きーこさんをはじめとする、さまざまな方々からのソースを寄せ集めて、4号機の核燃料取り出し作業について、自分なりにまとめてみました。
作業予定日が8日となっていて、わたしはなんとか、その開始を止めたいと思っていました。
けれども、これといった決め手になる方法が見つからなくて、焦る心を抑えながら、呼びかけていました。
そしたら……なんと、開始予定日3日前になって、いきなり延期をするというニュースが流されました。
え?まさか、声が届いたか?
驚きと安堵の混じった心で、その記事を読んでみると、
『実証実験をしてなかったから、それをしてから始めようということになり……』
バカか、この会社は?
どこまでスットボケたことを、あっけらかんと言うてるのか?
ここまでとことん、危機感の無い会社というのがあるのですね。
というわけで、この作業が必要であることは重々承知していますが、作業を担当する企業に、全く信頼を置くことができないのです。
それで、いろいろとみなさんに問いかけをしてきました。
せめて、公聴会を開かせて、起こり得る失敗や事故を、どのように想定しているのか、
そしてその想定に対し、どのような対策が用意されており、それを作業が開始される前に、全国民(少なくとも、影響を受ける可能性がある地域の住民全員)に、きちんと周知させているのか、
作業の一切を、隠匿することなく、報道する準備は整っているのか、
そういうことをきちんとさせることは、地球規模の汚染の元凶国の主権者として、当たり前の責任だと思います。
この作業を、いくら急務を要するといえ、東電のような一企業に任せるようなことを許してはなりません。
この作業は、世界に向かって「政府一丸となって取り組む」と言い放った安倍氏が、その公約を実現すべく、取り組むことです。
政治的に組織された行動部隊を早急に作り、すべての資源を投入し、政府、あるいは首相が、その責任を負う。
そういう状況に追い込むことが、みなさんそれぞれの人生を守る一番の道だと、わたしは思います。
公聴会を開かせる。
そして、政府に、この作業の責任を持たせる。
もう本当に時間がありません。
脳ミソが沸騰するぐらい考えて、策を練り、行動してください!
小出:
4号機の使用済み燃料プールの中には、使用済み燃料が今はまだ眠っている訳ですけれども、
その中には、広島原爆の14000発分ある。
岩上:
ね……、もう、それは何回聞いてもため息が出る……。
小出:
これまでに放出した分の約100倍がまだ、いまはプールの底にあるんですね。
で、毎日のように余震もあって、プールはもう、爆発で宙吊りのような状態になっているわけで、
そのプールが崩壊するようなことになれば、大変なことになるだろうなと、私は思っていますので、
とにかく、一刻も早く、今プールの底にある使用済み核燃料を、少しでも危険の少ない場所に移すべきだと思ってきましたし、
東京電力も、そう思ってきたのですね。
ですからそのために、移すためのクレーンを設置しようとして、そのクレーンを設置するための巨大な建屋を、まず建ててきたわけですね。
多分もう、クレーンも設置するでしょうけれども、
今年の11月かあるいは12月になれば、今、プールの底に沈んでいる使用済み燃料を、吊りだす作業が始められると言っているんですね。
ですから私は、それをなんとか始めて欲しいと思っていますけれども、
使用済み燃料プールの中には、1331体の、使用済みになった燃料があるんです。
それを単に、水中、プールから吊りだしたら、周りにいる人がバタバタ死んでしまいますので、
巨大なキャスクというのをプールの底に沈めて、そのキャスクを、多分20体位は入ると思うのですが、
使用済み燃料を入れて、蓋をして、クレーンでつり上げてですね。
岩上:
水と一緒にですよね。
小出:
もちろん。
水底にまず、容器を沈めて、水浸しの容器の中に使用済み燃料を入れて、蓋をして、
水が入った状態で、吊りだすわけですね。
で、重さは100トンを超えていますので、巨大なクレーンがないといけないわけで、そのクレーンを、今設置している訳です。
で……それが上手くできるか?という事が、まず心配なんですね。
もう、使用済み燃料プール自身が破損しているし、その上に、いろんながれきが落っこっているんですね。
そうすると、使用済み燃料も、多分なにがしかは損傷しているだろうし、
それをきちんと、キャスクの中にまず入れるという事自身が、困難かもしれない。
岩上:
ロボットかなんかを使うんですかね?
