園田6Rに出走したヴィジャーヤは、五分のスタートから、前半は好位4番手の内を追走。4角よりポジションを上げましたが、直線の叩き合いでクビ差競り負け、結果2着での入線となっています。
◇盛本調教師のコメント 「勝てなかったのは残念でなりませんが、初めての姫路のコースも大丈夫でしたし、レースの内容は間違いなく良くなってきていると思います。こうやって経験を積んでいくなかで、さらに前進を図っていきたいところです」
◆クラブのコメント 「スタート直後や最後の直線で追い出された際などは内にささり気味でしたし、道中もやや力みながらの追走とまだまだ粗削りなレースぶりではありますが、一戦ごとに内容に進境がうかがえるのも事実。今回のレースも糧にして、目前にまで迫った待望の初勝利に向けて、「引き続きしっかりと調教を行い、次走に備える」(師)予定になっています」
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今日のヴィジャーヤはホライゾネット(パシュファイヤー)を装着しての出走。一般的に、ホライゾネット装着は視野(見え方)を制限して気が散らないようにしたり、目に異物が当たることを防ぐ効果を期待してのことですが、今回装着したのはグレーの網だったので、写真のような、まるでサイボーグのような風貌になっていて驚きました(^^ゞ
【2021/1/18園田6Rでのヴィジャーヤ】
それはさて置き、今日のレースではスタートしてからゴールまで、(怪しいところはありましたが)前走、前々走よりだいぶマトモに走ってくれたと思います。直線でササリ気味になり、外に立て直したところで勝ち馬に割って入られたのが残念でしたが、少なくとも盛本調教師が「経験を積んでいくなかで、さらに前進を図っていきたい」とコメントしたくなる内容だったと思います。
まあ、どこまで時間をかけて良いのかは別にして、一戦ごとに内容が良くなり、勝ち上がりが目前になってきたのは確かですからね。今日も結局1番人気に支持されたように、素質、能力面で高い評価がもらえているのも事実なので、経験による進歩を最大限に発揮して、次からはポンポンと結果を出していきたいところですm(_ _)m
**2022/1/18姫路6R C2二4歳以上(ダ1400m)・良**
◇盛本調教師のコメント 「金曜日に軽く流す程度に58.6-43.7-29.3を計時しました。動きは良かったですし、普段からしっかりと乗り込めていますのでこれくらいで大丈夫だと思います。下原騎手が念入りに調教をつけてくれていること、またホライゾネットやクロス鼻革の効果もあって、以前ほど内にささる癖を見せなくなり集中して走ってくれるようになりつつありますからね。レースを使うごとに状態は良くなってきていますし、もう少し前々で流れに乗って行ければ前進が見込めるはず。あとは初めての姫路の馬場を気にしなければ良いのですが…」
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今日はヴィジャーヤが姫路のレースに出走します。
地方デビュー戦だった前々走は12/15に園田で5着、前走は年が替わった1/2に同じく園田で4着でしたが、いずれも走る能力の問題ではなく、きちんと鞍上の言うことを聞いて、落ち着いて真っ直ぐ走れなかったことが敗因でしたからね。
ただ、内容的には初戦より2戦目の方が格段に良かったですし、盛本調教師も「下原騎手が念入りに調教をつけてくれていること、またホライゾネットやクロス鼻革の効果もあって、以前ほど内にささる癖を見せなくなり集中して走ってくれる」と仰っていますし、「レースを使うごとに状態は良くなっている」のであれば、そろそろ本領発揮ができてもおかしくないでしょう。。いや、むしろ、そろそろ真面目にやらないと、さすがにクラブも甘い顔をしてくれなくなるかもしれませんからね(^^;)
正直、2番枠は少し内過ぎている気もしますし、初コースに対応できるかどうかは心配ですが、中央復帰をめざす立場としては、そう何度も格好の悪いレースをするわけにもいきません。不安満載、心配事だらけの出走ではありますが、能試のタイムを考えれば能力は足りているはずですから、改めて馬生初の勝利を期待したいと思います。
**2022/1/18姫路6R C2二4歳以上(ダ1400m)13:15発走**