専門家会議の押谷氏が、これまでの見解(↑タイトルの写真)をくつがえしました。
以下がその変貌の内容です。
我々が政府に提言をするというような活動を始めた2月25日の時点で、国内ではすでに、150例以上の感染者が出ていた。
北海道だけではなく、かなり広範に感染者が見られていて、いわゆる弧発例、感染源がわからない感染者もその中には相当数含まれていた。
つまりその時点でもう、シンガポールや韓国で行われてたPCR検査を徹底的にやるということだけでは、感染連鎖をすべて見つけることはできないような状況にあった。
そういう状況を政府に説明した。
その状況だと、このウイルスは、症状が無い、あるいは非常に軽症の人が多いので、その状況ですべての感染者を見つけようと思うと、日本に住むすべての人を一斉に、PCRをかけないといけないということになるので、それは到底できない。
そうなると、我々の戦略としては、クラスターを見つけて、そのクラスターの周りに存在する弧発例を見つけていき、その弧発例の多さから流行規模を推計して、それによって対策の強弱を判断していくという戦略になります。
これを支えてきたのは、保健所、自治体、感染症研究所からのデータ、さらにはそれを疫学的に解析してきた我々のチーム、それを数理モデルで推計してきた西浦さんたちのチームです。
当初のPCR検査は、クラスターを見つけるきっかけとなる感染者、さらにクラスターの調査、
さらに重症者を見つけるには十分な検査がされてきた、というふうに考えている。
現状は、様々な理由で、PCR検査を行う数が増えていかないという状況だ。
しかし、現在感染者が急増している状況の中で、PCR検査が増えていかないという状況にあるのは、明らかに大きな問題である。
というような経過を経て、いまだに新型コロナウイルスの検査数が飛び抜けて少ない日本。
アメリカも日本同様、ほとんど無視状態だったのですが、3月を少し過ぎた頃から気が狂ったように検査をし始めました。
こんな事をしていたらとんでもない事になると気づいたからです。
1. 統制の取れた指揮系統の確立
2. 何百万もの検査の実施
3. 医療従事者への防護服の支給
4. 患者を5グループに分け対応
5. 国民を鼓舞し動員
6. リアルタイムの基礎研究
2. 何百万もの検査の実施
3. 医療従事者への防護服の支給
4. 患者を5グループに分け対応
5. 国民を鼓舞し動員
6. リアルタイムの基礎研究
取り掛かりが遅れて、とうとう世界で一番多くの死者を出してしまうような悲惨な状態になってしまいましたが、それでも諦めずに戦い続けています。
上の書き方ではちょっと分かり辛いですね。
菅野完さんの説明がすごくよく分かるのでちょっとお借りして。
クオモ知事の手法はすごく単純。
「検査」を徹底すると「数量」が見える。
「数量」が見えると「物資の必要量」が分かる。
「物資の必要量」が分かれば「今何をすべきか」が分かる。
「今何をすべきか」が分かれば「不安が無く」なる。
これなんですよね。
たった1ヶ月ほどで、本当にこれは現実なのか?と思うような世界になってしまったここアメリカ東海岸の町に住んでるわけですが、
そして、買い物するにも感染予防の準備無しではできず、店に入ったら息を吸い込むのも躊躇われ、人がいたらビクリとし、買い出した物全てを拭き取ってから仕舞うというような毎日なんですが、
なんというか、安心では無いけれども不安でも無い、そういう感じがするのです。
それと覚悟ができました。
といっても、もっと厳しい状況が現れた時にはあっという間に吹っ飛ぶような覚悟かもしれませんが、それでも何か、これでやっていくしか無いというような気持ちがあります。
それもこれも、やっぱり本当に何が起こっているのかを知らされているからだと思うのです。
わたしがまだ子どもだった頃、両親は自分たちの関係がうまくいっているように取り繕っていました。
両親が離婚して、また新しい家族ができて、けれども借金問題がドドっと押し寄せてきて、怪しい仕事をし出した父は、自分はちゃんとやっているフリをしていました。
でも本当に不安でした。
ウソをつかれていることがわかっていたから、その芝居をいつ止めるのか、止めたらどうなるのか、何かとんでもなくひどい事が待っているような気がして、いつもうっすらと不安で怖かった。
日本は今、本当の事を知らせてくれない為政者に、とても大事な判断や行動を任せています。
怖くありませんか?
なぜ日本のPCR検査がこんなに少ないのか?その理由がこれでわかります。横浜市の「帰国者接触者相談センター」のマニュアルを見ると、市民からの相談でも、医療機関からの相談でも、これでもか、これでもかというほどのチェック項目が。これでPCR検査にまでたどり着くのは、至難の技だと言えましょう! pic.twitter.com/vhq4ONo0T6
— 小池晃 (@koike_akira) April 10, 2020
書類の内容が少しは大きく見えるでしょうか。
もし見えなくても、かなりややこしくて手間がかかりそうなことは分かりますよね。
昨日の感染数
⚠️7都府県のみ緊急事態宣言の「⚠️愚政!鮮明化」
— 菊田邦洋✳️ (@palaiso9) April 12, 2020
<中国ウイルス被災>
コロナ恐慌、列島を覆い尽くす
感染7,399人(死者137人) (国外感染後入国者含)
❶東京都2,068
❷大阪府811
❸神奈川県544
❹千葉県467
❺埼玉県415
❻兵庫県376
❼福岡県362
❽愛知県327
❾北海道267
➓京都府193 pic.twitter.com/2uJsRSRBuY
感染経路が8割近く不明のままです。
他国に比べ、日本の検査量が異常に少ない事が分かりますでしょうか?
日本のコロナ対策は良くやっているという人がいるが、世界からもう日本は完全に信用を無くしてしまっているのだから良くなどやっているとは言える訳がない。もうすでに多くの人を殺してしまうことになった。
— エリック C (@x__ok) April 12, 2020
緊急事態宣言は「1週間遅い」。WHO上級顧問、日本の対応を批判 https://t.co/0vBaQj9ePl
項目タイトルを書き出します。
(1)すでに感染爆発を起こしている東京
(2)なぜ専門家会議は感染爆発の可能性を報告しなかったのか
(3)それでもやはりロックダウンをすべき
(4)日本でもロックダウンは可能
(5)想定外を想定し、臨機応変に方針転換を