学者とマスコミが人類を破滅に導く
浜岡原発は南海地震、東海地震、富士山噴火と、どれが起こっても危ない
小澤紀夫 (40代 大阪 営業、企画 )13/08/05 PM11
国際的な外交官として知られる、元国連職員の松村昭雄氏が、富士山の噴火による新たな原発事故を心配しています。
浜岡原発です。
南海地震、東海地震、富士山噴火と、どれが起こっても危ない位置にあるからです。
カレイドスコポープ~日本の責任:富士山噴火のリスクと原子力発電所
2013年7月31日By松村昭雄リンクから紹介します。
もし富士山が噴火したら?
この質問は、無作為で挑発的なものに思えるかもしれません。
しかし、考えなければならない問題です。
福島原子力発電所の大惨事を引き起こした、2011年3月の東北大地震が、2年以内の富士山噴火の要因になるのではと、科学者達に懸念をあたえています。
幾つかの兆候、マグマ溜りの圧力上昇、近くの湖の水面低下、地殻の亀裂など、300年間休眠している火山が、最近の地震活動に影響されていることを示しています(Japan Todayの記事)。
2013年7月27日に公表された、日本の産業技術総合研究所の調査では、
富士山は、過去二千年の間に、47回噴火していると結論づけたことを、読売新聞が報じています。
大地震(マグニチュード9以上)が起これば、3年以内に火山が噴火するという、有効性の高い前例があります。
2004年12月26日:インドネシアのスマトラ地震(M9.2)
↓↓↓
2005年4月12日:タラン(Talang)火山噴火。
2005年3月13日:西ジャワのタンクバンプラフ(Tangkuban Perahu)火山噴火。
1964年3月27日:米国アラスカ地震(M9.2)
↓↓↓
1966年1月24日、リダウト(Redoubt)火山噴火。
1960年5月22日:チリのヴァルディビア(Valdivia)地震(M9.5)
↓↓↓
1960年5月24日、コルドン・カウジェ(Cordon Caulle)火山噴火。
火山の噴火がいつ起るかは、誰にも正確な予測はできません。
しかし、噴火の起る可能性を(それが1年、5年、20年、100年以内であろうと)無視することは、危険で無責任なことです。
原子力発電所近くの、火山の予測不可能な噴火の話(未曾有の事態)をするのは、人騒がせな事と論判する人もいるでしょうが、私はそれを、責任あることと思います。
原子力は現実のものです。
そして地震も噴火も、他の自然災害、人為的災害も、また現実なのです。
政府と公益事業社は、10年、100年の間に起る災害が、大きな原子力事故を引き起こすことを現実視し、
電力との引き換えに、直面するリスクがあるということを、国民に説明しなければなりません。
この点の、原子力に関する議論は、まだ不十分です。
私の大きな懸念は、福島原発を建設する際に、大地震や津波の可能性を軽視したと同じように、
政府や科学者達は、また、富士山の噴火は予測不可能だ、というかも知れないことです。
ましてや、原子力発電所が、その日本の聖像である火山の陰に、存在するのですから。
静岡県御前崎市にある、浜岡原子力発電所のことが、とても心配です。
2011年5月6日、管直人首相は、マグニチュード8以上の地震が、30年以内に起きることが、87%の確率で予測されることから、発電所の停止を要請しました。
今日現在(2013年8月)でも、その使用済燃料は、更に3年以上、プールで冷却することが必要なのです。
火砕流、水、火山灰、噴石が、原子力発電所の電源喪失を起こし、原子力圧力容器と、原子炉格納容器の冷却装置を途絶することは、科学者でなくともわかります。
噴火は、火山灰、噴石を、数週間出し続けることもあり、それが緊急修理を妨げる可能性もあります。
私は、事が起きた場合に、最も安全な措置は、プールの中の使用済燃料を移動すること、と理解していますが、
移動には、長い時間を要する手順が必要です。
そして、次に 根本的な疑問です。
それをいったい、どこに運ぶのでしょうか?
日本は、リスクがあると思われる原子力発電所が、富士山の周りにいくつあるのか考えたのでしょうか?
