テラステラが橘ステークス(L/芝1400m)に登録されました。
登録馬は12頭ですが、そのうち半分ぐらいは1勝馬ですし、充分に勝つチャンスがある一戦になりそうです。
まあ、コチラも成長途上の身なので、あまり上から目線でモノは言えないのですが、前走ファルコンSではあれだけの意地悪をされて6着に粘ったわけですし、(万が一勝てないとしても)さすがに馬券圏内ぐらいは期待をしても良いでしょう。
あとは藤岡康太騎手の奮起にも期待… いや、普通にテラステラが力を出しさえすれば、誰が乗ってもそんなにおかしな競馬になることはない…という気がしていますm(_ _)m
**2023/5/7京都10R 橘ステークス(L/芝1400m)登録馬**
東大路ステークスで5着となったプライムラインの関係者コメントです。
◇川田騎手のコメント 「今回は外枠、1200mでしたが、内容良く走れました。こういう競馬を続けていければですね」
◇田中克調教師のコメント 「枠が悪く、外々を回らされる形。もう少し内に入りたいところでしたが、それは展開的に難しかったですね。ただ、1400mの距離だけでなく、今後は1200mも選択肢に加えられるレースぶりを見せてくれたという点では収穫があったと思います。暖かくなってきて馬体的にも限界を迎えつつあるのは明らかですので、ここでチャンピオンヒルズへ放牧に出して、夏休みを与えてあげたいと考えます」
◆クラブのコメント 「ブリンカーの効果もあり、準オープンの1200m戦にも対応。やむなく外々を回らされる形になりながらも、好位から渋太く粘り込んで掲示板を確保しました。なお、このあとは、昨秋から6戦した疲れを取るべく夏休みへ。「今度は選択肢が増えた状態で秋競馬から始動し、またオープン入りを目指して頑張っていく」(調教師)予定となっています」
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やはり、『泣きのもう一戦』はムリなようで、このまま夏休みに入ることになりました。まあ、田中克先生に「馬体的にも限界を迎えつつあるのは明らか」と言われてしまっては、確かにそうだよな…と思うしかありません。
ただ、川田騎手も田中克先生もオープン入りには手応えを感じてくれたようですから(当たり前ですけど)、秋に復帰をした時には改めて良いパフォーマンスを期待をしたいと思います。あとは、できれば暑い栗東近郊ではなく、北海道に避暑に出してあげたいところですが、それもいろいろあって難しいんでしょうねぇ。。
いや、あまり余計な心配をするのも良くないですね。とにかく、これからチャンピオンヒルズでゆっくり疲れを癒してもらい、秋には〇丸の心配がいらない状態で戻ってきて欲しいですm(_ _)m
京都12R 東大路ステークス(3勝C/ダ1200m)に出走したプライムラインは5着でした。
【レース内容】互角のスタートから出たなりで先行、4~5番手の外の位置取り。そのまま折り合い重視でレースを進め、3~4角で外々を回って前を射程圏に入れたところで直線へ。直線では一瞬伸びかけたようにも見えましたが、途中で他馬と同じ脚色になり、後続勢にも差されて5着での入線となりました。
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少し大事に行き過ぎましたかね?(^^;)
地方在籍時以来の1200mの競馬でしたが、距離そのものは特に問題なかったように感じます。ただ、結果論で言えば、スタート後にもう少し出していっても良かったかなと。。そもそも直線のキレ味で勝負するタイプではないですし、無理せず好位で折り合った代償として、3~4角で外々を回らされることになりましたから…。
ただ、必ずしもベストの条件と言えない1200m戦できちんと掲示板を確保したのですから、無事に競馬を使っていけば、3勝クラスを勝ってオープンに上がるのも時間の問題だと思います。それを考えれば、必要以上に口惜しがる必要もないですし、また次のレースで頑張ってもらえばOKでしょう。(引き続きブリンカー効果はあったと思いますし)
問題はその次走がいつになるかの方でして、レース後の様子次第、今後の気温の上昇次第では秋までお休みになる可能性も…。わざわざ1200mに距離を短縮し、リーディングジョッキーを配しての敗戦だけに、気持ちとしては『泣きのもう一戦』をお願いしたところなのですが、果たして田中克先生のご判断や如何に!?