小出:
使用済み燃料の交換機というのが、もともとあるわけですし……。
それはもう、爆発で吹き飛んで無いので、今は。
ですから、新しい使用済み燃料交換機をつくって、たぶん今それを準備しているんだと。
岩上:
なんだかのアームで、そういうものを取り除きながら、入れるんですよね。
小出:
そうです。
アームを落として、ちょっとつり上げて、横にずらしてキャスクを中に入れて、それを1331体、こうやってやるわけですね。
途中で、だから吊り落としたりすれば、使用済み燃料がまた、破損したりする。
そうなるとまた、放射能が噴き出してきてしまいますので、
岩上:
破損した時に、だから核分裂が起きるという訳ではない
小出:
多分それはないと、私は思っています。
怖いのは、放射能がどれだけ外に出てきてしまうか?と。
岩上:
そうするとまた、被ばく故、作業がそこに近づいて出来ないと、
小出:
労働者が被ばくをしてしまうし、作業がしばらく出来ないという事になると思います。
ですから、本当にその1331体分をきちっとやれるかどうかが不安だし、
一体どれだけの時間がかかってしまうのかな?ということも不安なのです。
でも、少なくても私はやるべきだと思っています。
それで4号機に関しては、これまで準備もしてきたわけだし、
4号機というのは比較的、その、私たちがオペレーションフロアと呼んでいるところの汚染が少ないので、
やってほしいと思っています。
2013/09/15
< 日本語訳・字幕↓:Jo2Rayden >
福島原発4号機の地震で歪曲した核燃料ラック、プールに落ちた屋根。
核燃料棒は折れ、移動できないだろう。
Gundersen: Fukushima Unit 4 fuel racks distorted from quake and roof falling into pool ― Nuclear rods likely to snap and won't be able to be removed http://www.nuclearhotseat.com/nuclear...
アーニー・ガンダーセン氏:
核燃料ラックをタバコ一箱と見なし、たばこを引き抜こうとします。
たばこを引き抜くと、うまく出れば良いでしょう。
しかし、箱が曲がっている場合、たばこを引き抜くと箱が壊れます。
そう、彼らが福島第一4号機で遭遇する問題です。
核燃料ラックは、地震で曲がっています。
屋根は落ち、さらに燃料ラックを曲げました。
正味の影響は、核燃料の束"ラックの中のたばこ"を引き抜くと幾つかを折るでしょう。
核燃料棒を折る場合、再び放射能を放出します。
私の推測では、クリプトン85のガスやセシウムも放出され、ストロンチウムも放出されるでしょう。
彼らは、恐らく2、3日の間、建物から撤退せねばならなくなるでしょう。
発生する放射性ガスを、煙突で大気上へ送るでしょう。
キセノンを除くことができないので、除染することはできません。
したがって、彼らは大気中に放射性キセノンを押し出し、
すべての放射性ガスを建物から除去し、次に中へ戻り、再び作業をするでしょう。
核燃料の問題は、一束より多くの数が存在するでしょう。
次の年、あるいは次の2年、彼らが、すべての燃料を移動しなくても、私は驚かないでしょう。
彼らは、激しく引きすぎたくないので、
もしくは、もし激しく引く場合、燃料を破損し、建物内部に放射能漏れを引き起こすでしょう。
ですから、4号機から燃料を取り出す工程が2個目の問題で、私が挙げる最優先事項です。
しかし、それは容易ではないでしょう。
東京電力は、これを容易なものとして描いています。
正常な原子炉では、これはすべてコンピューターで終えます。すべては完全に垂直に引かれます。
何も今は垂直ではなく、燃料ラックは曲がっています。
すべて手動で行われなければならなくなるでしょう。
正味の影響は、それが実際に困難な仕事であるということ。
もし彼らが燃料のうちの幾つかを折り、移動することが出来なくても、私は驚かないでしょう。
-END-
↑以上のような、専門家の大きな懸念と恐れに対し、作業を一手に引き受ける東電は……、
めっちゃ楽観的で自信満々!!ど~ん!!
