ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

嬉しい人達

2010年06月24日 | お家狂想曲
南アフリカはルステンブルグで。


大阪は道頓堀で。


東京は渋谷で。



「うれしいのはわかるけれど、もう朝です。解散しましょう」と、警察官さんは拡声器で呼びかけた。

仕事だから言ってるけど、そう言う警察官さんもきっと、心の中では嬉しかったんだろうな。
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万歳日本!!

2010年06月24日 | 世界とわたし
「クマみたいに部屋の中をうろうろするな!」
「落ち着いて座って観なさい!」
「ボクがちゃんと観られへんやんか!」
と、旦那に叱られながらも、どぉ~しても椅子に座ったままでは観ていられない。

すばらしい!
みんな、ほんとにすばらしい!
ボールに向かう執念!
走りきるスタミナ!
美しい足技!

絵に描いたように美しいフリーキック。
あのフリーキックをあの大舞台であの瞬間に決めるために、彼らはいったい、どれほどの訓練と練習を重ねてきただろうか!
シュートを決めたのは本田、遠藤、岡崎。
けれども、シュートまでのボールをつなげ、積み上げていったのは、あのピッチに居るみんな。

おめでとう日本!万歳日本!決勝トーナメント進出おめでとう!
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日の丸

2010年06月24日 | ひとりごと
……なんていう例えは罰当たりなのだろうか。うん、多分、中には失敬な!と怒り出す人もいるかもしれない。

4ヶ月ぶりに生理が来た。
まるでそれまで来れなかったのがおまえのせいだ、とばかりの憤慨っぷり。とんでもない勢いだ。
文句を言いたくても言うところがないので、横にいる旦那に愚痴ると、「まうみの血液は健康ってこと。すばらしい」と宣う。
ふん、男なんて生き物に、このクソッタレな気分が理解できるには、あと一万年はかかるだろう。

あと3時間半後に、決勝トーナメント進出をかけて、日本代表が闘う。

わたしの、身を挺してのこの応援魂、彼らに響け!!
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米国NEVER GIVE UP!事情

2010年06月23日 | 米国○○事情
待って待って待って、ほんでいきなりのゴール!!
91分、決めに行っても行ってもポールに当たったりすっぽ抜けたり、ほんまに決まらんかったゴールがとうとう決まった!!
 
They didn't give up at all!!

ジリジリしたけど、なにか起こる気がずっとしてた。
彼らが全くあきらめてなかったから。それが画面からガンガン伝わってきたから。

おめでとうUSA!! 80年ぶりの決勝トーナメント進出おめでとう!!
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ムクゲが咲いた朝

2010年06月23日 | ひとりごと
師匠が日本に戻る朝、ムクゲの一番花が咲いた。

キッチンから見えたのは、白い花がみっつ。

昨日の雨に洗われた緑の中に、ぱあっと真っ白い花が咲いていた。


記念に写真を撮りに出ると、あらら?ひっそりとひとつっきり、ピンクの花も咲いている。


まだあるかしらと、木のふもとに潜り込んで見回すと、あらら?あんな高いところに、可愛い八重のバラも咲いていたようだ。


すっかり咲く気まんまんのムクゲのつぼみ。あなたもワクワク、わたしもワクワク。


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徹夜

2010年06月23日 | 家族とわたし
昨夜初めて、いくら待っても、ベッドに入ってからも息を潜めるようにして待っても、Tは家に戻ってこなかった。
正式に社員になってからの、大きなプロジェクトの期限が今日まで。
彼の持ち分はすでに仕上がっているのだけれど、デザインを担当する、あるいはしたいと思っている人が数人いて、ポジションの取り合いをしているのだそうだ。
なので、「プロジェクトとしてまとまらなくて困っている」と、Tが独りごちていた。
新人のプログラマーなので、「そんな個人的な野望はどうでもいいから、とにかくさっさとデザインを仕上げてくれ!」などとは言えない。
けれども、この仕事の責任はTの肩にかかっているのだから、この際、しっかりと、毅然とした態度で一喝した方がいいのではないか、と思ったりもする。