私たちは、原子力発電所の廃炉には、約50年はかかるのだということを、過小評価してはなりません。
2013年4月に、全ての原子炉は、段階的になくさなければならないと、米国原子力規制委員会のグレゴリー・ヤツコ前委員長が述べました。
高い評価を受ける、原子力専門家のゴードン・エドワード博士が、この発言の意味を、以前私達に説明してくれました。
ヤツコ氏は、全ての潜在的に危険な機械は、その全てを完全に停止できる「緊急停止スイッチ」を備えているべきである、 という、最も基本的な認識に至りました。
原子力発電炉には、それが無いのです。
ですから、ヤツコ委員長は、全ての原子炉は、段階的に廃止すべきである、という結論を出したのです。
原子力発電炉は、完全に停止させることはできないのです。
どんなに緊急な場合であろうとも、です。
とんでもない構造欠陥です!
止めることのできない自動車や、消せない火事を、想像してみてください。
日本はすでに、54基の原子力発電所を、建設しました。
私達は、天災と核物質という、悪い組み合わせの確率に、永遠に勝ち続けることはできません。
福島の原発事故から私が学んだ主な教訓は、原子力の永続性です。
それが、人間のミスによるものであろうと、自然災害によるものであろうと、テロ攻撃によるものであろうと、
いかなる原子力事故も、放射線と健康へのリスクを、少なくとも数百年にわたって私たちに残す、ということです。
日本は、電力と引き換えに直面するリスクについて、国民に正直でなければなりません。
浜岡原発2号は東海地震に耐えられない
設計者が語る
谷口雅春 07/13 2005
72年当時、自分が担当していた部分は、原子炉圧力容器内の炉心支持構造物であった。
(マーカー着色部分)
実際に原子炉設計に携わり、「データを偽造して地震に耐えうることにする」との会議に立ち会ったことから、
技術者の良心で辞表を出した経緯を公表し、警鐘を鳴らした設計者。
しかし、電力会社を広告主にもつ大手マスコミは、この事実を取り上げず、行政に知らせても音沙汰なし。
東海地震が起きれば、関東・関西一円に、放射能汚染が広まる危険性は高く、早急な対策が必要だ。
「このままでは大変なことになる」という、設計者の決意の証言を報じる。
(取材・代筆、佐々木敬一)
私は、1969年に、東京大学工学部舶用機械科の修士課程を修了後、東芝子会社の「日本原子力事業」に入社し、
1972年当時は、申請直前だった、中部電力の浜岡原子力発電所2号機(静岡県御前崎市)の設計に携わっていました。
東芝が、浜岡原発の受注先の一つで、私は、東芝に出向中でした。
浜岡2号機の設計者は数十人で、1「炉心構造物設計」、2「制御棒設計」、3「汽水分離機・蒸気乾燥器設計」の3つのチームに分かれていました。
私は1に所属し、核燃料を支える、炉心支持構造物といわれる箇所を担当していました。
原子炉の中心的な部分です。
必要なデータを私が集計し、それをもとに、計算担当者が耐震計算を行っていました。
◇「この数値では地震がくると、もたない」
ところが、1972年5月頃、驚くべき事態が起こりました。
部門ごとの設計者の代表が集まった会議で、計算担当者が、
「いろいろと計算したが無理だった。この数値では、地震がくると浜岡原発はもたない」と発言したのです。
原因は、第一に、浜岡原発建設地の岩盤が弱いこと、第二に、核燃料集合体の固有振動数が、想定地震の周波数に近いため、とのことでした。
第一の、「岩盤が軟弱」という点では、
浜岡原発の建設地は、150年前に発生した安政の大地震など、200年周期でM8クラスの地震が起きており、
岩盤が断層、亀裂だらけで、地震に非常に弱い地盤です。
