ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

わたしら市民の力の出しどころ、毎日の買いもんでできる『いやなもんは買わんデモ』!レッツゴ~!

2013年06月10日 | 日本とわたし
あの、ゴリ押しやくざ企業のモンサントを、なんとまあ、ヨーロッパの市民が拒絶した?!
え?拒絶できるんや……と思てしまうわたしは弱虫やなあ……。
文句は言うけど、行動が伴うてないからやなあ……。

ヨーロッパ各地で、モンサント出ていけ~!というデモが、頻繁に行われてたのは知ってた。
けど、ここアメリカみたいに、反対しても反対しても、やっぱり結局はゴリ押されてしまうやろと思てた。

それがそれが!なんとまあ!モンサントが断念したやなんて!
なんちゅう素晴らしいこと!
市民が望んでないから。
ただその気持ちを、ゆるぎない気持ちを、行動に現したから。

日本も、TPP、ええんちゃいますのん♪とか、のんきなこと思てる場合ちゃいまっせ。

日本の得意技、いやや思たら買わん技、あれ使て使て!
賞味期限切れてたヤツ、なんかけったいなん混ぜてたヤツ、ウソついてたヤツ、みんな一斉にそんなんいらん!言うて買わんかったやん!
不買運動なんかわざわざ起こさんでも、暗黙の了解ともいえる同時多発不買行動が即できるお国柄やん!
それも全国一斉に。

農家の人かて、買うてもらえへんとわかったら作らはらへん。
わたしら一般の市民の、いっちゃんの力の出しどころは、毎日の買いもんちゃうやろか。
自分が楽しんだり食べたり使たりするために買う物の出所について、もっともっと真剣に考えなあかんのとちゃうやろか。
こんなもん買うててええんかいな。
これを買うことで、いったいどこのだれを助けることになるんかいな。
そもそもこれ、食べても、使てもええもんかいな。

デモに行けへん人かて、おかずの買い物には行く。
その時に、買い物デモをしてほしい。
買い物デモをするためには、モンサントのこと、自分で調べて知ってほしい。

モンサントのもんが簡単に流れ込むようになったら、食べもんはもちろんのこと、土も水も汚れるで~!
もうほんまに、毒に近い、放射能に匹敵するぐらいの汚染やで~!
これ以上、日本の未来を痛めつけるようなもん、入れんとこうな。
せめて、自分らの行動でなんとか止められるもんぐらい、止めたろうな。
な、な!


↓以下、小崎壮平さんのブログ『アメリカ経済ニュースBlog』より、転載させていただく。転載はじめ



ヨーロッパを『ギブアップ』したモンサント、市民の完全勝利!
Organic Authority によると、バイオ科学メーカーのモンサントは、EU(欧州連合)での、遺伝子組み換え(GM)作物の、認可へのロビー活動を断念した。

その理由としては、

1.農家からGM作物への需要がない
2.EU市民の大多数が遺伝子組み換え技術を受け入れない


この状況で、遺伝子組み換え認可への働きかけをすることは意味がない、ということだそうだ。

EUは、世界の農業マフィアのモンサントを、『諦めさせた』とてもいい事例となる。

市民がモンサントを求めなければ、農作物が売れないので、農家にとっても、効率的なGM作物を育てる意味がなくなる。

私たちは、人をがんにして不健康にする遺伝子組み換え作物は、断固拒否する必要がある

日本もモンサントに負けないようにがんばりましょう!

まだまだ、諦めるのは早い。
コメント (4)
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