東京12R 1勝クラス(芝1800m)で5着となったカナロアガールの関係者コメントです。
◇田村調教師のコメント 「これで引退になるのが惜しいくらいの良い内容だったと思います。ジョッキーもうまく乗ってくれましたし、ラストランで久々にこの馬らしい末脚を見せてくれました。よく頑張ってくれましたね」
◆クラブのコメント 「レースが速いペースで流れてくれた分、直線で前がバラける展開になり、最後まで懸命に末脚を伸ばして久々の掲示板。諦めない気持ちで走りきってくれました。これまで24戦、大きな怪我もなく頑張り抜いてくれたことに感謝します。ラストラン、お疲れさまでした」
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本当に今日のレースがラストラン、これで現役引退なんですよねぇ…。。とりあえず今日はもう飲んでしまったので、アレやコレやの思い出は、また機会を改めて書きたいと思います。
カナロアガール、お疲れ様でした。しばらくはゆっくり休んで下さいm(_ _)m
万が一、子どもが募集されることがあったら、また応援できるかもしれません。いや、募集されるかどうかにかかわらず、元気な良い仔を生んで、お母さんとして現役時代以上に成功してくれることを祈っています!
東京12R 1勝クラス(芝1800m)に出走したカナロアガールは5着でした。
【レース内容】まずまずの好スタートも、出たナリで後方へ。逃げ馬が1000m通過56.9秒で飛ばす展開の中、折り合いがついて中団後方で脚を溜める自分のカタチを作ることができました。縦長馬群のまま差し掛かった4角手前、残り600m過ぎから動き始めると、10番手あたりで入った直線では内に進路をとり、残り400mからは大野騎手の右ムチに反応、しぶとく末脚を伸ばして最後まで踏ん張り、バテた先行馬を交わして掲示板を確保する5着入線となりました!
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本当に、最後までよく頑張ってくれました。゚( ゚^∀^゚)゚。
今日は馬体重がマイナス10の486kgでしたが、パドックで見た身体つきは全く細くなく、程よく気合も乗ってとても良い状態だと感じました。そうですねぇ、もともとカナロアガールは細い身体で走っていた馬ですし、今考えると昨年秋からの3戦は、さすがに太め残りだったのではと思います。あの時、最初から今日ぐらいの馬体重で出ていたら…みたいな話はやめておきましょう(^^ゞ
とにかく今日は、『後方で折り合って速い上がりを繰り出す』という、自分の競馬ができて良かったです。上り3F34.7秒は推定2位で、惜しくも最速を叩き出すことはできませんでしたが、それでもカナロアガールらしい競馬を見ることができましたし、その意味では、前走後に「あともう一戦」を決断して頂いた田村先生や、関係者の皆さんには感謝しかないですm(_ _)m
それにしても、こうやってラストランで自分の競馬をして、『まだやれるのに…』と惜しまれながら牧場に戻るというのは、実は牝馬にとっては一番良いことかもしれませんからね。レースが終わってしまうと寂しい気持ちになりますが、無事に(まずまず良いかたちで)ラストランを終えることができたのが何よりですし、これからのカナロアガールにエールを送りたいと思います。
いやぁ、書きたいことはたくさんあるものの、まずはこの辺にしておきましょうかね(^^ゞ
カナロアガールありがとう! そして、応援の皆さんお疲れ様でしたm(_ _)m
**2022/1/29東京12R 4歳以上1勝クラス(芝1800m)・良**
最後の本馬場入場
最後のゲート入り
ラストランを終えた後ろ姿
クエストフォーワンダー’20の動画、写真が更新されました。
【ファンタストクラブ内木村牧場在厩のクエストフォーワンダー’20:公式HP(2022/1/28更新分)より】
前々回、前回と近況でも触れられていたように、「冬場でも毛づやはピカピカ」でとても見栄えの良い馬体です。体重はすでに480kgを超えていると思いますが、背丈も胴も伸びているように感じますし、太くなった印象は全くなく、この一ヶ月でさらに競走馬らしいシルエットになったのではないでしょうか。
前回近況ではすでに16秒ペースを乗られていること、さらに、「少しずつ後駆を使えるようになってきた」という嬉しいコメントもありましたので、この調子でトレーニングを積み重ね、馬体の成長に中身が伴ってくれば、いよいよ早期デビューが見えてきそうです。
こうなると、次回の動画では走る姿なども見たいところですが、無理ですかねぇ(^^ゞ
**2022/1/29東京12R 4歳以上1勝クラス(芝1800m)16:25発走**
◎ カランドゥーラ
○ ディオスバリエンテ
▲ ノワールドゥジェ
☆ カナロアガール
△ ドラミモン
△ シルブロン
△ ミッキーパンチ
△ ノーダブルディップ
ラスイトランとなるこの一戦、カナロアガールは2枠2番からスタートします。ちなみにカナロアガールの過去23戦のうち、2番枠になったのは3回で、1勝2着一回という好成績!(^^)
現状、唯一の勝利である2019年6月の東京芝2000m(未勝利)が1枠2番からで、同年9月の中山芝1800m(1勝クラス)で2着となった時も2枠2番からのスタートでした。昨年10月の東京芝1800m戦では2枠2番から先行して10着に負けましたが、あの時はプラス30kgの休み明け、且つ、前半力んで走っていたので参考外で良いでしょう(^^ゞ
正直、内枠の方が良いタイプかどうかは微妙ながら、開幕週の東京は外を回って差し切るのが難しいコースですし、一発を狙うつもりなら内で脚を溜めるかたちの方が可能性は高そう。。芝1800mは比較的ペースが落ち着きやすいこともありますから、スタートが決まれば、中団前目の位置で折り合うのが理想形ではないでしょうか。
ということで、一応、先行、又は中団からのイン突き末脚勝負をイメージしてみましたが、カナロアガールは前半をどれだけリズムよく運べるか、それが末脚の鋭さに繋がるタイプだと思いますので、無理に位置を取りにいくぐらいなら(一時、田辺騎手が盛んにやっていたように)最後方から追走し、忍者のように内を狙う作戦もあり。。要するに、末脚が活きる得意の競馬をしてもらえれば、あとは彼女自身の頑張り次第になりますからね。
現役最後の一戦であることを彼女自身が感じているのかいないのか、当然ながら私は知る由もありませんが、何かを感じて本気を出してくれたら番狂わせもあり得るでしょう。もちろん、無理をして怪我などあってはいけませんが、結果は別にして、ラストランに相応しい気持ちの良いレースが見られることを期待します!(^^)