しかも、今後起こるといわれる東海大地震の震源域は、駿河湾といわれており、その駿河湾の震源地が、ちょうど浜岡原発の真下に位置しているのです。
第二の、「固有振動数」については、
地震が起きた際には、周波数があります。
その周波数と、核燃料集合体の固有振動数が近い場合は、地面と燃料集合体が共振し、何倍も大きく振れることになります。
耐震計算の結果、浜岡原発の核燃料搭載部分は、その共振が著しく、地震が起きたらもたない、との結果が出たのです。
◇3つの偽造
会議では、さらに驚くべきことに、計算担当者が、「データを偽造し、地震に耐えうるようにする」と述べました。
偽造は三点でした。
第一に、岩盤の強度を測定し直したら、浜岡原発以前に東電が建設した福島原発なみに、岩盤は強かった、ということにする。
第二に、核燃料の固有振動数を実験値ではなく、技術提供先である米ゼネラル・エレクトニック社(GE)の推奨値を使用することで、地震の周波数は近くないことにする。
第三に、原発の建築材料の粘性を、実際より大きいこととし、これにより、地震の振動を減退していることとする。
私は、それを聞いて「やばいな」と思い、しばらく悩んだ末に、上司に、会社を辞める旨を伝えました。
自分の席に戻ったところ、耐震計算結果が入った、三冊のバインダーが無くなっていました。
そのため、証拠となるものは、何も持っておりません。
技術者の良心から日本原子力事業を辞することに。
その時の辞表。
受理を伝える手紙だけ来たが、その後3ヶ月、音沙汰なし。
それから1ヵ月位慰留を受けた後、私は技術者の良心に従い、警告の意味を込めて、退社しました。
この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
【シミュレーションの状況設定】
■事故想定:突然、1~4号炉のうち2号炉がメルトダウン事故(BWR1タイプ)。
■事故原因:ミサイルテロ、東海地震、等考えられるが、ここでは特定しない。
■風向き:年間のうち御前崎で観測される約7割の南西風(偏西風)
■日時:実測の大気データ2002年8月9日で拡散した場合
◆放射性物質発生データ提供:京大原子炉実験所(小出裕章助手)
◆拡散分布シミュレーション計算協力:鈴木基雄(元日本気象協会調査部)
引用: 「浜岡原発、巨大地震対策虹のネットワーク」より
↑以上、転載おわり
浜岡原発は南海地震、東海地震、富士山噴火と、どれが起こっても危ない
小澤紀夫 (40代 大阪 営業、企画 )13/08/05 PM11
国際的な外交官として知られる、元国連職員の松村昭雄氏が、富士山の噴火による新たな原発事故を心配しています。
浜岡原発です。
南海地震、東海地震、富士山噴火と、どれが起こっても危ない位置にあるからです。
カレイドスコポープ~日本の責任:富士山噴火のリスクと原子力発電所
2013年7月31日By松村昭雄リンクから紹介します。
もし富士山が噴火したら?
この質問は、無作為で挑発的なものに思えるかもしれません。
しかし、考えなければならない問題です。
福島原子力発電所の大惨事を引き起こした、2011年3月の東北大地震が、2年以内の富士山噴火の要因になるのではと、科学者達に懸念をあたえています。
幾つかの兆候、マグマ溜りの圧力上昇、近くの湖の水面低下、地殻の亀裂など、300年間休眠している火山が、最近の地震活動に影響されていることを示しています(Japan Todayの記事)。
2013年7月27日に公表された、日本の産業技術総合研究所の調査では、
富士山は、過去二千年の間に、47回噴火していると結論づけたことを、読売新聞が報じています。
