ドゥオーモは、10月31日阪神11R カシオペアS(L・芝1800m)に松田大作騎手で出走します。
- 21.10.27 藤 井 栗東坂良 1回 55.4-40.3-25.1-12.4 馬ナリ余力
マノンルージュ(新馬)強めを0.3秒追走0.1秒先着
- 21.10.24 助 手 栗東坂良 1回 56.6-41.6-27.2-13.3 馬ナリ余力
- 21.10.20 松 田 栗CW良 6F 81.0-65.0-50.8-37.6-12.2(7) 一杯に追う
ダンディズム(古馬1勝)馬ナリの外1.2秒先行クビ遅れ
◇野中調教師のコメント 「27日に坂路併せ馬で追い切りました。この年齢ですから急激な変化を求めるのはどうかと思いますが、本数を重ねていくにつれて筋肉や皮膚の張り感が徐々に良くなり、躍動感も戻りつつあるように感じます。休み明けとしてはまずまずの仕上がり。ここをステップにして、中1週で福島記念に向かえればと思っています」
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ドゥオーモのカシオペアS(10/31阪神)出走が確定しました。
今回は函館記念以来の休み明けになりますし、もともと野中先生の狙いは「ここをステップにして中1週で福島記念」なワケですから、まずは無事に出走し、きちんと競馬をして戻ってきてもらえればと思います。
とは言え、「筋肉や皮膚の張り感が徐々に良くなり、躍動感も戻りつつある」となれば、どこかでドゥオーモらしさを見せて欲しいところ。。松田騎手は福島記念を含めたセットでの騎乗な気もしますので、これなら重賞でも一発のチャンスがある…という手応えのあるレースになって欲しいと思いますm(_ _)m
**2021/10/31阪神11R カシオペアステークス(L/芝1800m)出走馬**
カナロアガールは、10月31日東京6R 1勝クラス(芝1600m)に三浦皇成騎手で出走します。
- 21.10.27 助 手 美浦坂良 2回 53.9-38.8-25.1-12.3 強めに追う
- 21.10.21 助 手 美浦坂良 2回 55.1-40.5-26.3-13.0 馬ナリ余力
- 21.10.06 助 手 美浦坂良 2回 53.4-39.1-25.4-12.3 強めに追う
◇田村調教師のコメント 「前走で増えていた体を大きく減らすことなく維持できていますし、馬の雰囲気も引き続き良好ですからね。この中間も順調に調整できています。レースはジョッキーなど総合的に勘案した上で、東京に向かうことになりました。近走の成績を考えますと正直なかなか強気にはなれませんが、前走を使った後もへこむことなく踏ん張ってくれていますので、何とかそれが実戦にも結び付いてくれればと思います」
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カナロアガールの出走が確定しました。水曜日時点では『10/30新潟の聖籠特別(芝1800m)に杉原誠人騎手で…』となっていましたが、未勝利戦を勝った時の鞍上だった三浦皇成騎手が確保できたこともあり、2018年10月のデービュー戦以来二度目となる、待望の東京マイル戦に出走することになりました。
もちろん、東京マイルなら勝てそうとか、そういう簡単な話ではないでしょうが、ずっと1800~2000mを使い続けている中にあって、『もう一度マイルでの走りを見てみたい』との気持ちをずっと抱えていましたので…。本音を言えば、もっと早いタイミングで試して欲しかったですが、まあ、それは今さらの話になってしまいますからね(^^;)
ということで、今度は(田村先生が強気になれないのは致し方ないとして)休み明けを一度使った上積みも期待できますし、距離短縮で集中力が増し、以前のような末脚を繰り出せるようならチャンスはあるでしょう。
中2週でもしっかり調整しての出走なので、プラス30だった前走からはさすがに減ると思いますが、果たして今回は何kgで出てくるのかにも注目したいと思います。
**2021/10/31東京6R(1勝C/芝1600m)出走馬**
カイザーノヴァは、10月30日阪神8R 2勝クラス(芝1400m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 21.10.27 助 手 栗東坂良 1回 54.4-39.4-25.4-12.6 強めに追う
ホウオウアマゾン(古オーフ゜ン)強めに0.5秒先行0.6秒遅れ
- 21.10.22 助 手 栗東坂良 1回 55.4-40.0-26.1-13.2 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「27日に坂路で併せ馬。重賞勝ち馬を相手に遅れを取る形になったとはいえ、中2週での競馬を考慮して一杯にはやらず、ほぼ馬なりで動き自体は良かったです。基本的にテンションは高めですが、以前のように坂路でおろす前に盛り上がりすぎるといった点は改善しつつあり、この馬なりにオン・オフの切り替えができるようにはなってきています。レースは3つの候補の中から、直前の想定を見て阪神1400mへ。前走を使って息遣いなどは良化していますので、変わり身を見せて欲しいところです」
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カイザーノヴァの出走が確定しました。レースは登録のあった国立特別(10/31東京芝1600m)ではなく、当初から中心視されていた阪神の芝1400m戦に。矢作先生は「直前の想定を見て」と仰っていますが、ジョッキー確保の都合なども含めた総合的な判断でしょうし、共同通信杯以来の坂井騎手には是非とも頑張って欲しいと思います。
最終追い切りはホウオウアマゾンに0.6秒遅れる内容で、お世辞にも好時計とは言えないものの、もともと坂路では動かないタイプですし、少なくとも前走時より状態が上がっていると信じたいです。
ちなみに、矢作先生は重賞勝ち馬に遅れたのは仕方がない的な『慰めコメント(?)』をしてくれていますが、朝日杯FSではカイザーノヴァがホウオウアマゾンに先着しているわけですし、本来の力を出せればそれほど差はないと思っていまして…。どうやら今度のレースでは、そのことを改めて示す必要がありそうです。(たとえ絶好調でなくとも(^^;))
