを着用することを余儀なくされている』


弟が紹介してくれたんは、『無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ』


聴いた後、慌てて他の曲を調べた。

つい最近に、多分弟もこれを観て、 ど素人のくせに作曲に挑戦してる姉に教えたらな、と思てくれたんやと思う。


NHKスペシャル・『魂の旋律~音を失った作曲家~』



私が佐村河内さんと出会ったのは5年前。
以来、激しい耳鳴りや偏頭痛に苦しみながら、作品を生み出し続ける佐村河内さんを、ずっと見続けてきました。
大量の薬を服用し、生きていくだけでも困難な中、なぜ、作曲を続けるのか。
この問いに対し、佐村河内さんは、
「人生は苦である。苦難、闇の中にいるからこそ、真実の音をつかむことができる」と、折に触れお話されてきました。

同じ“ものを作る人間”として、その姿にいつも勇気をもらい、そのことを視聴者の方にも届けたいとの思いで、今回の番組を制作しました。

佐村河内さんは、
「自分の作品を聴くことができない悔しさとみじめさは、今も乗り越えられていない」と語ります。
それでもコンサート会場には、足を運ばれています。
理由は、お客さんの拍手の振動を感じることができ、それが唯一の救いだからとのことです。
私は、この先も、佐村河内さんの音楽に、拍手を送りたいと思います。

ディレクター 古賀淳也


「自分にできることは、まずは彼女の、そして彼女のママの魂を救うこと。僕は1人しか救えませんよ」

東日本大震災で、母親をなくした少女にささげるレクイエムの作曲にあたり、佐村河内さんが発したことばが、特に印象に残ったという声を、放送後、多くの方からいただきました。
佐村河内さんは言葉通り、膨大なメールのやりとりや、石巻に何度も足を運ぶなかで、少女の喪失感と対峙し、レクイエムを作曲されました。
そして完成後も、交流を続けています。
まだ10歳の少女は、ふだん悲しみを口に出したり、泣いたりすることはほとんどありません。
ただ、夜、祖母の精子さんと、手首をひもでつなぎ合わないと眠ることができない姿を見ると、その悲しみの深さを突きつけられます。

取材中、震災で失われたすべての命の背後に、こうした深い悲しみが横たわっていることに、改めて身がすくむ思いでいました。
佐村河内さんが、たった1人のために生み出した音楽が、今も悲しみのうちにある、多くの方々に届くよう願っています。

ディレクター 木下千種


そしてこの曲が、被災地でいろんな思いを抱えて生きておられる方々に、希望シンフォニーと名付けられ、聴かれている曲。


わたしもいつか、この曲の全曲を、せめてCDで聴きたいと思う。

あの日、広島の中学生が、違法を覚悟でネットに流し続けてくれたNHKの画面を見ながら、
津波にすべてを飲みこまれていく町を、川を、山を、そして人々や動物の姿を、立ったままずっと凝視した。
夜中で、すでに室温はずいぶん下がってた。
なんでこんなことに……と唖然とするばかりで、その喪失の大きさに言葉が全く出てこんかった。

続いて原発の恐ろしい事故が続けて起こり、その後から、想像を絶する政府の棄民が始まった。
2週間もすると、ネット上の新聞報道と、ツィッターやフェイスブックで流れてくる情報とが、かなりズレてることに気がついた。
そのことに怒り、非難をし、毎日パソコンにかじりついて、ネットで日本のことを調べ続けた。

その頃からや。
もうすっかり忘れてた、30年近くも前の、それもいきなり作れと言われて慌てて作った短い曲のテーマが、くり返しくり返しわたしの頭の中で鳴り出した。
なんでやろ?と思いながら、そのまんまにしてた。
1年経ってもまだ、なんかっちゅうと思い出す。
これはもう、日本を思う気持ちを音にせなあかんってことちゃうか。

作曲の教育を受けたこともない人間がと、ふと思たりもするし、ちゃんとできるんかいなと、ふと恐なることもある。
そして未だわたしは、被災地を訪れたこともなく、感じることのどれもこれもが、想像の域を出んままでいる。
それでもこの、日本への祈りの強さは、毎日どんどん強うなる。

曲を書いてもいいと言われた気がした。

国連人権理事会からの勧告に、ちゃんとやってるがな!と反論した日本政府……堕ちるとこまで堕ちました

2013年06月18日 | 日本とわたし
OurPlanetTVさんが、先の記事で話題にした、国連人権理事会から受けた報告書と勧告を、和訳してくれはった。
それをここに転載させてもらいます。