まるで、通常時にやってきたんと全く同じやからと言わんばかり?!
この、通常とはかけ離れた非常時において、それを認識することができない人間に、責任を負うつもりもないことは一目瞭然。
この作業は、一企業などに任せるような種類のものではありません。
特に、これまでずっと、東電がどのような態度で、収束作業に対してきたか、それはもうみなさんが一番よく知ってるはずです。
政治的に組織された行動部隊。
これを、一時間でも早く作り、全責任は首相である安倍氏がとる。
政府一丸となってと、彼は世界に宣言したではありませんか。
わたしはこの、↓以下の、宮台氏の意見に賛成します。
http://www.youtube.com/watch?v=j0hiyxcWukIより抜粋・文字起こし
宮台真司氏:
平時と非常時は違う。
非常時になって、通常の枠組みの中で、おまえのせいだ、いや違う、みたいな話をしている場合じゃなくなった時に動き出す、そのパワーが、本当の主権なのだ。
最大のポイントは、そういう通常市民社会の中で、責任を負わせられるのはイヤだなとか、お前が悪い、お前が責任を取れみたいな責任を、
すべていっぺんに上書きしてしまうような、巨大な責任を引き受けるような、政治的な主体が出てこない場合には、この問題は解決できない。
一企業などには任せられない。
私が責任を持って、政治的な決断で、ありとあらゆるリソースを導入して、事に当たる。
今回は東電に任せられないので、政治的に組織された行動部隊がそれをやる。
失敗したら、私の責任であるが、しかしそれでもかまわない。
東電に任せるよりも、成功の可能性が少しでもあるのであれば、失敗したら、私がすべての責任を被る、ということを覚悟の上で、
政治的に行動部隊を組織し、すべての資源を投入する。
作業予定日が8日となっていて、わたしはなんとか、その開始を止めたいと思っていました。
けれども、これといった決め手になる方法が見つからなくて、焦る心を抑えながら、呼びかけていました。
そしたら……なんと、開始予定日3日前になって、いきなり延期をするというニュースが流されました。
え?まさか、声が届いたか?
驚きと安堵の混じった心で、その記事を読んでみると、
『実証実験をしてなかったから、それをしてから始めようということになり……』
バカか、この会社は?
どこまでスットボケたことを、あっけらかんと言うてるのか?
ここまでとことん、危機感の無い会社というのがあるのですね。
というわけで、この作業が必要であることは重々承知していますが、作業を担当する企業に、全く信頼を置くことができないのです。
それで、いろいろとみなさんに問いかけをしてきました。
せめて、公聴会を開かせて、起こり得る失敗や事故を、どのように想定しているのか、
そしてその想定に対し、どのような対策が用意されており、それを作業が開始される前に、全国民(少なくとも、影響を受ける可能性がある地域の住民全員)に、きちんと周知させているのか、
作業の一切を、隠匿することなく、報道する準備は整っているのか、
そういうことをきちんとさせることは、地球規模の汚染の元凶国の主権者として、当たり前の責任だと思います。
この作業を、いくら急務を要するといえ、東電のような一企業に任せるようなことを許してはなりません。
この作業は、世界に向かって「政府一丸となって取り組む」と言い放った安倍氏が、その公約を実現すべく、取り組むことです。
政治的に組織された行動部隊を早急に作り、すべての資源を投入し、政府、あるいは首相が、その責任を負う。
そういう状況に追い込むことが、みなさんそれぞれの人生を守る一番の道だと、わたしは思います。
公聴会を開かせる。
そして、政府に、この作業の責任を持たせる。
もう本当に時間がありません。
脳ミソが沸騰するぐらい考えて、策を練り、行動してください!