**2021/10/30阪神8R(2勝C/芝1400m)出走馬**
『全容公開前から気になる馬』シリーズはジェムジェム’20とステラエージェント’21で打ち止め…と考えていましたが、広尾TC的には入手経路が異色ということもあり、サンライズシェル’21も取り上げることにしました。(全く節操がなくて申し訳ありません。もしかしたら、結局、他の馬についても何か書くかもしれません(^^ゞ)
なお、相変わらずクラブからの公開情報以外は私が勝手に調べたことなので、全くの間違い、見当違いが含まれているかもしれません。その場合は全容公開後に訂正しますので、あらかじめそのつもりでお願い致しますm(_ _)m
サンライズシェル’21
◇牡当歳 2020.02.06生 新冠産(メイタイ牧場)
◇父:ヘニーヒューズ 母:サンライズシェル (母の父:キンシャサノキセキ)
◇サンライズシェル’21 5代血統表
本馬に関しては、この世界では有名な『ぐりぐり君』さん(私は良く存じ上げないのですが)がツイッターでいろいろと発信されていますので、今のところその情報が最新ということでしょうか。。と言いますか、『馬を提供した側が先に売り込むスタイル』は、これまでの広尾TCにはなかったパターンで、それはそれで新鮮な感じがして面白いです。
ぐりぐり君さんによれば、2020年のノーザンファーム繁殖牝馬セールでサンライズシェルを購入し、その時お腹の中にいたのが本馬とのこと。馬体はヘニーヒューズらしく筋肉質で大きめ、見栄えのするデキが良い馬らしいです。
広尾サラブレッド倶楽部さんで募集してもらうことになりました。
— ◎ぐりぐり君◎ (@gurigurikun_111) October 22, 2021
ご検討お願いします😊 pic.twitter.com/sDkqaX5Puz
ぐりぐり君さんの話はさて置きまして、この馬の面白さは、広尾TCにいながらにしてノーザンファーム血統の馬に出資できる、というところでしょうか。実際、母サンライズシェルはノーザンファーム~キャロットCさんの馬でしたし(その母シェルズレイからは今を時めくレイパパレさんが出ている!)、もしも繁殖セールでサンライズシェルが売れていなかったら、本馬もキャロットCさんから募集になっていたかもしれませんしね。
まあ、個人的にはそのことだけで心が動くとかではないのですが、ヘニーヒューズ×キンシャサノキセキ×クロフネの牡馬とくれば、デビュー前から狙いどころは明確ですし、お値段次第で迷いなく検討できるタイプな気がします。
ということで、21年産当歳募集で飛びつく馬かどうかは別にして、こういう馬が成功したら面白い…という意味で、注目に値するのは確かだと思います。結局のところは全容公開情報を待つしかないのですが、ノーザンF馬に出資するなら他クラブに行く!みたいな事は言わずに、冷静な目で見て検討を楽しみたいと思います(^^ゞ
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、週明けより乗り進めており、今週末の栗東トレセン帰厩が予定されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週末にショックウェーブ放射を行い、前走後のトモの疲れをケア。すでに周回コースでハロン17秒ペースのキャンター2000m、坂路で同キャンター1本を乗っており、やる気のある走りを見せてくれています。今回は短期放牧になる見込みです」
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大先輩のクレッシェンドラヴが骨瘤で福島記念を回避することになりましたので、もう何の遠慮も忖度もする必要がなくなりました。(ドゥオーモさん参戦の場合は、また態度を考えないといけませんけれど(^^ゞ)
その福島記念では、小倉記念勝ちのモズナガレボシや福島牝馬S勝ちのフェアリーポルカ、ディアンドルといった、オクトーバーSより一段濃いメンバーと戦うことになりますが、もともとパンサラッサは厩舎の同期馬コントレイルとも一緒に走っていたわけで、多少強そうな馬が隣りにいても変にビビったりはしないですからね。
願望込みではありますが、次は休み明けを一度叩いた上積みも見込めますし、先行して自分でレースを作るスタイルは福島コースに合っていると思います。矢作先生はもとより、チャンピオンヒルズや厩舎の皆さんも期待しているはずですので、連勝での重賞初制覇をバシッと決めたいところです( ・`ー・')キリッ
【2021/10/17東京11R オクトーバーS(L/芝2000m)でのパンサラッサ:公式HPより】
◇小泉厩舎長のコメント 「きっと競馬で頑張って走ってきたのでしょう。到着時はお疲れ気味の様子で毛づやもひと息でしたので、まずはウォーキングマシン運動のみで楽をさせました。現在はトレッドミルに入れて調整中。引き続き様子を見ながら、今週末より乗り出してみる予定になっています。必要であれば、ショックウェーブ放射等の治療も行っていきたいところです」
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中央再登録資格獲得のため、大井では間隔を詰めてレースを使いましたので、多少の疲れが残るのは織り込み済みですからね。むしろ、今週末から乗り出せるのであれば、まずまず悪くない状態と言って良いのかもしれません。
地方とJRAでは競馬の質、ジャンルが違うところがありますので、ダート短距離スピード勝負にあわせてきた心身を、一旦、リセットすることも重要な気がします。まずはチャンピオンヒルズでしっかり調整し、『可能であれば年内に中央復帰戦をめざす』イメージで頑張ってもらえればと思います。
その上で、一度挫折を味わったことも糧として、同期のパンサラッサに少しでも近づいていければありがたいですし、そのぐらいの高い目標を掲げて応援したいと思います。
【2021/9/18大井7R 池月・磨墨賞でのプライムライン:公式HPより】