事細かなところまで、勧告に従うよう強く求めるとまず注意書きして、政府が今だおざなりにしたまんまの物事を指摘してくれてはる。
それに対して返ってきた政府からの言葉はというと、

うちはちゃんとやってんのに誤解されてる……。

自省も再考も全く見受けられんもんやった。

やっぱり最低や……。


「避難基準の厳格化を」日本に勧告~国連人権理事会



(国連人権理事会特別報告者アナンド・グローバー氏 去年11月撮影)
 
国連人権理事会は日本時間の24日未明、福島第一原発事故後の人権状況に関して、
国連特別報告者アナンド・グローバー氏の報告書と勧告を、サイトの公開した。
勧告では、
「子ども被災者支援法」の基本方針を、事故の影響を受けた住民や自治体とともに策定することや、
汚染レべルを年間1ミリシーベルト未満に下げるために、期間がきちんと明記した計画を早急に策定すること、を求めている。
 
勧告は、原発事故の初期対応、健康調査、放射線モニタリング、除染、透明性と説明責任の確保、賠償や救済措置、そして、政策の住民参加についての計31項目
中でも、健康調査については、
年間1ミリシーベルト以上の地域に居住する住民すべてに、健康管理調査をすることや、
甲状腺検査は、子どもだけでなく大人にも実施し、血液、尿検査なども行うよう求めるなど、10項目にわたった。
 
また、情報のアクセスや透明性についても言及しており、
健康検査の結果へのアクセスを容易にすることや、
原子力規制院会の委員と原子力産業の間に利害相反がないか、その関わりを公開するよう求めている。
 
これに対し、日本政府は声明を発表し、
報告書のドラフト段階で、日本政府は科学的、もしくは法律的観点から、事実誤認を明確にするためにコメントを提供してきた。
それにもかかわらず、我々の説明が正確に反映されていない箇所が、報告書に見受けられる
」と、
主張福島県健康基本調査のために、約800億円の財政支援を行っており、
避難区域に住んでいた住民を対象に、個人の被ばく量の測定、子どもの甲状腺検査、大人を含む血液検査、心臓の検査、妊娠と出生を行っている、などと反論した

   
国連特別報告者アナンド・グローバー氏・日本調査報告書勧告
 
原発事故の緊急時について

76. The Special Rapporteur urges the Government to implement the following recommendations in the formulation and implementation of its nuclear emergency response system:
原発事故の緊急時対応策の策定と実施に際し、日本政府は、以下の勧告に従うよう強く求める。
 
(a) Establish regularly updated emergency response plans that clearly demarcate the command structures and specify evacuation zones, evacuation centres, and provide guidelines for assisting vulnerable groups;
原発事故の緊急対策計画を定期的に見直し、確立すること。
指揮系統を明確に示し、避難地域や避難場所の特定や、弱者支援の指針を規定すること。

 
(b) Communicate disaster management plans, including response and evacuation measures, to residents of areas likely to be affected by a nuclear accident;
原発事故の影響を受ける危険性のある地域の住民と、事故対応や避難対策など、災害対策計画について協議すること。
 
(c) Release disaster-related information to the public as soon as a nuclear accident occurs;
原子力事故発生時には、即時に、災害関連情報を公表すること。
 
(d) Distribute promptly iodine prophylaxis before or as soon as the accident occurs;
原発事故発生時には、事前に、または即時に、ヨウ素剤を配布すること。
 
(e) Provide for prompt and effective usage of such technology as SPEEDI in gathering and disseminating information on affected areas;
被曝影響を受ける地域について、情報を収集し、情報提供するために、SPEEDIなどの技術を、迅速かつ効率的に活用すること。
 
健康調査に関して

77. With respect to health monitoring of the affected population, the Special Rapporteur urges the Government to implement the following recommendations:
原発事故の影響を受けた人々に対する健康調査について、日本政府は、以下の勧告に従うよう強く求める。
 
(a) Continue monitoring the impact of radiation on the health of affected persons through holistic and comprehensive screening for a considerable length of time and make appropriate treatment available to those in need;
長期にわたる、包括的かつ広範な調査を実施し、必要とする人に適切な処置・治療を行うことを通じて、放射能の健康影響を、継続的にモニタリングすること。
 
(b) The health management survey should be provided to persons residing in all affected areas with radiation exposure higher than 1 mSv/year;
年間1ミリシーベルト以上の地域に居住する人々に対し、健康管理調査を実施すること。
 