会社ではなかったけれど、Tと同じ年に某音楽教室の講師として働き始めたわたしは、「もう少し新人らしくしなさい!」と何度も言われた。
わたしはよく怒っていた。人を教える立場にあるくせに、自分を磨こうとしない、高めようとしない人達に。
同居の嫁だからなんだ?親の介護がなんだ?小さな子供の世話がなんだ?と、言い訳を重ねながらも、責任が重い教育の仕事にしがみつく人に怒っていた。
それはそれ、これはこれ、プロだったらそこのところはしっかりと切り離して考え、行動するべきだと。

年を重ね、ピンピンにとんがっていたトゲの先も丸くなり、ひとそれぞれの考え方や生き方がある、などと思えるようにもなった。
もちろんいまだに、教える立場にいるくせにナマケモノな人のことは、軽く軽蔑してしまうけれど。

とうとう帰ってこなかったTのことを考えながら思い出した、とんがっていた頃の自分。
一段落ついたら、ほっけの干物とビールで乾杯しような。
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あじさい三昧

2010年06月21日 | ひとりごと
公園には、とてもたくさんのあじさいが咲いていました。
雨が少なくて、空気も乾いていて、おまけに強い日差しが容赦なく照りつける東海岸の気候にも負けず、健気に頑張って咲いていました。






わたしのカメラでは、残念ながら、照りつける太陽の光の中では、本当の色合いがうまく写せません。
特にガクあじさいは、花びらの色がそれはそれは微妙に違っていて、とてもきれいでした。

前々から、あじさいを自分の家の庭のどこかに植えたくて植えたくてたまらなかったのに、これだ!というのに出会えなくていじけてたわたし。
今日、う~ん、これならいいかも……と思えるあじさいを見つけました。早速明日、地植えしてみます。

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嬉し寂しいひとりごと

2010年06月21日 | ひとりごと
アッパーウエストサイドにあるA子のアパートのすぐ横に、とてもすてきな公園があります。リバーサイドパークという、ハドソン河沿いにずうっと続く公園です。
訪米している師匠との最後のデートをここですることに決め、朝からマンハッタンに出かけました。
今日もカーッと日が照りつける真夏日。けれども湿気が少ないので風が心地良い。
いきなり「ボクも行く!」と言い出した旦那も一緒に、電車に乗ってマンハッタンに。旦那は散髪と靴探しのため別行動です。

マンハッタン島は巨大な岩盤の上に建っているというのを証明するかのように、公園の所々にむき出しになったワイルドな岩盤。すごいです。

公園の入り口付近の老木の根っこ。おもしろい形だったので撮りました。


さて、公園内の広大な花壇には、それはそれは様々な草花がイングリッシュガーデン方式で植えられていました。
「きれいやな~」とカメラを向けるわたしの横で、「これは葵」「これはたいまつ草。ほら、たいまつみたいな形でしょ?」と説明してくれる師匠。
けど……もともと花に疎いわたし……そんないっぺんにいっぱい、名前覚えられへんし……。
「日本とおんなじ花がいっぱい咲いてるけど、でかいなあ~」と感慨深気に眺める師匠。そっか、やっぱり花もデカいのか……。




 
ハドソン河の向こう岸に、ニュージャージーの山々と町並みが見えます。


なんとな~く、うちの連中より性格が良さそうなリスくん。


犬の散歩バイトさん達。いったい何匹いるでしょうか?


青い空と古いアパートメント。天気、すご~く良さそうでしょ?


散歩して、お腹も減ってきました。師匠の望みであった「せっかくアメリカに来てんだから、ハンバーグとフライドポテトが食べた~い!」を叶えることに。
彼女がブロードウェイアヴェニュー沿いを散歩している時に見かけたという、『Five Napkins Burger』というお店に入りました。


分厚くてジューシーでカリッと歯触りも良い、とっても美味しそうなバーガーでした。飴色の玉ねぎソースも絶品!

ところが、わたくし、口角にヘルペスができてしまっていて、それがかなり乾いてきたので、大口を開けるとピキッと新たな亀裂が入りかねません。
そうなるとめちゃくちゃ痛いし、一瞬にしてまた膿んできたりするので、泣く泣くピーナッツドレッシング和えのチキンサラダを頼みました。


ところがこれもとっても美味しかったのでした!また来たいお店発見です!ありがとう~師匠!

名残惜しいけれど、仕事とカイロプラクティックの二回目の治療と、コストコでのペーパー類の買い物が数珠つなぎに控えていたので、「じゃあまたいつか」と言い合ってお別れしました。

レッスンでは、6才の頃から9年間教えてきたエミリーが、父親の仕事の関係で、急にロンドンに引っ越すことになったと聞かされたりして、ちょっとセンチメンタルな気分。
彼女は、これがド、これがレと、本当にはじめのはじめから教えてきた子で、途中ちょっぴり反抗期もあったけれど、今はドビュッシーの『月の光』にトライして、それはそれは嬉しそうに練習していた矢先なのでした。出会いには別れがつきものなんだけど、寂しいなあ……。

わたしの背骨と頸椎は、一回目には8カ所、アジャストしなければならなかったのですが、嬉しいことに今のところはうまくいっていて、今日は3カ所だけでよかったようです。もう一度、明後日に行かなければならないのだけど、多分どこもしなくてもいいかも、と言われました。
ここはもし、治療に行って調べても治す所が見当たらなかった場合は、料金を払わなくてもいいのだそうです。
そういうのって嬉しいし助かります。

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初任給大盤振る舞い!

2010年06月20日 | 家族とわたし
今日は『父の日』。
息子Tは、前々から、「初任給が出たあかつきにゃ、これまでの感謝を込めて、ふたりを食事に招待したい」、と言っておりました。
丁度タイミング的にドンピシャだったので、今夜はTのおごりで、『父の日&母の日、ありがとうディナー』と相成りました。
その席にちゃっかり同席する息子K。「ほんと、偉大な兄を持って幸せです」などとヨイショトーク炸裂。さすが次男、世渡りウマ過ぎ!
すっかり上機嫌のT。「好きなもん頼んでくれてええから」と、かなり腹をくくっております。
それじゃ~と言いつつも、メニューを開くとついつい、あれこれと頭の中で計算してしまう我々親とは全く逆に、ホイホイと高そうな物を選ぶK。
おいおい!!

カメラを持ってったのに、あっ!と思い出したのは、ほとんどお腹に入った頃のこと。いつものことながら残念!

出かけた先は『智』という、少~し偏屈で、けれどもほんとは駄洒落好きな親父っぽい板前の智さんのお店。
それはそれは美味しい、上寿司、サンマの塩焼き、あんきも、天ぷら、酢の物、牛たたきなどなど、日本人が作る日本の味を堪能させてもらいました。

帰りの車の中、小さい頃、回転寿司に連れてってもらうことがすごい特別だったこと。あんなうまいもんは無いと思ってたことをしみじみと語るT。
「すっかりだまされてたな」
「いや、あれはあれで、すごいことやった」
「まあ、あの頃はものすごい貧乏やったもんな」
なんや、やっぱり知ってたんや……。
わたしがたまに、「あのほんとに貧しかった頃、なにもさせてあげられんで申し訳無かった」と謝ったりすると、
「え?僕らいつ貧乏やったっけ?知らんで。全然そんな感じせえへんかったで。それに、いろいろさせられるよりのんびり生きれて、僕としてはその方がよっぽどよかったし」と言ってたT。

子供って、知ってるふりしたり知らんふりしたり。親を傷つけまいと、子供は子供でいろんなことを考えてる。
家族っていいな……。

あ~おいしかった!!ありがとう息子よ!!

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McDonald's GOSPELFEST 2010

2010年06月19日 | 音楽とわたし
今日の会場、ニュージャージー州はニューアーク市内にあるスポーツ&コンサートアリーナ、プルデンシャルセンターに着きました。


なぁ~んて、なんの問題も無くスッと着いたように書きたいところだけど、そこはもう、なんというか、いろいろとございました、はい、今回も……。
まずはこれ。


今日の会場の名前が『Prudential Center』。ああ、アレか!と思ったこの建物。それを目当てに車を走らせるのだけど、ナビゲーションは「それは違う!」と言い張ります。暑くて機械が狂ってんじゃないの?と自分を信じて疑わないわたしは、ナビをプツンと消し、とにかくその建物に比較的近い路上に車を止めました。
ところが……やはりナビちゃんの方が正しかったのでした。
これは『Prudential』は『Prudential』でも銀行の『Prudential』の方。要は我々が行かんとしているセンターのスポンサー会社なのでした……ごめんナビ。

テクテク歩きながら、路上でセンターの在処を聞くと、「そらあんた、こっからやとずぅ~っとずぅ~と真っすぐ歩いて行かなあかんで~、2ブロック先までずぅ~っとな!」と強烈に念を押しながら説明してくれた黒人のおばちゃん組。けどさおばちゃん、2ブロック先っていうたらそこやん……と心の中では思いつつ、「ありがと~!」とお礼を言って再び歩く歩く歩く!
が、けれども着きません。それらしき建物が見えてきません。集合時間が近づいてくるし、もともと遅らせてもらっている立場上、それを遅れるわけにはいかず、かなり焦ってきました。
大きな通りに出て、路上で小売り商売をしている黒人のおっちゃんに尋ねようと近づいて行きました。
「あのぉ~、プルデンシャルセンターはどう行けばいいのでしょう?」
「あそこになんの用事?」
「え?あの、ゴスペルのフェスティバルがあるもんで」
「こんな時間から?」
「あ、いや、リハーサルに参加しに行くので」
「へ~」
なにやら俄然興味津々のおっちゃん。東洋人がゴスペル?みたいな顔してニタニタ。連れのふたりを顎で指し、「どっから来たん?」と逆に聞いてくる始末。
面倒なので「3人とも日本から」と答えると、「おぉ~日本かぁ~!」と言いながら近くにいるお仲間と一騒ぎ……。
あんまり盛り上がっているので、「知ってるの?」と聞くと「知らん!」と、明るく即答されてしまいました。疲れる……。
丁度近づいてきた市バスの運転手さんに、「このバス、プルデンシャルセンター前に停まりますか?」と聞くと、「次の通りを左に曲がったらあるから乗らなくてもいいよ」と笑顔で言われてしまいました。近くに来てたんやん!

ということで、また一騒ぎしてからようやく着いたセンター前。
今日も快晴。日差しがかなり強くなりそう。そんな中、なぜか1時間近くも会場入りを待たされた我々。
本格的なセキュリティチェックを受け、リストバンドを付けてもらい、これで会場の出入りが自由になりました。
やっと中に入り、まずは演奏会場を見学。


ライトや音響のリハーサルに必死のスタッフの皆さん。


会場は……絶句するほどに広い……。今日も2万人近くの人達が入るらしいと聞いて再び絶句……。


カメラを向けると……みなさん、とってもアメリカンな反応です。


舞台リハーサルが3時。なので、2時半までの間にお昼ご飯を食べておこうということで、まず外に出ました。

日差しが強い!今日はどっから見ても夏!という日です。


まずは遠くに停めてある車の所まで戻り、センターすぐ横にある巨大駐車場に車を入れ直してから、どこかレストランを探そうということに。
ところがところが、さすがニューアーク。評判通りのとってもお粗末なレストラン事情。あ~ぢぃ~……と言いながら町を彷徨うわたし達。
市役所の金色頭の輝きまでもが暑苦しい……。


結局見つかったけれど、これじゃ家に戻って食べても、時間的にはそんなに変わりがない、と思ったのでした。

会場に戻り、またまたいろんなことが延びていて、リハーサル開始を待たされたわたし達。
アメリカのノリと日本のノリの狭間に立ち、いろいろと気を遣う代表者のUさん。大変だなあ……。
やっと準備が整い、舞台に上がり、航志くんが弾き語るピアノの位置などの打ち合わせをして、いよいよバンドと一緒の演奏が始まりました。
う~ん……わたし的には、昨日の航志くんのピアノ演奏だけの方がよほど良かった……。
バンドの音量がすごくて、わたし達の声がモニターからほとんど聞けなかったので、めちゃくちゃ歌いにくいったらもう!
とりあえず、そのことをスタッフの人に切々と訴えたのだけど、さて、これが本番に反映するかどうか……かなり期待薄、ではあります。
でも、それは仕方が無い。それがショービジネスの常だから。

リハが終わり、我々のための控え室に案内してもらうのを待つ間、今日の総合司会者を務める、多分ゴスペル界ではかなりの重鎮の男性が、航志くんに挨拶にいらっしゃいました。


控え室でもらった『KOHSHI』と書かれたパス。我々はこれで今日一日、会場のどこにでも行けます。Thanks KOHSHI!


