ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

官邸に都合のいい法案成立に貢献した黒川氏を東京高検検事長に、そして今度は「禁じ手」で検事総長にならせようとしている安倍政権の姑息さ

2020年04月17日 | 日本とわたし
悪法はどんどん決めていく。
これが安倍内閣の特徴です。
共謀罪、自衛隊海外派遣、水道民営化、種子法廃止、消費税増税、そしてこれ、検察庁法改正案。
これ、改正じゃなくて改悪の極みです。
審議中、政府側の人たちの無茶苦茶な答弁を聞いたらわかるのですが、どうせちゃんと報道されていないんでしょうね。
政治ドラマの中の悪役が演じるどの悪事より、今安倍政府がやろうとしているコレほど汚いものはありません。
だって、コレが通れば今後、今までの悪事もこれからの悪事も全て、許されちゃいますからっていうことなんですから。
全国の検察が怒り狂って立ち上がると思ってたんですが、それもイマイチな動きだし。
本当に腹立ちます。
特にこの騒動に紛れてやっちまえっていう姑息さが、いつもの事ながら本当に許せません。


検察官の勤務延長に関する疑惑について、




断じて許されない暴挙です。
重大なのは、




と指摘されているのは、安倍内閣が行った特例の人事。



黒川氏が総理や官房長官と近いとされることから、当時、与党幹部からもこんな声が。



現行の法律では、


すると安倍総理は、


しかしその前日に、政府側は、


と答弁したため、後日、担当者が発言を撤回するなど、国会審議は迷走を極めました。




国民民主党・後藤祐一衆院議員
「世にも奇妙な珍答弁ですよ」

「立国社」会派・小川淳也衆院議員
「(法解釈変更の)決済は取ったのかと聞いています」




こうした中出てきたのが、今回の「検察庁法改正案」。


内閣の定めるところにより、











新型コロナ蔓延の渦中で、法案の審議は尽くされるのでしょうか?

検察の人事に政治的な意図をもって介入しまくる安倍政権の性悪さ、そしてそれに乗っかる黒川東京高検検事長の姑息さ、ここに極まれり!
コメント
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