(c) Ensure greater participation and higher response rates in all health surveys;
すべての健康管理調査において、多くの人が受診できるよう保障し、調査の回収率を高めるようにすること。
(d) Ensure that the basic health management survey includes information on the specific health condition of individuals and other factors that may exacerbate the effect of radiation exposure on their health;
「基本調査」には、個人の健康状態と、被曝によって健康に影響を及す要素を含めること。
 
(e) Avoid limiting the health check-up for children to thyroid checks and extend check-ups for all possible health effects, including urine and blood tests;
子どもの健康調査は、甲状腺検査に限らず、尿検査や血液検査を含め、(被ばくの)影響を受ける可能性がある全ての健康調査に、範囲を拡大すること。
 
(f) Make follow-up and secondary examination for children’s thyroid check-up available to all requesting children and parents;
甲状腺検査のフォローアップと二次検査を、親や子が希望するすべてのケースで実施すること。
 
(g) Simplify children’s and their parents’ access to information regarding their test results, while ensuring the protection of private information;
個人情報を保護しつつも、検査結果に関する情報を、検査を受けた子どもや保護者が、容易に入手できるようにすること。
 
(h) Refrain from restricting examination for internal exposure to whole-body counters and provide it to all affected population including residents, evacuees, and to persons outside Fukushima prefecture;
内部被ばくの検査を、ホールボディーカウンターに限ることをやめ、住民や避難者、福島県外の人を含む、影響を受けた全ての人が、検査を受けられるようにすること。
 
(i) Ensure mental health facilities, goods and services are available to all evacuees and residents, especially vulnerable groups such as older persons, children and pregnant women;
全ての住民や避難者、とりわけ高齢者や子ども、妊婦などの弱者のために、心理的ケアを受けることのできる施設やもの、サービスを確保すること。
 
(j) Monitor the health effects of radiation on nuclear plant workers and provide necessary treatment.
原発労働者に対して、被ばくによる健康影響を調査し、必要な治療を行うこと。
 

被曝線量に関する政策について

78. The Special Rapporteur urges the Government to implement the following recommendations regarding policies and information on radiation dose
放射線量に関連する政策・情報提供に関し、日本政府は、以下の勧告に従うよう強く求める。
 
(a) Formulate a national plan on evacuation zones and dose limits of radiation by using current scientific evidence, based on human rights rather than on a risk-benefit analysis, and reduce the radiation dose to less than 1mSv/year;
最新の科学的根拠を用いて、避難区域や被ばく線量限度について、国としての計画を策定すること。
その際、リスク便益分析の立場ではなく、人権に基づいて、被曝限度を、年間1ミリシーベルト未満に抑えること。

 
(b) Provide, in schoolbooks and materials, accurate information about the risk of radiation exposure and the increased vulnerability of children to radiation exposure;
放射線の危険性と、子どもが被曝に対して感受性が高いという事実について、学校教材等で、正確な情報を提供すること。
 
(c) Incorporate validated independent data, including that from the communities, to monitor radiation levels.
放射性レベルの計測については、地域住民によるものも含め、有効な民間データを活用すること。
 

除染と瓦礫保管について

79. Regarding decontamination, the Special Rapporteur urges the Government to adopt the following recommendations:
除染について、日本政府は、以下の勧告に従うように強く求める。
 
(a) Formulate urgently a clear, time-bound plan to reduce radiation levels to less than 1mSv/year;
放射能レベルを、年間1ミリシーベルト未満に下げるため、時間目標を明確に定めた計画を、早急に策定すること。
 
(b) Clearly mark sites where radioactive debris is stored;
放射性瓦礫の保管場所を、明確に表示すること。
 
(c) Provide, with the participation of the community, safe and appropriate temporary and final storage facilities for radioactive debris;
地域住民尾の同意を得た上で、安全で適切な放射性瓦礫の、中間・最終貯蔵施設を整備すること。
 

情報公開について

80. The Special Rapporteur urges the Government to implement the following recommendations regarding transparency and accountability within the regulatory framework:
規制組織内部の透明性と説明責任について、日本政府は、以下の勧告に従うように強く求める。
 
(a) Require compliance of the regulatory authority and the nuclear power plant operators with internationally agreed safety standards and guidelines;
原子力規制委員会、および原発事業者は、国際的に合意された、安全基準や指針を遵守すること。
 
(c) Ensure disclosure by members of the Nuclear Regulation Authority of their association with the nuclear power industry;
原子力規制委員会の委員と原子力業界との関係について、情報を開示すること。
 