控え室でのインタビュー。


さて、今日のイベントの内容や予定を全く知らないまま、昨日一回ぽっきりの練習と今日の舞台リハーサルで歌ったわたし。Uさんに、とうとうのとうとう、きちんと教えてもらいました。
我々が歌うのは、3時から始まるコンテストの最終選考に選ばれた人達の演奏とゴスペルの牧師さんの講演の後。スターアーティストさん達の演奏前です。いわゆる前座と呼ばれる類いのものですね。
けれども航志くんは特別に招待されたゲストなので、わたし達は彼を盛り上げる応援隊として、とにかく楽しくやろうじゃないか!と心に誓いました。

コンテストにはいろんな部門がありました。ダンス、パントマイム、自作の詩の朗読、グループの歌、ソロの歌。NAOちゃんはソロの部門のファイナルに出ます。
わたし達の席は舞台の斜め後ろだったので、写真がこの角度からしか撮れませんでした。残念!


舞台の上で自分の出番を待つNAOちゃん。とにかく歌いたい。それだけできました!という彼女。おかあさんが今日のために用意してくれた梅の絵が一面に描かれたすてきなドレスを着て、見事に歌い切りました。


ホォ~ッと一安心のNAOちゃん。ずっと読売テレビのカメラクルーと一緒に行動しているので、少し疲れも出てきている様子。左奥は、彼女のヴォイストレーナーのステイシー。A子も師事しています。


でも、彼女の前向きさ、歌が好き!という気持ちにとても感動しました。ほんの短い時間だったけれど、同じパートとして彼女のすぐそばで歌えたことが嬉しい!

そして……またまた延々と待たされ……とうとうの本番!
会場に入ると……どっひゃ~ん!めちゃくちゃいるや~んお客さん!もう満員に近いのでした。
我々のすぐ前のグループは白人100%という、超~珍しいコーラス隊。へ~、などと思いながら見ている日本人100%のわたし達。
ところが、演奏が始まった途端会場は総立ちに。激しくも統制のとれたダンスに合わせての、なんとも超パワフルな歌声。
ぎょへ~!!ニワカ仕立ての合成コーラス隊のわたし達にはとてもじゃないけど太刀打ちできない!!
気分がかなり怯みましたが、もうここまで来た以上はやるっきゃない!!

航志くんはもう、会場すべての人達を大きな渦の中に巻き込みました。わたしもどう表現したらいいのかわからないぐらい胸がいっぱいになりました。
そんなすごい感動を共有させてくれた彼に感謝の気持ちを込め、身体中のエネルギーを使って精一杯歌いました。
ありがとう航志くん!ありがとうUさん(この企画の責任者)!ありがとうA子!ありがとう師匠!
本当は今でも信じられない気がします。あんな大きな会場で、あんな大勢の観客の前で、A子と師匠と一緒に舞台に立ち、ゴスペルを歌っただなんて……。

続々と登場する有名アーティストの演奏も聞きたかったのだけど、待ち時間の多さにもうヘトヘトに疲れてしまったのと、A子がどうしても、いつもうちに来た時にテイクアウトをするタイレストランの料理を食べたいということで、会場を後に。
このフェスティバルは毎年、夜中の12時を過ぎても終わらないそうな……ゴスペルパワー恐るべし!

市役所の金色頭にも夕暮れが訪れていました。もう実際には7時半を過ぎていたんですけどね。



この、昨日と今日のゴスペルフェスティバルの様子は、関西読売テレビが特集を組み、8月15日に放映されることになっています。放送時間はわかりませんが、もし興味がおありの方は、ぜひぜひご覧ください。






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