ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

汚リンピックはもう中止だ!

2020年04月01日 | 日本とわたし
IOCのルールでは一定額(具体的な金額は明示されていない)のギフトを贈ることは認められていた
汚い汚い!
いやぁ〜そりゃ汚職まみれになりますわ、こんなルールがあるんなら。
もうオリンピックとIOCそのものを一度チャラにして、ほんとに必要なものかどうか、世界中から意見を集めたらどうでしょうか?
こんなマフィアもどきの団体が主催するのはダメです。
各競技別の世界大会で十分じゃないですか?

ましてや新型コロナウイルスの出現で、世界中大変なことになってしまいました。
このウイルスとの闘いは、いつまで続くのかさえまだ分かっていません。
わたしが暮らす地域では、初めは3月末までの予定だった休校が4月末になり、今では多分夏休みを挟んで9月中旬までになるかもしれないと言われています。
あちこちの町で外出禁止が発令され、町と町の境に警察官が配備され、怪しい動きをしている人には罰金が科せられています。
少なくとも秋まで、成り行きによっては来年まで、今のような非常に制限された毎日が続くかもしれないと思うと、本当に気が滅入りますが、
地獄のような医療現場で奮闘している人たちのことを思うと、行動を自制するだけで良いわたしたちに文句など言えません。
けれども暮らしは本当にきつい。
働けるのにもかかわらず、突然収入を断たれたのですから。
政府は今、そういう国民を助けなければならず、経済もひっくり返っています。
この巨大なカオスの破壊力は相当なもので、世界はその後遺症を何年も抱えていかなければなりません。
たった1年で解決しないし、片付きもしません。
だからそういう意味からも、東京2020オリンピック・パラリンピックは幻のオリンピックとなったと、歴史に記されるべきだと思います。

招致が決まってからおよそ7年を経た現在も、東京選定のプロセスをめぐっては、フランス検察当局による汚職疑惑の捜査が続いている。

<IOC委員へのロビー活動>
最も多額の資金を受け取っていたのは、電通(4324.T)の元専務で、現在は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(組織委)の理事を務める高橋治之氏(75)。
その額およそ9億円
高橋氏は東京五輪招致のためのロビー活動などをしていた。
オリンピックの開催地選定に影響力を持つディアク氏に、デジタルカメラやセイコーの腕時計を手土産として渡した。
セイコーウオッチ社にはオリンピック招致委員会から500万円ほどが支払われている。
IOCのルールでは一定額(具体的な金額は明示されていない)のギフトを贈ることは認められていた
高橋氏は、招致委員会から受け取った資金の使途については明らかにする義務はないとし、「いつか死ぬ前に、話してやろう」とだけ述べた。
高橋氏は、民間企業からスポンサー費用を集めた際に、そのコミッション料を受け取っていた

<森元首相の団体にも資金> 
招致委員会は、森喜朗元首相が代表理事・会長を務める非営利団体、「一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター」にも、約1億4500万円を支払っていた

高橋氏に招致委が支払った資金や、森元首相の嘉納治五郎センターによる招致活動などについて、組織委は関知していないとしている。
森氏自身はロイターの質問に答えていない。

日本政府はロイターの質問に対して、「コメントを差し控えさせていただきたい」(西村明宏官房副長官)と回答。
日本政府としての説明責任については、「招致活動の主体となっていたJOCおよび東京都において説明を行うべきものと考えている」(同)と述べている。
東京都のコメントは得られていない。

【五輪誘致に裏金】当ったり前!関係者は絶対に言えないでしょうが
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みんな、頼むから家にいてくれ! 

2020年04月01日 | 日本とわたし

これは現実なんだ。
ここブルックリンで起こっている現実だ。
病院のすぐ外、ブルックリンで今起こっている現実だ。
これは冗談なんかじゃない、これは現実だ。
病院に横付けされた冷凍車に、何体もの遺体が運び込まれている。
これは現実なんだ。信じ難いけど現実だ。
どうか家に居てくれ。
ああ神さま、どうか助けてください!
なくなった人たちのために祈ってくれ。
これは現実だ。
みんな、頼むから家に居てくれ!

何度も何度も「これが現実だ」「家に居てくれ」と繰り返す男性の涙声、恐怖と悲しみで震える手元。
武漢で起こった悲惨な出来事が今、ニューヨーク市内で起こっています。
先日紹介したニューヨークの救急医は、「私たちは分かっていた。何がやってくるかは分かっていた」と言っていました。
そうなんです、分かっていたのです。
ここニュージャージー州でも感染はどんどんと広がり、全米2位となってしまいました。
わたしたちが住んでいる町も外出禁止令が発せられ、許されている場所以外に出かけた場合は罰金を払わねばなりません。
アメリカ国内で一番早くロックダウンの措置が行われたカリフォルニアの死者は140人、感染者数7000人、これは圧倒的に少ない数です。
外出禁止令がカリフォルニア州より1週間遅れたニューヨークでは、今16万人の感染者がいて、死者は3000人以上に上ってしまいました。
医療関係者に支給されなければならない感染予防の防護服やマスクも、全く足りない、もうすぐ尽きるという叫びがあちこちの病院から発せられています。
マスクの他にもキャップやガウンなど、治療に不可欠な用品が徹底的に欠如し、治療現場に戻らない/戻れない医療関係者が出てきました。
そういう状態ですから、治療に当たった医療関係者が亡くなる事も増えてきました。
こんな事があっていいわけがありません。
感染症との闘いの最前線に立ち、なんとか患者を助けようと奮闘している人たちが、せめて自衛ができる環境を作らねばなりません。
でもそれは、政治家がやらねばならない仕事です。
政治家でないとできない仕事です。

一方でわたしたちは真剣に、家の中に閉じこもる事を考えなければなりません。
我々全員が感染者であると思って、人にうつさないよう接触を避けなければなりません。
学びの場も仕事場も、出来る限り家の中に移す事。
幸いインターネットが十分発達している社会では、本気で考えればほとんどが可能です。
アメリカでは、テレビ番組でさえ自宅から行われています。
天気予報士もキャスターも、それからスタンドアップコメディアンも、自宅からズームやスカイプを使ってライブ配信をしています。

ちょっと話が横に流れてしまいましたが、今回の記事で伝えたかったのは、
とにかくできるだけ出歩かないで家に居てください、という事でした。
町の規模や感染状況は様々ですから、全ての人にというわけではありませんが、
特に大都市に暮らしている方は、外出禁止令がもうすでに発せられていると思って、人混みを避け、家の中でほとんどの事ができるよう準備をしてください。

今はまだ他人事のような感じがするかもしれません。
でもこれは現実で、恐ろしい事態に悪化するのはあっという間です。
どうか聞き流さずに、自分の事として捉え、準備をしてください。
安倍政権はどうしようもなく愚鈍で後ろ向きです。
このような対応を続けている政府は、多分どこにも無いと思います。
普段から安倍政権に対して文句を言っているからと思う人もいると思いますが、普段の事を全部棚に上げて感染対策だけに集中してみても、
安倍政権の愚鈍、的外れ、ケチの度合いは、もはや先進国などとは言えないほどに酷いです。
海外では多くの国々が、「狂っているのか?」「恥ずかしくないのか?」「国民が気の毒過ぎる」と言っています。
だから自分で自分を、大切な家族を守ってください!
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