ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

溶けた核燃料の行方も海の汚染の止め方も知らず、なのに世界中から、体が資本の選手を呼び集める狂気!

2014年05月19日 | 日本とわたし
オリンピックの準備は、着々と進められてしまっているのでしょうか?
もうあちこちで、立ち退きや工事が、始められてしまってるのでしょうか?
オリンピックがあるからと、新しく線路とかが敷かれてしまっているのでしょうか?
大手の土建屋や広告代理店がまた、ウハウハと大儲けしているのでしょうか?

あの大ウソを聞いた日には、頭がクラクラするほど呆れてしまいましたが、まさか、いくらなんでも、あそこまでのウソはつき通せないのではないかと、
そういう、一抹の希望をもっていたのですが……。
今だに、オリンピック、がんばりましょう!とかいう方向で進んでしまっているのでしょうか?

こんな、膨大な量の溶けた核燃料などという、とんでもなくおぞましい物が、いったいどこでどういう状態であるのか、それすら誰も知らない、
アルプスかエベレストか、なんか知りませんけども、漏れてる汚染水を完全ブロックできるとかいう大嘘も、すっかりデタラメだとバレてるのに、
どうしてまだ、オリンピックみたいなもんができるというままで、社会は日を過ごしているんでしょうか。

原発の再稼働のゴリ押し、基地の問題、移してるだけの除染、集団的自衛権やの特定秘密保護法案やの、
どうしようもなく愚かしいことを次から次へとやろうとする政府や企業を相手に、もうヘトヘトやねん……というのは、心の底からわかります。
けれども、それでも、止めなければならないことは止めなければなりません。

キーワードは100万人。

デモにせよ署名にせよ、いっぺんに100万人。

そんなことは絶対に無理だと思うなら、まずは自分の暮らしている町の議会で、陳情意見をしてみませんか?
税金が正しく使われていない。
日本の軍事費は、アメリカ、中国、イギリス、フランス、ドイツに次いで世界6位。
25年度は、前年に比べ、防衛費が351億円増額の4兆6,804億円。
せめてうちの町から、税金を、防衛費と同率でしかない教育環境の方にもっと回そう、という提案を国にして欲しいというような。
議員ひとりひとりと直に話し、この提案を議題に上げるようお願いし、議会を傍聴しながら、賛成するよう目力で促す。

法案などももちろん、町レベルで話し合えることですし、原発は地元である無しに関わらず、国レベルで考えるべき物事なのですから。

なんだか気の遠くなるような話ですが、そんな町がひとつふたつみっつよっつと、どんどん増えて、そんな町ばっかりになったら、
それはもう、大きな成果に、100万人につながります。 

↓以下の記事(茶色の文字をクリックしてください)に、安倍首相がいかにデタラメを公の場で述べたかがわかる内容が書かれています。
参考にしてください。

汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻
【東京新聞】2014年5月17日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする