富士ステークスで12着となったバスラットレオンの関係者コメントです。
◇矢作調教師のコメント 「スタートは決まったものの、外からこられた時に折り合いを欠いてしまう格好に。その分、終いが伸びなくなってしまいました。調教で乗っている騎手たちも言っているように、まだ成長途上の段階ですからね。こういった競馬も良い経験になり、今後の糧となることでしょう。折り合いを欠いたところ以外、現状におけるこの馬の競馬は出来ていたと思います」
◆クラブのコメント 「問題なくゲートを出てくれましたが、ロータスランドに外からハナを奪われたところで頭を上げてしまい、その後も内々でリズムを乱される形。今回のG2では自身の競馬をさせてもらえず、存分に力を発揮することができませんでした。なお、このあとは、「レース前はマイルCSもイメージしていましたが、今日の結果を踏まえ、あらためてじっくりと考えていきたい」と調教師。「まずは上がりの状態を確認した上で」意見交換を行っていく予定になっています」
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うーむ。。矢作先生の、「レース前はマイルCSもイメージしていたが…」とのコメントは、たとえ厳しい条件が重なったとしても、この内容ではG1に行くのはまだ早い、という意味ですよね。確かに、折り合いを欠いた分だけ終いで伸びなかったとは言え、馬自身がもう少し何とかしてくれても…という気がしないでもありません。
いや、春先までのバスラットレオンであれば、かなり厳しい展開になったとしても、もっと粘ってくれていたと思うんですよね。それが、前走も今日のレースも、簡単に大きく負け過ぎると言いますか。。
馬は本音を喋ってくれませんので、実際に何が起きているのは分かりませんが、何となくの感触で言えば、あまり焦って結果を求め過ぎるのではなく、多少時間が掛かってもじっくり立て直す方が近道のような気がします。
マイルカップの落馬以来、すっかり歯車が狂ってしまいましたが、今はまだ「成長途上の段階」であり、今日の敗戦も「今後の糧」になってくれると信じていますし、当然ながら、簡単にメゲずに応援していきたいと思いますm(_ _)m
【2021/10/23 富士ステークス(G2/芝1600m)でのバスラットレオン:バージョンワンさん撮影】
東京11R 富士ステークスに出走したバスラットレオンは12着でした。
【レース内容】スタートは互角。押してハナを取りに行くかと思いましたが、外のロータスランドの出脚も良く、無理せず控えて2番手に。ただ、そこからロータスランドがペースを落としたのがモロに影響し、頭を上げ、口を割って折り合いを欠く苦しい走りになってしまいました。3コーナー手前でようやく落ち着いたものの、内ラチ沿いに押し込まれ、直線中ほどまでロータスランドが壁になるカタチでは、とても気分良く走ることはできなかったでしょう。前半で掛かったロス、直線で動けなかったことが響いた結果、あえなく12着での入線となりました。
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うーん。。(´へ`)
こんな馬じゃないんですけどねぇ。。(´Д`)ハァ
今日はパドックでもテンションが高めだったので、またスタートで何かあるかと心配したものの、そこはうまくクリアをしてくれました。ただ、二の脚がつきかけたところでロータスランドに前に入られたのが痛恨で…。結果論になってしまいますが、あそこは簡単に引かずに行き切った方が良かったのではないでしょうか。
そうですねぇ、バスラットレオンにとって重要なのは気分良く走らせること、道中でストレスフルなカタチにさせないことなのかもしれません。4角で舌を出して遊ぶぐらいに気分よく走らせると、上りでさらに加速するパフォーマンスが出せるという。。今までは、それがマイペースの逃げ、周りに馬がいない時に成立してきたと考えることもできそうです。
あとは、道中の掛かり具合を見てもそうですが、やはり今日はいつもよりテンションが高かったと思います。それが状態面によるものなのか、ここにきて気性的に難しいところが出てきたのか…。
何だか今日も、あまり納得したくない負け方になってしまいましたが、結果は結果として受け入れるしかありません。まずは関係者コメントを待ったうえで、ここからの立て直しをどうするべきかを考えてみたいと思います。(あ、当然ながら私が対策を考えても、バスラットレオンには何の役にも立ちませんけれど(^~^;))
**2021/10/23東京11R 富士ステークス(G2/芝1600m)・良**
2022年・2023年2歳馬募集を対象とした「Hiroo no REIWA Additional Lineup」の募集馬ラインアップおよび、募集スケジュール等をお知らせいたします。
◆募集馬プロフィール◆
〇2022年2歳募集馬
☆米国キーンランド・セプテンバーセール取引馬
ジェムジェム’20 牝馬
父 American Pharoah 母の父 Tapit
☆おじに重賞2勝馬、クレッシェンドラヴ
ルックオブラヴ’20 牝馬
父 ミッキーアイル 母の父 キングズベスト
〇2023年2歳募集馬
☆母はBCジュヴェナイルフィリーズターフ(米G1)3着馬
ステラエージェント’21 牡馬
父 Gun Runner 母の父 More Than Ready
☆祖母は重賞3勝馬マザートウショウ
デプロマトウショウ’21 牝馬
父 キズナ 母の父 ファスリエフ
☆おばに大阪杯(G1)勝ち馬レイパパレ
サンライズシェル’21 牡馬
父 ヘニーヒューズ 母の父 キンシャサノキセキ
☆曾祖母は名牝フェアリードール
サンドクイーン’21 牝馬
父 ブリックスアンドモルタル 母の父 ゴールドアリュール
◆募集馬リーフレット・申込ガイドの発送
11月5日(金) 会員の皆様より順次発送
◆オフィシャルサイトにおける詳細(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表
11月5日(金)夕方 全容公開予定
◆申込受付 <先着順による受付>
11月21日(日)より<先着順>での受付開始
インターネット・・・・11月21日(日)午前10時~
電話・・・・・・・・・11月22日(月)午前11時~
◆出資確定
申込が殺到した場合、Web申込受信時刻順に口数を確保するものとし、満口到達以降のお申込に関しましてはその旨を翌営業日までに電子メールでお知らせいたします。
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Oh! That's surprising!!
いやぁ、思わず英語が出てしまいましたが、広尾TC秋の追加募集馬の顔触れが明らかになりまして、恥ずかしながら、キーンランド・セプテンバーセール取引馬のジェムジェム’20って誰ですか? ポカーン…な状態なってしまいました(^^ゞ
広尾TCも、以前はたまに外国産馬や持ち込み馬の募集をやっていましたが、なかなか結果を出すのが難しいところもあり、最近は所有繁殖牝馬の産駒(お馴染み木村秀則牧場産馬)、国内庭先で入手した馬(桑田牧場産馬、三嶋牧場産馬、調教師等からの紹介馬など)を中心に、比較的手堅いラインアップに落ち着く傾向がありましたので。。
募集馬個別の話は別に書くとしまして、6頭全体をザッと眺めると、20年産馬はジェムジェム’20の他にルックオブラヴヴ’20(木村秀則牧場)がいて合計2頭。21年産馬は4頭で、デプロマトウショウ’21とサンドクイーン’21が桑田牧場産馬、ステラエージェント’20はどうやら三嶋牧場産馬、そしてサンライズシェル’21がある筋からの紹介馬のようです。
落ち着いて整理をしてみると、サプライズと言っても、ジェムジェム’20とサンライズシェル’21以外は例年通り、従来ラインからの提供馬を中心に…ということになりますでしょうか。(その方が安心なのは確かです)
**広尾TC 2020/2021年産募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済)
いずれにしても、これで20年産馬については全ての顔触れが揃ったことになります。個人的には、すでに募集されているミンティエアー’20、エンパイアブルー'20、ジアナズドリーム’20あたりを含めて出資を検討することになりますが、ジェムジェム’20の調教師はどなた様か?など、まずは全容公開を待ちたいと思います。
21年産馬については、どうでしょう、ステラリード’21やミスペンバリー’21といった『募集されたら即満確定的』の馬がいませんでしたから、多少の余裕を持って検討できるかもしれません。(油断はできませんけれど(^^;))
もちろんコチラもお値段や厩舎などの全容待ちですが、(字面だけですが)現時点でも何となく面白そうに感じる馬もいますので、2022年本募集馬の顔触れを意識しつつ、いろいろ考えてみたいと思います。
話はガラッと変わりますが、『Online Racing Salon Vol. 20 Hiroo no Reiwa 尾関知人調教師と共に ※後編』の中で、私の元出資馬であるグランソヴァールが亡くなっていたことが伝えられました。
現役引退後、尾関先生をはじめとする関係各位のご尽力のお陰で、幸運にも中山競馬場の誘導馬になれたことをとても喜んでいただけに、新たな一歩を踏み出す前に斃れてしまったことは残念でなりません。
なかなか言葉が出てきませんが、誘導馬デビューを楽しみにしていたクラブ会員(元出資者)の心情を気遣い、わざわざお伝え頂いた尾関先生には改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございましたm(_ _)m
吉澤ステーブルWEST在厩のヴィジャーヤは、おもに坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター2本を消化。週1~2回の速めを開始しています。10月中旬の馬体重は484kgです。
◇奥場長のコメント 「去勢した割には馬体がどっしりとした印象で、むしろ肉付きが良くなりましたね。前向きさは相変わらずですが、徐々にペースを上げている中で、口向きなどは以前より制御しやすくなっているようにも感じます。この調子でハロン13秒ペースまでピッチを上げていき、全体の調教量や速めの本数を積み重ねていければと思います」
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先月、去勢手術の(9/11実施)報告があったあと、約一ヶ月ぶりの近況報告がありました。
去勢手術後は、一般的には体重が落ちるケースの方が多いと思いますが、奥場長によれば、「(手術後に)むしろ肉付きが良くなった」とのことで、実際、馬体重も手術前の480kgから僅かに増えています。
結局、そのあたりも馬ごとによって違う話になるわけですが、ヴィジャーヤはもともと脂太りタイプではなかったですし、気性面の改善が馬体増につながったのだとしたら、それは嬉しい変化で… というのは都合良過ぎる解釈な気もしますけれど、「口向きなどは以前より制御しやすくなっている」と言われると、それなり以上に期待したくなってしまいます(^^)
いずれにしても、手術後の経過が順調で、調教ペースも問題なく上がっているのは確かですから、この調子であと一ヶ月、しっかり乗り込んで園田デビューに備えて欲しいと思います。目論見通り12月に連勝を決め、早々に中央に戻って来られるかどうかは、今後一ヶ月の過ごし方によるところが大きい気がしますのでm(_ _)m