今日は、法律上は21年目の、実際には22年目の、結婚記念日です。
我々には三つの記念日があります。
琵琶湖のほとりで暮らしが始まった日、手作りの慎ましい式をした日、そして大阪の区役所で正式に結婚届けを出した日。
どれもこれも、今でもくっきりと、その日の空気の色や重さまでをも思い出すことができるほどに、わたしの心の中ではとても大切な日です。
22年のうち8年間は大津で、そして今日までの14年間はこちらで、そろそろ、日本で過ごした時間の倍になろうとしています。
幼かった息子たちは、もうすっかり大人になって、それぞれの道を歩んでいるし、
旦那も鍼灸師として10年目を迎え、わたしなどはもう、ピアノを教え始めて40年近くにもなる、だから6才の生徒からは「おばあちゃんより年上?!」と驚かれたりするバアちゃん先生。
あの日、その長屋を紹介してくれた不動産屋のおじさんと、大家の夫婦以外は誰も知らず、無一文、無信用で始まった大変な暮らしでしたが、
足の裏に大地の存在がしっかりと感じられたこと、本当に苦しかったけれども、全く後悔が無かったこと、
絶対に、今より悪くはならないと信じられたこと、そしてなによりも、傷つけた人たちのことを忘れずに、だから余計に前向きに生きようと誓ったこと、
正直に思ったことを言ってもよいし泣いてもよい、なんでも話し合っていこうと言ってくれるパートナーを得られたことは、
何ものにも代え難い、とても大きな、無宗教のわたしが言うのもなんですけれども、神さまからの贈り物でした。
今日はそのお祝いに、マンハッタンの『JAZZ STANDARD』での、ランディ・ウェストン アフリカン・リズムのライブを聞きに行きました。
ここ数日はずっとこんな感じの空で、雷つきのゲリラ雨が続いています。
で、このアイアン・ビルが目の前に現れるとついつい……もう何回載せてんねん!と、旦那に呆れられてるのですが……。
このライブ・ハウスは初めて。
ふむふむ……いい感じ。
一階はレストラン。なので我々は地下に降りていきます。
ほどほどに広くて、席もまあ、食事がゆったりとできるくらいのゆとりがあります。
良い席をとりたくて、少し早めに行ったので、舞台がほど良く見える席に座れました。
そこからバーの方を見ると、こんな感じ。
あれれ?
まさかこんな所でこの方に会えるとは?!
スタスタと歩いて行って、「前はすんごいファンでした。いっぱい本を読みました。
『そうだ、村上さんに聞いてみよう』の中でも一度、お話ししたことなんかもあるんです!なのでサインしてください!」と言ってしまいたかったのですが、
なんかのエッセイで、くつろいでいる時に、そんなふうに話しかけられるのがすごくイヤ、みたいなことを書いておられた記憶があったので、
しかもお隣には、多分奥様のヨーコさんが座っておられたし、その前には、美人の秘書?さんもいらっしゃったので……やめときました。
ベースのアレックスさん。
彼の演奏の凄まじさは、いったいどうしたら伝えられるのでしょうか♪
そうだ、彼に教えてもらったここ⇒ http://www.alexblakebass.com を覗いてみてください。
本番中は、録音も撮影も禁止されていたので、残念ながら写せなかったのですが、ランディさん、もうほんまに、マジで88才なんですかぁ~?と真剣に聞きたいほどに、
パワフルで、渋くて、繊細で、ほんでもっていつもニコニコと楽し気な、すごいライブを聞かせてくださいました。
↓これは、2008年の『Blue Moses Dakota Jazz Club』での演奏です。
ベースとアフリカン・ドラムは、今日のメンバーと同じ方々なので、だいたいの雰囲気を感じていただけるかと思います。
彼は、旦那が京都で暮らしていた時の憩いの場『ラッシュライフ』のオーナー、てっちゃんとチャキさん夫婦が主催する、上賀茂神社コンサートの常連さんでもあります。
なのでもちろん、ご挨拶をば。
そして出口でアレックスさんとばったり!
