今週末締切の、3つの大きなやるべきことが、無事に(多分……)終った。
作曲のバイオリンパートも書き終えて、相方のサラに送った。
猫の手でも、リスの手でも、この際なんでもええから貸してくれぇ~!と真剣に思ったこの週末。
窓の外では、やっぱりこの方が忙しい♪

わたしはほんの少し前まで、リスというのは、自分が木の実を埋めた所をちゃんと覚えていて、それを掘り返して食べるすごい動物だと思ってた。
彼らは、毎日毎日、枯れ葉をどっこいしょとよけては穴を掘り、木の実を取り出すとまた、葉っぱを元の場所に戻し、両手でペシペシと叩いて整える。
ところが、なんと、穴は当てずっぽうで掘ってるのだと、最近なにかの本で読んでしまった……。
世の中にはたま~に、こんなふうに、知らない方が楽しいことがある。
土曜日のレッスン(というか、発表会に向けての最後のあがき)を終えて、即マンハッタンへ。
初の撮影係の役目を果たしに、タートルベイ音楽学校の近くの公園に出かけた。
通りかかったロックフェラーの前に、クリスマス用の巨大なもみの木がもう運ばれていた。早っ!

マンハッタンは、一部を除いて、東西南北、こんなふうにキリリと真っ直ぐ!これが好き。

個人の顔写真と、アンサンブルのグループ写真、それと全体(といっても全員ではないけれども)写真、

あれこれ撮ってるうちに、1時間なんてすぐ経ってしまう。
あ~緊張したっ!
近くの軽食屋で、遅いランチのような、早い夕飯のような食事をし、家に戻ったらもうクタクタ。
かなり疲れがたまってきてる。
けども、生徒の発表会のトリで弾く曲が、まだまだ磨きが足りないので、気を振り絞って練習しようとしたら……、
それまで食事を作ったり、車でわたしの移動に付き合い、待ち、そしてまた運転と、なにやらずっとお世話係をしてくれてた旦那が、とうとうキレた。
うちは、ピアノが開けっぴろげの部屋にあるので、わたしが練習をし出すと、旦那はたいてい3階に避難する。
そうでないと、1階も2階も、ピアノの音だらけになってしまうからである。
普段ならそれほど気にならないかもしれないけれども、旦那も最近、落ち葉から出る埃やカビのアレルギーで、鼻や頭が痛い日が続いてた。
わかってるんやけどね……。
充分わかってるけど、この練習はすごく大事で、わたしもどちらかというと布団に入ってしまいたいぐらいクタクタやけど、でも、でも……。
30分だけでも、と言ってみたけれども、それでもダメだと言うので、本当に悲しくなってしまった。
よし、それなら、バンド時代に使ってたエレピ(鍵盤数が60ちょっとしかない)でやろう。
どうしても弾き辛いところの指番号を入れ、心配な部分の片手練習などとしてたら、
「弾いてもいいよ」と、ちょっと落ち着いたのか、旦那が言ってくれた。
ふぅ~……。
けどもやっぱり、かなり疲れてる。
こんなふうに、疲れきってるのに、それを押してさらに無理をする、という毎日が続いてた時……あの、世にも恐ろしい腎臓結石の発作が突然現れた。
そしてつい先日、教えてる最中に、今度は左脇腹と背中の方に、あの時とよく似たシクシクっとした痛みを感じて、ゾッとしたことを思い出した。
やめとこう。
思い切ってやめて、お風呂のお湯にゆっくり浸かろう。
翌日11月17日、ケネディ大統領が暗殺されて丁度50年経った日。
空は薄い灰色で、空気がいつもの百倍は湿ってて、そしてあたたかい。
雨が降らないことを祈りながら、朝からプログラムを1部と2部ともに、80枚ずつプリントアウトし、
連弾用の楽譜を順番通りにまとめ、昨日できなかった練習をしていたら、なんと、まなつちゃんが、お昼ご飯を作ってくれていた♪
焼き茄子の大根おろし和えと豚汁……うめぇ~……優しい気持ちがありがたくて、泣きそうになる。
しかも今日、手伝いたいと言ってくれて……ということで、自動的に次男君も手伝いスタッフに。
心強い助っ人3人と、いそいそと会場に出向いて行くと……。
教会のドアが、どうしても開かない。
なんでやねん?!
この教会で発表会をやるのは、う~ん、何回目やったっけか。
少なくとも3回はやったけど、こんなことは初めて。
これまでは、開始時間の1時間前に行っても、必ず部屋の準備係の人たちが居て、すでに椅子などを並べてくれていた。
だんだんと生徒や生徒の親御さん、親戚、友だち家族などの車がやって来て……それでもし~ん……。
いよいよマズい!これはかなりマズい!と思ってると、
なんと、神父さんがたまたま通りかかってくれて(←これを奇跡と呼ばずになにを奇跡と言う?なんちて)、無事に教会の中に入ることはできた。
でも……な~んも用意できてへんし……。
もうこうなったらおとうさんおかあさん総動員で!
ということで、椅子運びや机の移動などの力仕事はお父さんたちが、休憩時のおやつや飲み物の設置はお母さんたちが、ものすごくテキパキとやってくださった。
その間にわたしはピアノをグイグイと真ん中に移動させ、

