ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国在住20周年と新型コロナウイルス初登場年が重なった誕生日

2020年04月15日 | ひとりごと
アメリカに移住したのは43歳の誕生日だった。
だから自動的に、誕生日が在米○周年記念日になる。
今日4月15日に63歳になった。
だから在米20周年記念日だ。
それに加えて新型コロナウイルス発生の年でもある。
今年はなんと思い出深い誕生日だことよ。

患者さんに漢方を配達に行った夫が、帰り道で見つけたグルテンフリーのパン屋さん。
開いているお店がまだあって、しかもそれがグルテンフリーのパンを売ってる店だということに大興奮した夫は、いつもなら絶対に買わない甘いものをいっぱい買って帰ってきた。
もちろんわたしの誕生日のお祝いにと思って買ってくれたんだけども、それにしてもこの量は尋常ではない。
久しぶりに普通の買い物ができて、それもグルテンフリー専門で、嬉しかったんだろうなあ。

このお店がいつまで開いてるのかはわからないけれど、グルテンフリーのパンが買える場所が見つかったのはわたしも嬉しい。

雨がたくさん降った後の散歩道が好き。







食料の買い物でさえも行かなくなったから、我が家の台所の棚や冷凍冷蔵庫の食料がじわじわと減ってきた。
これを一度、最後の最後の物まで食べ尽くすゲームに挑戦するっていうのもいいな。
賞味期限が切れまくりの乾物も全然お構いなしに攻めていく。
唯一新鮮な野菜を食べる機会が極端に減るけれど、それはとりあえず漢方とサプリメントで凌ぐ。
ああもう、マジで米と味噌しか無くなったってところがゴール。
なんてなことを言ってる自分はまだまだ恵まれている。
あるんだから、食べられるものが。
それはわかってるんだけど、この生活は心をじわりじわりと締めつけてくる。
社会とのつながりを断って生きるということが、映画の撮影みたいだねなどと言っていた頃が懐かしい。
これは紛れもない現実で、生々しく痛々しい新しい生活形態であること、そして今後いつまで続くのかが見えないことがなかなかに辛い。

それでも楽しくやっていこう。
手作りの粒あんとスライス餅でぜんざいを作った。

これを機会に痩せられる可能性ゼロっていうのがちょいとお恥ずかしいところ…。
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横浜市は保育所の子どもたちを感染の危険から守ろうとしなかった

2020年04月15日 | 日本とわたし
まずこの記事を読んでください。
女性保育士の新型コロナウイルス感染が判明したのが8日の夜。
9日未明にかけての協議で保育所が閉所を決定。
市が通常通り開所するよう指示。
保護者には感染者の発生を知らせないよう指示。
9日朝、保育所は市の指示を聞かず、感染者の発生を伝えるメールを保護者に送り、通所の判断を保護者に委ねる。

横浜市の判断が全く理解できません。
また言うんでしょうか。
パニックを回避するためだったと。
こんなとんでもない判断をする自治体が、横浜市だけだったら良いのですが…。

上の写真の赤線の部分のみを書き起こしました。

要望書
令和2年4月13日

横浜市長
林 文子殿

一般社団法人
横浜市私立保育園園長会会長
大庭 良治

第一 要望事項
当会は、貴市に対して、以下を強く要望する。
1. 私立保育所の園児、保護者、及び職員の、新型コロナウイルス感染に関する情報について、情報操作や隠蔽ともとれる対応を直ちに止め、当該保育所が保護者へ公表することを妨げないこと。

ー中略ー

ウ. そのような状況の中、当会所属の保育所で、職員に新型コロナウイルス感染症の症状が確認された際に、貴市よりかかる事実を当該保育所の保護者に公表しないよう指示され、
その後、当該職員のPCR検査において陽性反応が出た際にも、なお、かかる事実を当該保育所の保護者に公表しないよう、貴市より強く指示されていたことが発覚した。

エ. 園児、職員などにおける感染状況の公表は、保育所にとって、当該保育所の園児、職員などの生命を守るために必須であり、公表を行わないという選択肢などない。
それにも関わらず、公表をしないよう迫る貴市の対応は、生命にかかわる重要情報の隠蔽、または情報操作ともいえるものであり、緊急事態宣言が発出されている現在において、到底許されるものではない。

オ. よって、貴市は、私立保育所における新型コロナウイルス 感染に関する情報の操作や隠蔽をやめ、当該保育所が保護者に正確な情報を公表することを妨げることのないよう、直ちに対応を改善されたい。

ー後略ー
******* ******* ******* *******
こんなことが日本のどこでも起こらないよう、しっかりと見張っていかなければなりません。
そして大事なことは、感染してしまった人を非難したり差別したりしないことです。
この新型コロナウイルスの感染力は非常に強く、いろいろと気をつけている人でもうつってしまうことが多々あります。
自分がうつしているかもしれない。
自分が感染し、苦しい症状を経験し、やっと社会に戻ってきたと思ったら、謝罪を求められたり非難されたり差別されたりしたらどう思うだろうと、想像してみてください。
答えは自ずと出てくると思います。
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