秋原葉月さんが、1週間ほど前にBLOGOSに掲載しはった、24時間TV企画での、辛坊氏らの救助事件についての記事です。
なんも知らんと、テレビの言うことを鵜呑みにしながら観てた頃、わたしはこの24時間TVの企画の多くを、感動しながら観てたもんや。
辛坊氏かて、嫌いやなかった。
毎日いろんなことをいろんな角度から眺めるようになってから、社会の裏側がちょっとずつ見えてきて、それでボケてたことが少しずつはっきりしてきてからは、
いったい何を考えてるんや、何のためにやってるんや、ほんまに今大事なこと、やらなあかんこと、伝えなあかんことはなんやと思てるんやと、
これまで気にならんかった言葉や動作、それから企画のいちいちに、腹を立てたり呆れたり、虚しゅうなったりする。
辛坊氏の言動が異常やと思い始めたのは、葉月さんの記事の中にも書かれてる、例のイラクでの人質事件があった時。
ユーチューブで何回か観た、画面の中の辛坊氏の異様さは、わたしがその内容を旦那に伝えた時の旦那の反応が証明した。
TVも新聞も、今の日本でまず伝えなあかんことを伝えようとせえへん。
被災地の市町村の現状、人々の健康状態、原発の現場状況、除染の実情、輸出入の現実、汚染状況……etc。
日本中でなんとか支え合うていかなあかんこと、考えて対処せなあかんことを、毎日伝えていってこその報道やのに、
あんな重大な原発事故が起きた後でもなお、ボケてられた時代のまんま、とぼけた顔してしょうもない番組を流し続けてる。
ほんま、最低や。
いつか、日本がなんとか立ち直れた時、なんにも無かったような顔して誤摩化せると思たら、おっきな間違いやで!
それとみんな、非難する相手や物事を間違えんようにしてや。
問題の本質はどこか、なにが間違うてたからこうなったんか、それをよう考えてや。
責任を取らなあかん人は誰か、どうやったら物事が前向きに進むのか、ようよう考えてや。
↓以下、一部転載はじめ
辛坊氏がとるべき「自己責任」
24時間TVの企画で、辛坊氏らがヨットで太平洋横断に挑戦するも、ヨットが浸水、自衛隊に救助される事件がありました。
まず、辛坊氏達の命が無事に助かって、本当に良かったと思います。
誰かが死ぬのも、そのご家族が悲しむ姿を見るのも、私は嫌です。
辛坊氏が、過激な「自己責任論者」であることから、ちまたでは、1000万円ほどかかった救出費用を自己負担すべき(災害派遣要請を受け、自衛隊法にのっとり出動したため、救出費用は負担する必要がないそうです)、という声も上がっているようです。
でも、そんなことをする必要は全然無いです。
『日本人の生命の危機時、税金で救助する事に、私は賛成です。
こういう場合に税金が使われた事を、納税者の1人として嬉しく思います』
という、堤 理志 (堤さとし)長与町議会議員 @tsu_satoshi さんのツイに、私も賛成です。
しかし、辛坊氏は、別の「自己責任」をとる必要があります。
彼はかつて、イラクで人質になった高遠さん達に、自己責任だと、激しい非難を浴びせました。
辛坊氏はしばらく休業するそうですが、心身が癒えたら、是非ともTV出演するなどして、高遠さん達に謝罪すべきでしょう。
自分の過激な自己責任論を反省し、その過ちをきちんと認めて欲しいのです。
辛坊氏が取るべき「自己責任」は、救助費用の自己負担などではありません。
言論人として、小泉時代に急速に広まった、自己責任論の片棒を担いだことに対する、「自己責任」を取るべきなのです。
国民みんなが、今回の事をきっかけにして、国中が罹患している、殺伐とした「自己責任論」について、立ち止まって考え直して欲しいと思います。
それは、例えば、「自己責任論」に基づいて行われる、激しい生活保護バッシングを考え直すことにも繋がるでしょう。
もう一つ。
彼は、自分のブログを削除したようですが、これは不信を買います。
削除したブログはこちら
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Lz5ybUuFGGUJ:www.b-sailing.com/archives/date/2013/06/14+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=opera
辛坊氏は、この削除の件について、説明すべきでしょう。
そして、以前から、「感動」の押し売りがなんとも鼻につく24時間TVでしたが、
テレビ局が、「感動」を作り出すために、無謀な出航をさせたのだとしたら、その責任も問われるべきですし、