大地震(マグニチュード9以上)が起これば、3年以内に火山が噴火するという、有効性の高い前例があります。
2004年12月26日:インドネシアのスマトラ地震(M9.2)
↓↓↓
2005年4月12日:タラン(Talang)火山噴火。
2005年3月13日:西ジャワのタンクバンプラフ(Tangkuban Perahu)火山噴火。
1964年3月27日:米国アラスカ地震(M9.2)
↓↓↓
1966年1月24日、リダウト(Redoubt)火山噴火。
1960年5月22日:チリのヴァルディビア(Valdivia)地震(M9.5)
↓↓↓
1960年5月24日、コルドン・カウジェ(Cordon Caulle)火山噴火。
火山の噴火がいつ起るかは、誰にも正確な予測はできません。
しかし、噴火の起る可能性を(それが1年、5年、20年、100年以内であろうと)無視することは、危険で無責任なことです。
原子力発電所近くの、火山の予測不可能な噴火の話(未曾有の事態)をするのは、人騒がせな事と論判する人もいるでしょうが、私はそれを、責任あることと思います。
原子力は現実のものです。
そして地震も噴火も、他の自然災害、人為的災害も、また現実なのです。
政府と公益事業社は、10年、100年の間に起る災害が、大きな原子力事故を引き起こすことを現実視し、
電力との引き換えに、直面するリスクがあるということを、国民に説明しなければなりません。
この点の、原子力に関する議論は、まだ不十分です。
私の大きな懸念は、福島原発を建設する際に、大地震や津波の可能性を軽視したと同じように、
政府や科学者達は、また、富士山の噴火は予測不可能だ、というかも知れないことです。
ましてや、原子力発電所が、その日本の聖像である火山の陰に、存在するのですから。
静岡県御前崎市にある、浜岡原子力発電所のことが、とても心配です。
2011年5月6日、管直人首相は、マグニチュード8以上の地震が、30年以内に起きることが、87%の確率で予測されることから、発電所の停止を要請しました。
今日現在(2013年8月)でも、その使用済燃料は、更に3年以上、プールで冷却することが必要なのです。
火砕流、水、火山灰、噴石が、原子力発電所の電源喪失を起こし、原子力圧力容器と、原子炉格納容器の冷却装置を途絶することは、科学者でなくともわかります。
噴火は、火山灰、噴石を、数週間出し続けることもあり、それが緊急修理を妨げる可能性もあります。
私は、事が起きた場合に、最も安全な措置は、プールの中の使用済燃料を移動すること、と理解していますが、
移動には、長い時間を要する手順が必要です。
そして、次に 根本的な疑問です。
それをいったい、どこに運ぶのでしょうか?
日本は、リスクがあると思われる原子力発電所が、富士山の周りにいくつあるのか考えたのでしょうか?
私たちは、原子力発電所の廃炉には、約50年はかかるのだということを、過小評価してはなりません。
2013年4月に、全ての原子炉は、段階的になくさなければならないと、米国原子力規制委員会のグレゴリー・ヤツコ前委員長が述べました。
高い評価を受ける、原子力専門家のゴードン・エドワード博士が、この発言の意味を、以前私達に説明してくれました。
ヤツコ氏は、全ての潜在的に危険な機械は、その全てを完全に停止できる「緊急停止スイッチ」を備えているべきである、 という、最も基本的な認識に至りました。
原子力発電炉には、それが無いのです。
ですから、ヤツコ委員長は、全ての原子炉は、段階的に廃止すべきである、という結論を出したのです。
原子力発電炉は、完全に停止させることはできないのです。
どんなに緊急な場合であろうとも、です。
とんでもない構造欠陥です!
