中京9R 鳥羽特別で10着となったカイザーノヴァの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「ここ最近のなかではしっかりと走れていたように、状態は良くなっていました。ただ、終いで伸び切れなかったのはどうしてなのか、もうひと伸びするにはどうしたらよいのか。このあたりが悩みどころです」
◇矢作調教師のコメント 「1200mのレースですから、あれ以上前につけて行くのは難しいのかもしれませんが、この距離でも問題はないですし、良い雰囲気で好位につけてレースを進めて行けた点はひとつ良かったと思います。ブリンカーの効果などについては、これから鞍上と共にレースを振り返っていく中で判断していきたいところです」
◆クラブのコメント 「この距離でも好位からレースの流れに乗って行けましたが、直線で追い出されてから推進力が上へ上へと逃げてしまい、徐々に後続にのみ込まれてしまう形。メンタルやトモなどに目に見えるほどの成長がまだ窺えず、なかなかトンネルから抜け出せない状況が続きます。なお、このあとは、「上がりに問題がないようであれば、さらに続戦の方向で。鞍上ともよく意見交換を行い、引き続きしっかりと考えながら策を講じていく」(師)予定になっています」
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坂井騎手、矢作先生のコメントを総合すると、『収穫がなかったわけではないが、終いで伸びない課題は解決できておらず、引き続きレースを使いながら打開策を探していきたい』といったところでしょうか。ただ、今日のレースで距離短縮とブリンカー着用という手札を切ったばかりですし、そう簡単にポンポンと対策案があるはずもないですから…。
いや、そんな中にあって、矢作先生が「上がりに問題がなければ、さらに続戦。鞍上ともよく意見交換を行い策を講じていく」と仰っているのは非常にありがたく、実戦を重ねる中でさらに状態が上がり、気持ちに変化があることにも期待したいです。今日もパドックや返し馬では、少しずつ以前の雰囲気が戻ってきたようにも見えましたので!
その上で、今でもカイザーノヴァの実力を評価してくれている、『ホトケの矢作先生』のお顔は果たして何度まで拝むことができるのか…。結果的には、昨年秋の復帰戦以降、5戦連続で期待を裏切ってしまっていますので、さすがに次走かその次あたりでは、『これならイケる!』といった走りを見せないとイケマセンね(^^;)
中京9R 鳥羽特別に出走したカイザーノヴァは10着でした。
【レース内容】互角のスタートから積極的に押して先行、4~5番手の位置を確保。道中の走りは悪くなく、手応えを残したまま3~4角を回り、絶好の4番手で直線に入った時には『今日こそやったか!』と思ったのですが…。その後は伸びそうで伸びない走り、残り200mを切ったあたりからは脚色が一杯になってしまい、外から来た馬たちに交わされての10着となりました。
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まだトンネルは抜けられそうもありません(^^;)
今日は締切直前まで3番人気に支持されていて、なんでそんなに売れているの?と思っていたら、最後は5番人気に落ち着きました。ただ、またもや人気を裏切る着順になってしまいましたので、次回はさすがに人気薄になるのでしょう…。
みたいな話はさて置きまして、私としても、そう簡単にトンネルを抜け出せるほど甘くはない、と考えてはいたんですよね。でも、4角を回って外から3番手に上がった時の雰囲気は、『これは突き抜けるんじゃないか!?』と思えるほどだったので。。少なくとも、良い頃のカイザーノヴァなら(突き抜けるまではないにしても)もっと頑張れてよいカタチにはなっていたと思います。
もっとも、今回は復活のキッカケ作りの一戦で、短距離戦でビシッと追うこと、ブリンカーを試すことがテーマでしたので、少なくとも直線半ばまで頑張れたのは収穫なのかもしれません。もしもそうだとすると少し寂しい話ではありますが、こうなった以上は試行錯誤の中で光明を見つけるしかなく、引き続き前向きなチャレンジをお願いしたいと思います。
(矢作厩舎の皆さん、くれぐれも宜しく…m(_ _)m)
**2022/1/8中京9R 鳥羽特別(2勝C/芝1200m)・良**
シュウジデイファーム在厩のアシタカは、おもにBTCの屋内ダートトラックや屋内坂路を中心にハロン17~20秒ペースのキャンターを消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。12月下旬の馬体重は545kgです。
◇石川代表のコメント 「年明けは4日に坂路で1本目に15-15、2本目に3F40秒を少し切るくらいで行きました。屋内コースですし、調教を積んできている分、坂路に入ると自然とスイッチが入ってしまう感じ。少々ムキになって走るようなところもありますので、できる限り我慢させるように意識しながら乗っています。坂路の終点にかけて更にもうひと伸びあれば言うことなしですが、500kgを優に超える大型馬ですからね。瞬時の動きというよりは、力で押していく印象です。引き続き、入厩に向けてしっかりと準備を整えていきたいと思います」
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「坂路に入ると自然とスイッチが入ってムキになる」、「瞬時の動きというより力で押していく印象」とのことなので、脚を溜めての末脚勝負というよりは、最初からパワーと底力でゴリゴリ押していくタイプなのかもしれません。
そうなると、デビュー戦に関してはむしろダートの方が…という気もしてきますが、さすがにその判断はもっと後にした方が良いのでしょう。そもそも瞬発力系の能力についてはもっと馬体が絞れてからの話かもしれませんし、末脚のベースとなる『一本調子にならず、リラックスして走ること』についてもまだ勉強中の身ですからね。
そうですねぇ、冬の北海道は基本的に屋内でしかトレーニングができませんので、追い切りレベルとなると、どうしてもBTCの屋内坂路に頼ることになります。その点、栗東トレセンなら坂路に加えてCWなども使えますので、ここまで来たら、なるべく早く移動しちゃった方が良いかも… と、ついつい勝手なことを考えてしまいました(^^ゞ
とにかく、少なくともトレセン入厩に向けて順調に乗り込めているのは良いことです。これから移動までは、もう僅かの期間しかありませんが、できることならラスト1本か2本の速めにおいて、もう一段の進歩を見せて欲しいと思いますm(_ _)m
ちなみに、アシタカとは全然関係ないのですが…
昨晩は七草粥を食べました。
今年は結構お餅を頑張って食べたので、胃に優しいお粥はとてもありがたいです。
昔の人の知恵、習慣、素晴らしいと思います(^^)
ちなみに、お粥だけだと夜中にお腹が空いてしまうので…
厚揚げ焼きと、
菜の花の辛し和え! いや、ここでコッテリ系が出てくるようだと、七草粥の意味がありませんからね(^^ゞ