この番組自体を、問い直すべきだと思います。
なんも知らんと、テレビの言うことを鵜呑みにしながら観てた頃、わたしはこの24時間TVの企画の多くを、感動しながら観てたもんや。
辛坊氏かて、嫌いやなかった。
毎日いろんなことをいろんな角度から眺めるようになってから、社会の裏側がちょっとずつ見えてきて、それでボケてたことが少しずつはっきりしてきてからは、
いったい何を考えてるんや、何のためにやってるんや、ほんまに今大事なこと、やらなあかんこと、伝えなあかんことはなんやと思てるんやと、
これまで気にならんかった言葉や動作、それから企画のいちいちに、腹を立てたり呆れたり、虚しゅうなったりする。
辛坊氏の言動が異常やと思い始めたのは、葉月さんの記事の中にも書かれてる、例のイラクでの人質事件があった時。
ユーチューブで何回か観た、画面の中の辛坊氏の異様さは、わたしがその内容を旦那に伝えた時の旦那の反応が証明した。
TVも新聞も、今の日本でまず伝えなあかんことを伝えようとせえへん。
被災地の市町村の現状、人々の健康状態、原発の現場状況、除染の実情、輸出入の現実、汚染状況……etc。
日本中でなんとか支え合うていかなあかんこと、考えて対処せなあかんことを、毎日伝えていってこその報道やのに、
あんな重大な原発事故が起きた後でもなお、ボケてられた時代のまんま、とぼけた顔してしょうもない番組を流し続けてる。
ほんま、最低や。
いつか、日本がなんとか立ち直れた時、なんにも無かったような顔して誤摩化せると思たら、おっきな間違いやで!
それとみんな、非難する相手や物事を間違えんようにしてや。
問題の本質はどこか、なにが間違うてたからこうなったんか、それをよう考えてや。
責任を取らなあかん人は誰か、どうやったら物事が前向きに進むのか、ようよう考えてや。
↓以下、一部転載はじめ
辛坊氏がとるべき「自己責任」
24時間TVの企画で、辛坊氏らがヨットで太平洋横断に挑戦するも、ヨットが浸水、自衛隊に救助される事件がありました。
まず、辛坊氏達の命が無事に助かって、本当に良かったと思います。
誰かが死ぬのも、そのご家族が悲しむ姿を見るのも、私は嫌です。
辛坊氏が、過激な「自己責任論者」であることから、ちまたでは、1000万円ほどかかった救出費用を自己負担すべき(災害派遣要請を受け、自衛隊法にのっとり出動したため、救出費用は負担する必要がないそうです)、という声も上がっているようです。
でも、そんなことをする必要は全然無いです。
『日本人の生命の危機時、税金で救助する事に、私は賛成です。
こういう場合に税金が使われた事を、納税者の1人として嬉しく思います』
という、堤 理志 (堤さとし)長与町議会議員 @tsu_satoshi さんのツイに、私も賛成です。
しかし、辛坊氏は、別の「自己責任」をとる必要があります。
彼はかつて、イラクで人質になった高遠さん達に、自己責任だと、激しい非難を浴びせました。
辛坊氏はしばらく休業するそうですが、心身が癒えたら、是非ともTV出演するなどして、高遠さん達に謝罪すべきでしょう。
自分の過激な自己責任論を反省し、その過ちをきちんと認めて欲しいのです。
辛坊氏が取るべき「自己責任」は、救助費用の自己負担などではありません。
言論人として、小泉時代に急速に広まった、自己責任論の片棒を担いだことに対する、「自己責任」を取るべきなのです。
国民みんなが、今回の事をきっかけにして、国中が罹患している、殺伐とした「自己責任論」について、立ち止まって考え直して欲しいと思います。
それは、例えば、「自己責任論」に基づいて行われる、激しい生活保護バッシングを考え直すことにも繋がるでしょう。
もう一つ。
彼は、自分のブログを削除したようですが、これは不信を買います。
削除したブログはこちら
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Lz5ybUuFGGUJ:www.b-sailing.com/archives/date/2013/06/14+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=opera
辛坊氏は、この削除の件について、説明すべきでしょう。
そして、以前から、「感動」の押し売りがなんとも鼻につく24時間TVでしたが、
テレビ局が、「感動」を作り出すために、無謀な出航をさせたのだとしたら、その責任も問われるべきですし、
この番組自体を、問い直すべきだと思います。