とかやってると、いつの間にやって来たのか、教会の人が近づいてきて、今日のこの会は予定表に書かれてなかった、などと言う。
こういうイベントの日程調整をする人間が新人なもんで、ミスしたのではないかと。
なるほど、それはどうも。
そんなこと言われても、わたしが持ってる契約書には、きちっと17日の3時半から7時までと印刷されてあるのだから。
まあでもこれで、部屋の支度係の人たちの支払い分が浮いた。
これを来年の分に回そうではないか。
無事に開始!

どんどんお客さまが増えてきて、

司会担当の旦那。

次男君は、警備と、うるさい子たちの見張り番。目が鋭い。

最後の、ビオラとピアノのアンサンブル『エレジー』

毎年、発表会当日に思うことやけど、生徒たちってすごい。
ギリギリのギリギリまで、どうなるかなあと胃が痛うなるぐらいに心配やった生徒までもが、表情たっぷりに弾き終えていく。
なんとすてきなことよ。
また明日から、来年の発表会に向かってがんばろ~ね♪
作曲のバイオリンパートも書き終えて、相方のサラに送った。
猫の手でも、リスの手でも、この際なんでもええから貸してくれぇ~!と真剣に思ったこの週末。
窓の外では、やっぱりこの方が忙しい♪

わたしはほんの少し前まで、リスというのは、自分が木の実を埋めた所をちゃんと覚えていて、それを掘り返して食べるすごい動物だと思ってた。
彼らは、毎日毎日、枯れ葉をどっこいしょとよけては穴を掘り、木の実を取り出すとまた、葉っぱを元の場所に戻し、両手でペシペシと叩いて整える。
ところが、なんと、穴は当てずっぽうで掘ってるのだと、最近なにかの本で読んでしまった……。
世の中にはたま~に、こんなふうに、知らない方が楽しいことがある。
土曜日のレッスン(というか、発表会に向けての最後のあがき)を終えて、即マンハッタンへ。
初の撮影係の役目を果たしに、タートルベイ音楽学校の近くの公園に出かけた。
通りかかったロックフェラーの前に、クリスマス用の巨大なもみの木がもう運ばれていた。早っ!