小出:
4号機の使用済み燃料プールの中には、使用済み燃料が今はまだ眠っている訳ですけれども、
その中には、広島原爆の14000発分ある。
岩上:
ね……、もう、それは何回聞いてもため息が出る……。
小出:
これまでに放出した分の約100倍がまだ、いまはプールの底にあるんですね。
で、毎日のように余震もあって、プールはもう、爆発で宙吊りのような状態になっているわけで、
そのプールが崩壊するようなことになれば、大変なことになるだろうなと、私は思っていますので、
とにかく、一刻も早く、今プールの底にある使用済み核燃料を、少しでも危険の少ない場所に移すべきだと思ってきましたし、
東京電力も、そう思ってきたのですね。
ですからそのために、移すためのクレーンを設置しようとして、そのクレーンを設置するための巨大な建屋を、まず建ててきたわけですね。
多分もう、クレーンも設置するでしょうけれども、
今年の11月かあるいは12月になれば、今、プールの底に沈んでいる使用済み燃料を、吊りだす作業が始められると言っているんですね。
ですから私は、それをなんとか始めて欲しいと思っていますけれども、
使用済み燃料プールの中には、1331体の、使用済みになった燃料があるんです。
それを単に、水中、プールから吊りだしたら、周りにいる人がバタバタ死んでしまいますので、
巨大なキャスクというのをプールの底に沈めて、そのキャスクを、多分20体位は入ると思うのですが、
使用済み燃料を入れて、蓋をして、クレーンでつり上げてですね。
岩上:
水と一緒にですよね。
小出:
もちろん。
水底にまず、容器を沈めて、水浸しの容器の中に使用済み燃料を入れて、蓋をして、
水が入った状態で、吊りだすわけですね。
で、重さは100トンを超えていますので、巨大なクレーンがないといけないわけで、そのクレーンを、今設置している訳です。
で……それが上手くできるか?という事が、まず心配なんですね。
もう、使用済み燃料プール自身が破損しているし、その上に、いろんながれきが落っこっているんですね。
そうすると、使用済み燃料も、多分なにがしかは損傷しているだろうし、
それをきちんと、キャスクの中にまず入れるという事自身が、困難かもしれない。
岩上:
ロボットかなんかを使うんですかね?
小出:
使用済み燃料の交換機というのが、もともとあるわけですし……。
それはもう、爆発で吹き飛んで無いので、今は。
ですから、新しい使用済み燃料交換機をつくって、たぶん今それを準備しているんだと。
岩上:
なんだかのアームで、そういうものを取り除きながら、入れるんですよね。
小出:
そうです。
アームを落として、ちょっとつり上げて、横にずらしてキャスクを中に入れて、それを1331体、こうやってやるわけですね。
途中で、だから吊り落としたりすれば、使用済み燃料がまた、破損したりする。
そうなるとまた、放射能が噴き出してきてしまいますので、
岩上:
破損した時に、だから核分裂が起きるという訳ではない
小出:
多分それはないと、私は思っています。
怖いのは、放射能がどれだけ外に出てきてしまうか?と。
岩上:
そうするとまた、被ばく故、作業がそこに近づいて出来ないと、
小出:
労働者が被ばくをしてしまうし、作業がしばらく出来ないという事になると思います。
ですから、本当にその1331体分をきちっとやれるかどうかが不安だし、
一体どれだけの時間がかかってしまうのかな?ということも不安なのです。
でも、少なくても私はやるべきだと思っています。
それで4号機に関しては、これまで準備もしてきたわけだし、
4号機というのは比較的、その、私たちがオペレーションフロアと呼んでいるところの汚染が少ないので、
やってほしいと思っています。
2013/09/15
< 日本語訳・字幕↓:Jo2Rayden >
福島原発4号機の地震で歪曲した核燃料ラック、プールに落ちた屋根。
核燃料棒は折れ、移動できないだろう。
Gundersen: Fukushima Unit 4 fuel racks distorted from quake and roof falling into pool ― Nuclear rods likely to snap and won't be able to be removed http://www.nuclearhotseat.com/nuclear...
