**2021/10/17東京11R オクトーバーS(L/芝2000m)15:30発走**
◎ ヤシャマル
○ ココロノトウダイ
▲ パンサラッサ
△ サトノエルドール
△ シルヴァーソニック
△ クラヴァシュドール
△ ワールドウインズ
△ ハーメティキスト
パンサラッサは1枠2番になりました。
言うまでもなく『逃げ先行』が基本のパンサラッサですから、2番というのは願ってもない絶好枠。。何なら、もう一生この枠で固定して頂いても良いぐらいです。(そんな都合の良い話はあり得ないですね(^^ゞ)
とにかく、絶好の2番枠が引けたのですから、あとはスタートを決めてハナを主張するだけ。。3馬枠のバレリオあたりがどの程度絡んでくるかは分かりませんが、もう迷う必要はないと思うんですよね。鞍上の吉田豊騎手は今回がテン乗りですし、アレコレ考える必要がない逃げの一手で勝負をさせてあげたいです。
こうなると、流れ的には本命にしたいところながら、デキに関して矢作先生は「休み明けでどこまで良さが出るか、使いつつ良くなっていくハズ」といったコメントでしたので、あえて単穴にして一発を狙う姿勢で応援しようと思います。でも、次も2番枠がもらえる保証はないですし、やはり、スケベ根性は抑え切れないかなぁ(^^;)
ということで、本命対抗は人気どころのヤシャマル、ココロノトウダイにしましたが、連下評価の馬も含めてそれほど大きな差があるとは思えません。パンサラッサも含めて、どの馬が勝ってもおかしくない混戦になりそうです。
そうなると、やはりポイントはスタートが決まるかどうか…。決めちゃって欲しいですねぇm(_ _)m
◇森永代表のコメント 「免疫力や栄養の吸収率を高めるべく、整腸サプリメントにより体内からも健康づくりに努めており、胸まわりもそうですが、それ以上にお尻に大きくボリュームが出てきましたね。今後は初期馴致に備え、馬服(薄手のラグ)を着せて胴まわりを覆うなどして慣れさせておこうかと思っています。育成牧場への移動については、次回の調教師の来場を待って最終的にゴーサインが出るものと思われます」
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20年産出資馬6頭のうち、まだ育成場に移動していないのは5月生まれの本馬だけになっていましたが、どうやら今月末か来月前半にはシュウジデイファームに移ることになりそうです。(もちろん、矢作先生の来場日を知っているわけではないですが、何となく、そう遠くないんじゃないかと(^^ゞ)
実は、まだ馬体や顔つきに幼さが残っている本馬に関しては、個人的には年末までに移動すればOKかな?ぐらいに考えていたのですが、全体的に育成スケジュールが前倒しになっている昨今の情勢を考えると、寒くなる前にひと通りの勉強を済ませておく…といった感覚も、以前に比べて重要度を増しているのかもしれませんね。
いずれにしても、シュウジデイファーム(だと勝手に決めちゃってますけど)に移動をすれば、昼夜放牧で体力をつけるのとは全然違うレベルの勉強が待っています。これまでの近況報告から、モノに動じない性格だろうと想像していて、その点では心配が少ないものの、430kgほどの身体をできるだけ大きくしてから移動になって欲しいと思いますm(_ _)m
【モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/10/1更新分)より】
吉澤ステーブル在厩のアスカビレン’20は、初期馴致を滞りなく終え、現在は騎乗馴致へと移行しています。10月上旬の馬体重は444kgです。
◇鷲尾マネージャーのコメント 「到着後2~3日で生活リズムを掴み、洗い場やハミ馴致と並行して、ロンジング、ドライビングと経験させてから装鞍、背馴らしと進めてきました。そして現在は、ロンギ場でダクとハッキング程度の軽い騎乗運動を開始したところ。時折見せる表情などは秘めた気持ちの強さを感じさせますが、基本的には人間の指示に素直で落ち着きがあり、スムーズに進めることができています。馬体は牝馬ながらしっかりとした幅があり、力強さを感じさせるタイプ。体格的にも平均以上のサイズになると思われます。肩やトモの付くべきところに筋肉量がありますので、これからの調教での動きが楽しみです」
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吉澤ステーブルに移ったのが9/22ですから、馴致は(10/1にファンタスト木村さんに移動した)クエストフォーワンダー’20より一歩先に進んでおり、すでにダクとハッキング程度の軽い騎乗運動が始まっています。
馴致がスムーズだった要因でもある、『気持ちの強さを持ちながらも人間の指示に従順』というのは、いかにも競走馬向きの性格に思えますが、きっとパカパカファーム厚賀分場でしっかり手をかけて頂いたことも大きいのだと思います。どの馬もみんなこういう感じだと助かるのですが、なかなかそう簡単にはいかないですからね。
そのパカパカ厚賀にいた最後の1、2ヶ月ほどで、目覚ましく成長した馬体については、「牝馬ながらしっかりとした幅があり、力強さを感じさせる」とかなりの高評価。それほど大きくなかった当歳時を知っているだけに、「体格的にも平均以上のサイズになる」とか「肩やトモの付くべきところに筋肉量がある」といったコメントも嬉しいですし、ある意味では、これが当歳募集馬に出資をする醍醐味と言って良いでしょう。
吉澤ステーブルは素質馬も多く、目立つ存在になるのはなかなか大変ですが、「これからの調教での動きが楽しみ」という現時点の期待通りに成長していって欲しいと思います。
ファンタストクラブ内木村牧場在厩のクエストフォーワンダー’20は、今週より初期馴致を開始しています。10/1の馬体重は466kgです。
◇川嶋担当のコメント 「最初の3日間はロンギ場で手を掛け、14日からドライビングへ移行。すぐに落ち着いてこちらの環境にも慣れてくれましたし、飼葉喰いも良好ですので、あと1~2週間もあれば装鞍して他馬たちと一緒に騎乗馴致を進めていけるものと思われます。第一印象は骨量に恵まれてしっかりとしている馬。伸びがあって硬さがなく、距離の融通が利きそうですね。これまで丹念に育ててもらっていたようで、ワンパクでも人との距離感が分かっている様子です」
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10/1に木村牧場に入って2週間、新しい環境にもすぐに慣れ、初期馴致も順調そうで何よりです。
ちなみに川嶋さんの第一印象である「骨量に恵まれてしっかりとした馬」というのは、私も出資検討時に同じことを感じました。。と言いますか、この馬については、誰がどう見てもそう感じたとは思いますけれど(^^ゞ
まだ本当の評価はこれからでしょうが、「伸びがあって硬さがなく距離の融通が利きそう」というコメントも良い感じですし、「ワンパクでも人との距離感が分かっている」など、気性面で不安がないのも間違いなさそうなので、あとはこれからのトレーニングの中で、質の良い動きを身につけていって欲しいと思います。
本馬の父サトノアラジンは新種牡馬リーディング争いにおいて、ドレフォン、シルバーステート、キタサンブラックといったところにやや水をあけられていますが、二年目、三年目の産駒次第でまだまだ逆転は可能でしょう。その意味では、クエストフォーワンダー’20には代表産駒級の活躍を期待したいですし、今後のトレーニングの中でその可能性を感じさせて欲しいです。(ちょっと大きく出過ぎましたかね(^^ゞ)