マンハッタンは、一部を除いて、東西南北、こんなふうにキリリと真っ直ぐ!これが好き。

個人の顔写真と、アンサンブルのグループ写真、それと全体(といっても全員ではないけれども)写真、

あれこれ撮ってるうちに、1時間なんてすぐ経ってしまう。
あ~緊張したっ!
近くの軽食屋で、遅いランチのような、早い夕飯のような食事をし、家に戻ったらもうクタクタ。
かなり疲れがたまってきてる。
けども、生徒の発表会のトリで弾く曲が、まだまだ磨きが足りないので、気を振り絞って練習しようとしたら……、
それまで食事を作ったり、車でわたしの移動に付き合い、待ち、そしてまた運転と、なにやらずっとお世話係をしてくれてた旦那が、とうとうキレた。
うちは、ピアノが開けっぴろげの部屋にあるので、わたしが練習をし出すと、旦那はたいてい3階に避難する。
そうでないと、1階も2階も、ピアノの音だらけになってしまうからである。
普段ならそれほど気にならないかもしれないけれども、旦那も最近、落ち葉から出る埃やカビのアレルギーで、鼻や頭が痛い日が続いてた。
わかってるんやけどね……。
充分わかってるけど、この練習はすごく大事で、わたしもどちらかというと布団に入ってしまいたいぐらいクタクタやけど、でも、でも……。
30分だけでも、と言ってみたけれども、それでもダメだと言うので、本当に悲しくなってしまった。
よし、それなら、バンド時代に使ってたエレピ(鍵盤数が60ちょっとしかない)でやろう。
どうしても弾き辛いところの指番号を入れ、心配な部分の片手練習などとしてたら、
「弾いてもいいよ」と、ちょっと落ち着いたのか、旦那が言ってくれた。
ふぅ~……。
けどもやっぱり、かなり疲れてる。
こんなふうに、疲れきってるのに、それを押してさらに無理をする、という毎日が続いてた時……あの、世にも恐ろしい腎臓結石の発作が突然現れた。
そしてつい先日、教えてる最中に、今度は左脇腹と背中の方に、あの時とよく似たシクシクっとした痛みを感じて、ゾッとしたことを思い出した。
やめとこう。
思い切ってやめて、お風呂のお湯にゆっくり浸かろう。
翌日11月17日、ケネディ大統領が暗殺されて丁度50年経った日。
空は薄い灰色で、空気がいつもの百倍は湿ってて、そしてあたたかい。
雨が降らないことを祈りながら、朝からプログラムを1部と2部ともに、80枚ずつプリントアウトし、
連弾用の楽譜を順番通りにまとめ、昨日できなかった練習をしていたら、なんと、まなつちゃんが、お昼ご飯を作ってくれていた♪
焼き茄子の大根おろし和えと豚汁……うめぇ~……優しい気持ちがありがたくて、泣きそうになる。
しかも今日、手伝いたいと言ってくれて……ということで、自動的に次男君も手伝いスタッフに。
心強い助っ人3人と、いそいそと会場に出向いて行くと……。
教会のドアが、どうしても開かない。
なんでやねん?!
この教会で発表会をやるのは、う~ん、何回目やったっけか。
少なくとも3回はやったけど、こんなことは初めて。
これまでは、開始時間の1時間前に行っても、必ず部屋の準備係の人たちが居て、すでに椅子などを並べてくれていた。
だんだんと生徒や生徒の親御さん、親戚、友だち家族などの車がやって来て……それでもし~ん……。
いよいよマズい!これはかなりマズい!と思ってると、
なんと、神父さんがたまたま通りかかってくれて(←これを奇跡と呼ばずになにを奇跡と言う?なんちて)、無事に教会の中に入ることはできた。
でも……な~んも用意できてへんし……。
もうこうなったらおとうさんおかあさん総動員で!
ということで、椅子運びや机の移動などの力仕事はお父さんたちが、休憩時のおやつや飲み物の設置はお母さんたちが、ものすごくテキパキとやってくださった。
その間にわたしはピアノをグイグイと真ん中に移動させ、

とかやってると、いつの間にやって来たのか、教会の人が近づいてきて、今日のこの会は予定表に書かれてなかった、などと言う。
こういうイベントの日程調整をする人間が新人なもんで、ミスしたのではないかと。
なるほど、それはどうも。
そんなこと言われても、わたしが持ってる契約書には、きちっと17日の3時半から7時までと印刷されてあるのだから。
まあでもこれで、部屋の支度係の人たちの支払い分が浮いた。
これを来年の分に回そうではないか。
無事に開始!

どんどんお客さまが増えてきて、

司会担当の旦那。

次男君は、警備と、うるさい子たちの見張り番。目が鋭い。

最後の、ビオラとピアノのアンサンブル『エレジー』

毎年、発表会当日に思うことやけど、生徒たちってすごい。
ギリギリのギリギリまで、どうなるかなあと胃が痛うなるぐらいに心配やった生徒までもが、表情たっぷりに弾き終えていく。
なんとすてきなことよ。
また明日から、来年の発表会に向かってがんばろ~ね♪