ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ロイターが報じた、世界一マヌケなファーストレディの「50人様同行旅行」と、世界一マヌケな首相の「臆病でナメクジのように遅い感染対策」

2020年04月18日 | 日本とわたし

要約:
安倍首相の妻の集団参拝に批判、コロナウイルス問題に拍車をかける

安倍首相の妻安倍昭恵は、自らのソーシャルメディアで、先月3月15日、約50人の人々と一緒に神社を訪れたという報告をした。
そのことで炎上し、その火は夫である首相の、コロナウイルス危機に対し、どのような対処を取ってきたかにまで及び、不支持を集めた。
安倍首相の不支持はそれだけではなく、彼自身の、集団感染に対する臆病で、ナメクジのように鈍い対応、そして彼自身がソーシャルメディアに投稿した、危機の深刻さに耳を貸さないように見える無神経なビデオによって批判が殺到したことにも因る。
「その頃は学校は休みだったが、首相夫人は時間を持て余していたようだ」
「子どもたちは家に閉じこめられていた。これは日本の恥だ」
「もし彼女がこれで感染したら、高級な医療機関で特別な治療を受けるのだろうか」
安倍内閣への支持率は、4ポイント減の39%に落ち込んだ。
安倍内閣の4月7日の非常事態宣言が遅すぎたとの回答が、75%に上った。

以下、先日の実に無神経なくつろぎビデオの件、安倍首相の景気刺激策に対する日本企業の失望、さらには前回の「花見イベント」への参加についてのリポートも書かれていました。

「コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかに行こうと思っていたんです」
昭恵夫人が大分に旅行し、約50人の団体とともに、大分県宇佐市の「宇佐神宮」に参拝していたのは3月15日、安倍首相が全国民に警戒を呼びかけた翌日でした。

参拝に同行したのは、医師の松久正氏が主催するツアーの一行。
〈神ドクター降臨 in Oita〉と銘打たれたツアーを主催する松久氏は、慶応大学医学部出身で「ドクタードルフィン」「変態ドクター」などと自称し、鎌倉市内で診療所を経営しながら、講演やYouTubeでも活動している人物だ。

〈ドクタードルフィンの超高次元医学(診療)では、薬や手術というものを一切使いません。患者自身で問題(人生も身体も)を修復する能力を最大限に発揮させます〉

〈不安と恐怖が、ウィルスに対する愛と感謝に変わった途端、ウィルスは、目の前で、ブラックホールから、突然、喜んで、消え去ります〉

首相夫人という立場の人が、自粛要請のために元々の予定が無くなったからと、大分まで旅行し、神社を50人もの集団とマスクもせずに参拝したことは、
もうそれだけでも無用心であり不謹慎であり、常識外れであるのですが、事はそれだけでは終わりません。
同行していた人がどういう人だったか、それを考えた時、なんとも言えないもやもやとした気持ちで一杯になります。
人はそれぞれ信じるものや好みが違います。
そして信じたり好きになったりする自由もあります。
でも、この人の場合は、なんというか、いつも、大人気の無さや常識の無さが感じられて不愉快になります。
天真爛漫と本人は思ってるのかも知れませんが、わたしにはただのマヌケにしか見えません。
コメント
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