秘密保護法案の検討過程は黒塗り
赤嶺氏 即刻開示を求める
日本共産党の赤嶺政賢議員は、11日の衆院国家安全保障特別委員会で、
秘密保護法案策定の最も基本的な文書である、有識者会議報告書の作成にあたって、
関係省庁間で交わされた文書の大半が、非開示(黒塗り)として国民から隠されており、
国会審議の前提を欠いているとして、速やかな開示を求めました。
報告書は、民主党政権下の2011年8月に、「秘密保全のための法制の在り方に関する有識者会議」がまとめたもの。
赤嶺氏は、同報告書作成の過程で、秘密漏えいの罰則最高刑を、懲役5年にするか、10年にするかなどの、
法案をめぐる重要な変更が行われていることを指摘。
報告書には防衛、外務、法務、警察など、関係省庁も意見を出しているものの、関連文書の大半が黒塗りであることを示しながら、
「国民の基本的人権の制限に関わる重大法案だ。なぜ各省庁からの意見を明らかにしないのか」と追及しました。
森雅子担当相は、
「開示を前提にしていくことは当然だ。個人情報などを除いては原則すぐに開示すべきもの」と答弁。
一方、谷垣禎一法相は、
「全部公表する必要があるか疑問だ」などと、開示に後ろ向きな姿勢を示しました。
衆院国家安全保障特別委員会で、日本共産党の赤嶺政賢議員が示した政府提出資料。
秘密保護法案に関して、各関係省庁の意見が記述してあるが、
「外務省意見」というタイトルなどの文字以外は、すべて黒塗りされている。
↑以上は、新聞『あかはた』から転載させていただきました。
少し前に、こんな写真をツィッターで見つけました。
いずれにせよ、なんというバカげたことだろうと思います。
そんなバカげたことを、仕事でやってる人は、いったいどういう人たちなのかと思います。
インクはもったいないし、用紙だってもったいない。
こんな意味の無いことを、堂々と、当たり前だ!とふんぞり返ってやっている人を、わたしは心から軽蔑します。
そして、こんなことが当たり前に行われてる国会に、怒りを感じずに、しゃあないやんと放置してる人を、わたしは心から残念に思います。