アーニー・ガンダーセン氏:
核燃料ラックをタバコ一箱と見なし、たばこを引き抜こうとします。
たばこを引き抜くと、うまく出れば良いでしょう。
しかし、箱が曲がっている場合、たばこを引き抜くと箱が壊れます。
そう、彼らが福島第一4号機で遭遇する問題です。
核燃料ラックは、地震で曲がっています。
屋根は落ち、さらに燃料ラックを曲げました。
正味の影響は、核燃料の束"ラックの中のたばこ"を引き抜くと幾つかを折るでしょう。
核燃料棒を折る場合、再び放射能を放出します。
私の推測では、クリプトン85のガスやセシウムも放出され、ストロンチウムも放出されるでしょう。
彼らは、恐らく2、3日の間、建物から撤退せねばならなくなるでしょう。
発生する放射性ガスを、煙突で大気上へ送るでしょう。
キセノンを除くことができないので、除染することはできません。
したがって、彼らは大気中に放射性キセノンを押し出し、
すべての放射性ガスを建物から除去し、次に中へ戻り、再び作業をするでしょう。
核燃料の問題は、一束より多くの数が存在するでしょう。
次の年、あるいは次の2年、彼らが、すべての燃料を移動しなくても、私は驚かないでしょう。
彼らは、激しく引きすぎたくないので、
もしくは、もし激しく引く場合、燃料を破損し、建物内部に放射能漏れを引き起こすでしょう。
ですから、4号機から燃料を取り出す工程が2個目の問題で、私が挙げる最優先事項です。
しかし、それは容易ではないでしょう。
東京電力は、これを容易なものとして描いています。
正常な原子炉では、これはすべてコンピューターで終えます。すべては完全に垂直に引かれます。
何も今は垂直ではなく、燃料ラックは曲がっています。
すべて手動で行われなければならなくなるでしょう。
正味の影響は、それが実際に困難な仕事であるということ。
もし彼らが燃料のうちの幾つかを折り、移動することが出来なくても、私は驚かないでしょう。
-END-
↑以上のような、専門家の大きな懸念と恐れに対し、作業を一手に引き受ける東電は……、
めっちゃ楽観的で自信満々!!ど~ん!!
まるで、通常時にやってきたんと全く同じやからと言わんばかり?!
この、通常とはかけ離れた非常時において、それを認識することができない人間に、責任を負うつもりもないことは一目瞭然。
この作業は、一企業などに任せるような種類のものではありません。
特に、これまでずっと、東電がどのような態度で、収束作業に対してきたか、それはもうみなさんが一番よく知ってるはずです。
政治的に組織された行動部隊。
これを、一時間でも早く作り、全責任は首相である安倍氏がとる。
政府一丸となってと、彼は世界に宣言したではありませんか。
わたしはこの、↓以下の、宮台氏の意見に賛成します。
http://www.youtube.com/watch?v=j0hiyxcWukIより抜粋・文字起こし
宮台真司氏:
平時と非常時は違う。
非常時になって、通常の枠組みの中で、おまえのせいだ、いや違う、みたいな話をしている場合じゃなくなった時に動き出す、そのパワーが、本当の主権なのだ。
最大のポイントは、そういう通常市民社会の中で、責任を負わせられるのはイヤだなとか、お前が悪い、お前が責任を取れみたいな責任を、
すべていっぺんに上書きしてしまうような、巨大な責任を引き受けるような、政治的な主体が出てこない場合には、この問題は解決できない。
一企業などには任せられない。
私が責任を持って、政治的な決断で、ありとあらゆるリソースを導入して、事に当たる。
今回は東電に任せられないので、政治的に組織された行動部隊がそれをやる。
失敗したら、私の責任であるが、しかしそれでもかまわない。
東電に任せるよりも、成功の可能性が少しでもあるのであれば、失敗したら、私がすべての責任を被る、ということを覚悟の上で、
政治的に行動部隊を組織し、すべての資源を投入する。