まずは、オトナシク関係者コメントを待ちたいと思いますm(_ _)m
**2023/4/30京都12R 東大路ステークス(3勝C/ダ1200m)・重**
東大路ステークス【2023年4月30日京都12R】出馬表、予想:競馬ラボ
4/24の近況で、ストームハート’22が中間育成場である様似木村牧場に移動したことが伝えられました。ストームハート’22は田中克典厩舎なので、これから数ヶ月、シュウジデイファームに入るまでを様似木村牧場で過ごすことになると思います。
ところで、昨年は木村秀則牧場産の矢作厩舎勢、エンパイアブルー’21やステラリード’21も木村秀則牧場→様似木村牧場→シュウジデイファームというルートをたどっていましたので、22年産馬も同様であれば、ゴッドフロアー’22はストームハート’22と一緒に様似木村牧場に移動してもおかしくないよな、今年の矢作厩舎は中間育成場を使わないのかな?と妙なことが気になってしまいました。
もちろん、ゴッドフロアー’22が時間差で様似木村牧場へ移動となる可能性もありますが、最近は中間育成場や初期馴致の開始時期など、細かい点も含めて毎年少しずつ変わって(変えて?)いるようですし、2歳馬の育成についても『木村秀則牧場→様似木村牧場→シュウジデイファーム』ルートが絶対というわけでもないですからね。
まあ、矢作先生のシュウジデイファームへの信頼は揺るぎないと思いますので、中間育成場の有無にかかわらず、ゴッドフロアー’22(と、あと一頭か二頭?の木村秀則牧産馬)はいずれシュウジデイファームにお世話になるのでしょう。
ちなみにシュウジデイファームの存在については、JRA-VANの『私の競馬はちょっと新しい』バックナンバーでも紹介されていますので、下に一部を抜粋して貼っておきます。
第9回 中央競馬調教師 矢作芳人さん(3/6ページ)|私の競馬はちょっと新しい:競馬情報ならJRA-VAN
市丸:以前、ノーザンファームのインタビューをさせていただいてまして、今の育成牧場はすごいんだな、と思ったのですが、育成牧場とのおつきあいは?
矢作:最近は名前もよく出ていますけれど、浦河のBTC(軽種馬育成調教センター)の近くにあるシュウジデイファームが中心ですね。全面的に信頼しているのと、わたしのコンセプトを完全に理解していただいているので、言ったらその通りにきっちり仕上げていただけます。いつといつに速いところをやって、ゲートをやって、入厩させましょう、という打ち合わせは毎日のようにやっていますね。
市丸:シュウジデイファームに決めた理由はどんなものでしたか?
矢作:最初におつきあいがあった、マリンフェスタ(06年アイビスサマーダッシュ2着)の育成が気に入ったんです。そのころ、中央の馬はほとんどいない感じだったのですけれど、石川(秀守)君という代表者と非常に気が合ったというか、考え方が一致したというのがあって、矢作厩舎と一緒に育っていけるのではないかと。開業の年にそう考えて、今はうちの厩舎が完全にメインなので、それも良い方向に向かってますね。
ノーザンファームを筆頭に、(広尾TCへ馬を提供頂ける牧場では)三嶋牧場さんなども育成部門を持っておられますが、上の記事を読むと『矢作厩舎の2歳馬育成はシュウジデイファームがメイン』、これは変わりそうもないですね。大きな理由の一つが『(育成の巧拙ではなく)うちの厩舎をメインでやってくれるかどうか』ですからそれは仕方がないことで。(実際、三嶋牧場産のステラエージェント’21もシュウジデイファーム育成ですし)
とにかく、(牧場主導にしろ厩舎主導にしろ)育成がとても重要であることは今や常識になっています。最近では美浦の栗田徹厩舎が栗東近郊のチャンピオンヒルズを使うケース(リヤンイヴェール)なども出てきているのでついていくのが大変ですが、厩舎ごとの考え方、調教師の方針などもクラブが発信したら面白いのにな…など考えてしまいました(^^ゞ