(d) Make information collected by the Nuclear Regulation Authority, including regulations and compliance of nuclear power plant operators with domestic and international safety standards and guidelines, publicly available for independent monitoring;
規制や、国内外の安全基準や指針に関する、原子力事業者の遵守状況など、原子力規制委員会が集めた情報は、外部から監視できるよう公開すること。
 
(e) Ensure that TEPCO and other third parties are held accountable for the nuclear accident and that their to pay compensation or reconstruction efforts is not shifted to taxpayers.
原発災害による損害について、東京電力等が責任をとることを確保し、かつその賠償・復興に関わる債務を、納税者に転嫁しないようにすること。
 

賠償や生活支援について

81. In relation to compensation and relief, the Special Rapporteur urges the Government to implement the following recommendations:
補償や救済措置について、日本政府は、以下の勧告に従うよう強く求める。
  
(a) Formulate, with the participation of the affected communities, the implementing framework under the Victims Protection Law;
原発事故の影響を受けた住民の参加を得て、「子ども被災者支援法」について、基本方針を策定すること。
 
(b) Include cost of reconstruction and restoration of lives within the relief package;
支援(救済)策には、復興と、人々の生活再建のためのコストを含めること。
 
(c) Provide free health check-ups and treatment that may be required for health effects from the nuclear accident and radiation exposure;
原発事故と、被曝の影響により生じた可能性のある健康影響について、無料の健康診断と治療を提供すること。
 
(d) Ensure that compensation claims by affected persons against TEPCO are settled without further delay;
東京電力に対する損害賠償請求が、遅滞なく解決するよう保証すること。
 

住民参加について

82. The Special Rapporteur urges the Government to ensure effective community participation, especially participation of vulnerable groups, in all aspects of the decision-making processes related to nuclear energy policy and the nuclear regulatory framework, including decisions regarding nuclear power plant operations, evacuation zones, radiation limits, health monitoring and compensation amounts.
原発の稼働、避難地域の指定、放射線量限界、健康調査、補償を含む原子力エネルギー政策と、原子力規制の枠組み等に関するすべての側面の意思決定プロセスに、
住民参加、特に、脆弱な立場のグループが参加するよう、日本政府に強く求める。


(OurPlanetTV仮訳 2013年5月28日)

 
国連人権理事会グローバー報告書全文(英文)2013年5月2日
http://www.ohchr.org/Documents/HRBodies/HRCouncil/RegularSession/Session...
日本政府の声明(英文) 2013年5月27日
http://www.ourplanet-tv.org/files/20130527_JapanStatement.pdf
日本政府の詳細な反論(英文)
http://www.ohchr.org/Documents/HRBodies/HRCouncil/RegularSession/Session...

国連でもウソを言い続ける日本政府!!ど~ん!!

2013年06月18日 | 日本とわたし
『フタバから遠く離れて』で、震災後の原発事故で避難生活を送る人々を描かはった舩橋淳監督。
その後も、再び震災をテーマに、『桜並木の満開の下に』という映画を撮らはった。
その舩橋監督のFacebookの画面上に、こんなメッセージがふたつ、発せられてた。
ぜひみなさんにも知っといてもらいたいと思い、ここに転載させてもらいます。


【国連でウソを言い続ける日本政府】

さる5月27日、ジュネーヴ国連人権理事会にて、「福島原発事故の避難基準を厳格化せよ」というアナンド・グローバー氏の勧告に対する、日本政府の回答。







①「事実誤認があり、避難基準も、国際的な専門家機関の勧告に基づくものだ」

②「福島県健康基本調査のために、約800億円の財政支援を行っており、
避難区域に住んでいた住民を対象に、個人の被ばく量の測定、子どもの甲状腺検査、大人を含む血液検査、心臓の検査、妊娠と出生を行っている」


ウソばっかり。

避難規模・損害賠償額を小さくするため、年間被ばく限度を20mSvに設定した、という内幕には一切触れず。

この回答書は、将来の「博物館行き」ですね。
いかに、日本政府が国民の被ばくについて、国際社会でウソを突き通したのか、証拠となりますので、みなさん保存しておいてください。


詳しくは、こちらでレポートされています。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1589

レポートの写真は、ジュネーヴで会議に出席した、井戸川前双葉町長に複写させていただきました。


そしてこれは、その井戸川前双葉町長からのお知らせです。



観光バスを借り切って、双葉町民が国会へ乗り込みます!

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20日午後1時から参議院会館で院内集会をやります。
双葉町民の嘆きを国会で言いまくります。
埼玉県騎西高校の避難所、福島県内とつくばの双葉コミュニティからも参加します。

井戸川克隆