クィーンズに住んでる彼は、めっちゃ気さくに、メルアドとかを教えてくださったりして……。
初めて見た!回転寿司屋さん。
明後日の月曜日は『メモリアル・デー』なので、エンパイア・ステート・ビルディングは国旗色。
信号で止まっている間に。
また次の記念日まで、軽いジャブの交換なんかをし合いながら、ぼちぼち仲良うやっていきましょね♪
我々には三つの記念日があります。
琵琶湖のほとりで暮らしが始まった日、手作りの慎ましい式をした日、そして大阪の区役所で正式に結婚届けを出した日。
どれもこれも、今でもくっきりと、その日の空気の色や重さまでをも思い出すことができるほどに、わたしの心の中ではとても大切な日です。
22年のうち8年間は大津で、そして今日までの14年間はこちらで、そろそろ、日本で過ごした時間の倍になろうとしています。
幼かった息子たちは、もうすっかり大人になって、それぞれの道を歩んでいるし、
旦那も鍼灸師として10年目を迎え、わたしなどはもう、ピアノを教え始めて40年近くにもなる、だから6才の生徒からは「おばあちゃんより年上?!」と驚かれたりするバアちゃん先生。
あの日、その長屋を紹介してくれた不動産屋のおじさんと、大家の夫婦以外は誰も知らず、無一文、無信用で始まった大変な暮らしでしたが、
足の裏に大地の存在がしっかりと感じられたこと、本当に苦しかったけれども、全く後悔が無かったこと、
絶対に、今より悪くはならないと信じられたこと、そしてなによりも、傷つけた人たちのことを忘れずに、だから余計に前向きに生きようと誓ったこと、
正直に思ったことを言ってもよいし泣いてもよい、なんでも話し合っていこうと言ってくれるパートナーを得られたことは、
何ものにも代え難い、とても大きな、無宗教のわたしが言うのもなんですけれども、神さまからの贈り物でした。
今日はそのお祝いに、マンハッタンの『JAZZ STANDARD』での、ランディ・ウェストン アフリカン・リズムのライブを聞きに行きました。
ここ数日はずっとこんな感じの空で、雷つきのゲリラ雨が続いています。
で、このアイアン・ビルが目の前に現れるとついつい……もう何回載せてんねん!と、旦那に呆れられてるのですが……。
このライブ・ハウスは初めて。
ふむふむ……いい感じ。
一階はレストラン。なので我々は地下に降りていきます。
ほどほどに広くて、席もまあ、食事がゆったりとできるくらいのゆとりがあります。
良い席をとりたくて、少し早めに行ったので、舞台がほど良く見える席に座れました。
そこからバーの方を見ると、こんな感じ。
あれれ?
まさかこんな所でこの方に会えるとは?!
スタスタと歩いて行って、「前はすんごいファンでした。いっぱい本を読みました。
『そうだ、村上さんに聞いてみよう』の中でも一度、お話ししたことなんかもあるんです!なのでサインしてください!」と言ってしまいたかったのですが、
なんかのエッセイで、くつろいでいる時に、そんなふうに話しかけられるのがすごくイヤ、みたいなことを書いておられた記憶があったので、
しかもお隣には、多分奥様のヨーコさんが座っておられたし、その前には、美人の秘書?さんもいらっしゃったので……やめときました。
ベースのアレックスさん。
彼の演奏の凄まじさは、いったいどうしたら伝えられるのでしょうか♪
そうだ、彼に教えてもらったここ⇒ http://www.alexblakebass.com を覗いてみてください。
本番中は、録音も撮影も禁止されていたので、残念ながら写せなかったのですが、ランディさん、もうほんまに、マジで88才なんですかぁ~?と真剣に聞きたいほどに、
パワフルで、渋くて、繊細で、ほんでもっていつもニコニコと楽し気な、すごいライブを聞かせてくださいました。
↓これは、2008年の『Blue Moses Dakota Jazz Club』での演奏です。
ベースとアフリカン・ドラムは、今日のメンバーと同じ方々なので、だいたいの雰囲気を感じていただけるかと思います。
彼は、旦那が京都で暮らしていた時の憩いの場『ラッシュライフ』のオーナー、てっちゃんとチャキさん夫婦が主催する、上賀茂神社コンサートの常連さんでもあります。
なのでもちろん、ご挨拶をば。
そして出口でアレックスさんとばったり!
クィーンズに住んでる彼は、めっちゃ気さくに、メルアドとかを教えてくださったりして……。
初めて見た!回転寿司屋さん。
明後日の月曜日は『メモリアル・デー』なので、エンパイア・ステート・ビルディングは国旗色。
信号で止まっている間に。
また次の記念日まで、軽いジャブの交換なんかをし合いながら、ぼちぼち仲良うやっていきましょね♪