止めることのできない自動車や、消せない火事を、想像してみてください。
日本はすでに、54基の原子力発電所を、建設しました。
私達は、天災と核物質という、悪い組み合わせの確率に、永遠に勝ち続けることはできません。
福島の原発事故から私が学んだ主な教訓は、原子力の永続性です。
それが、人間のミスによるものであろうと、自然災害によるものであろうと、テロ攻撃によるものであろうと、
いかなる原子力事故も、放射線と健康へのリスクを、少なくとも数百年にわたって私たちに残す、ということです。
日本は、電力と引き換えに直面するリスクについて、国民に正直でなければなりません。
浜岡原発2号は東海地震に耐えられない
設計者が語る
谷口雅春 07/13 2005
72年当時、自分が担当していた部分は、原子炉圧力容器内の炉心支持構造物であった。
(マーカー着色部分)
実際に原子炉設計に携わり、「データを偽造して地震に耐えうることにする」との会議に立ち会ったことから、
技術者の良心で辞表を出した経緯を公表し、警鐘を鳴らした設計者。
しかし、電力会社を広告主にもつ大手マスコミは、この事実を取り上げず、行政に知らせても音沙汰なし。
東海地震が起きれば、関東・関西一円に、放射能汚染が広まる危険性は高く、早急な対策が必要だ。
「このままでは大変なことになる」という、設計者の決意の証言を報じる。
(取材・代筆、佐々木敬一)
私は、1969年に、東京大学工学部舶用機械科の修士課程を修了後、東芝子会社の「日本原子力事業」に入社し、
1972年当時は、申請直前だった、中部電力の浜岡原子力発電所2号機(静岡県御前崎市)の設計に携わっていました。
東芝が、浜岡原発の受注先の一つで、私は、東芝に出向中でした。
浜岡2号機の設計者は数十人で、1「炉心構造物設計」、2「制御棒設計」、3「汽水分離機・蒸気乾燥器設計」の3つのチームに分かれていました。
私は1に所属し、核燃料を支える、炉心支持構造物といわれる箇所を担当していました。
原子炉の中心的な部分です。
必要なデータを私が集計し、それをもとに、計算担当者が耐震計算を行っていました。
◇「この数値では地震がくると、もたない」
ところが、1972年5月頃、驚くべき事態が起こりました。
部門ごとの設計者の代表が集まった会議で、計算担当者が、
「いろいろと計算したが無理だった。この数値では、地震がくると浜岡原発はもたない」と発言したのです。
原因は、第一に、浜岡原発建設地の岩盤が弱いこと、第二に、核燃料集合体の固有振動数が、想定地震の周波数に近いため、とのことでした。
第一の、「岩盤が軟弱」という点では、
浜岡原発の建設地は、150年前に発生した安政の大地震など、200年周期でM8クラスの地震が起きており、
岩盤が断層、亀裂だらけで、地震に非常に弱い地盤です。
しかも、今後起こるといわれる東海大地震の震源域は、駿河湾といわれており、その駿河湾の震源地が、ちょうど浜岡原発の真下に位置しているのです。
第二の、「固有振動数」については、
地震が起きた際には、周波数があります。
その周波数と、核燃料集合体の固有振動数が近い場合は、地面と燃料集合体が共振し、何倍も大きく振れることになります。
耐震計算の結果、浜岡原発の核燃料搭載部分は、その共振が著しく、地震が起きたらもたない、との結果が出たのです。
◇3つの偽造
会議では、さらに驚くべきことに、計算担当者が、「データを偽造し、地震に耐えうるようにする」と述べました。
偽造は三点でした。
第一に、岩盤の強度を測定し直したら、浜岡原発以前に東電が建設した福島原発なみに、岩盤は強かった、ということにする。
第二に、核燃料の固有振動数を実験値ではなく、技術提供先である米ゼネラル・エレクトニック社(GE)の推奨値を使用することで、地震の周波数は近くないことにする。
第三に、原発の建築材料の粘性を、実際より大きいこととし、これにより、地震の振動を減退していることとする。
私は、それを聞いて「やばいな」と思い、しばらく悩んだ末に、上司に、会社を辞める旨を伝えました。
自分の席に戻ったところ、耐震計算結果が入った、三冊のバインダーが無くなっていました。
そのため、証拠となるものは、何も持っておりません。
技術者の良心から日本原子力事業を辞することに。
その時の辞表。
受理を伝える手紙だけ来たが、その後3ヶ月、音沙汰なし。
それから1ヵ月位慰留を受けた後、私は技術者の良心に従い、警告の意味を込めて、退社しました。
この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
【シミュレーションの状況設定】
■事故想定:突然、1~4号炉のうち2号炉がメルトダウン事故(BWR1タイプ)。
■事故原因:ミサイルテロ、東海地震、等考えられるが、ここでは特定しない。
■風向き:年間のうち御前崎で観測される約7割の南西風(偏西風)
■日時:実測の大気データ2002年8月9日で拡散した場合
◆放射性物質発生データ提供:京大原子炉実験所(小出裕章助手)
◆拡散分布シミュレーション計算協力:鈴木基雄(元日本気象協会調査部)
引用: 「浜岡原発、巨大地震対策虹のネットワーク」より
↑以上、転載おわり