エンパイアブルー’22
名門牝系がつなぐ王者への道、非凡な才能が勇敢に立ち向かう。
◇牡1歳 青鹿毛 2022.04.17生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:リオンディーズ 母:エンパイアブルー (母の父:エンパイアメーカー)
◇美浦・高柳瑞樹厩舎予定
◇販売総額 2,600万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:スラリと伸びた脚は祖母の血の特徴でもあり、背丈が高く、骨格も十分。4月中旬生まれのため、身幅についてはこれからだが、曳き手から伝わる力強さは頼もしく、将来的には大型馬に育ってくれるものと思われる。放牧地では馬体をうまく使ったストライドの大きな走りが印象的で、背腰の強さにも好感。父の産駒には筋肉量が豊富な馬が多く、成長によってボリュームが増すにつれて迫力の馬体へと変貌を遂げてくれそうだ。性格は負けん気が強く、いかにも牡馬といった勇ましさ。距離はマイルから中距離のイメージがあり、芝・ダート不問の大躍進が望まれる。
【様似木村牧場在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/6/2更新)より】
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こう書くと『マジかよ!?』と思われるかもしれませんが、全容公開後に評価が上がった馬、出資意欲が高まった馬はディメンシオン’22よりエンパイアブルー’22かもしれません。。いや、ディメンシオン’22は最初から買うと決めていた感じなので、単純比較はできないものの、とにかくこの馬、これからドンドン良い馬に成長していくだろうと思います。
もちろんそれは、エンパイアブルーへの個人的思い入れコミの感想ですが、まだ幼さが残るトモ高の身体つきながら、スラッと脚長で頭は小さめ、いかにもレフィナーダ、エンパイアブルーの良いところを受け継いでいるなと感じます。そのあたり、名牝Best in Show系とキンカメ系種牡馬の組合せ(竹内さんが指摘するところのMr. Prospector×(Sex Appeal×Northern Dancer)を持つエンパイアメーカーとキングカメハメハの配合)が上手くハマった結果なんじゃないかと都合良く解釈しています(^^ゞ
エンパイアブルー’22
それからですね、父マジェスティックウォリアーの半兄が3300万円/3000口だったことを考えると、本馬の2600万円/2000口はだいぶお得な印象です。私は半兄にも出資しているのでアレですが、正直、血統や馬体、歩く姿を総合しても、弟のポテンシャルが兄以下とは思えないですし。。ひょっとして、矢作厩舎から高柳瑞厩舎に変わるだけで値段が下がるなら、エンパイアブルーの仔は今後も高柳瑞先生でOKです!(あ、ちょっと余計なこと書いてしまってますかね(^^;))
とにかくですね、気性面には多少の心配があるものの、本馬のデキならかなり面白い夢を見られる気がします。おそらくディメンシオン’22ほどの人気はないでしょうが、私としては『いずれ出資をする馬』リストに入れておきたい…と言いますか、そんなこと書くぐらいならサッサと出資しちゃった方が良いのかもしれません(^^ゞ
**2023/6/4東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)10:35発走**
◎ マロンロシェ
○ アストロアイガー
▲ ディズレーリ
△ サヴァリア
△ ボンドオブラヴ
△ アルファインディ
△ イサチルアルマーレ
△ メイショウカガ
ボンドオブラヴは7枠14番になりました。
初のダートでどういうレースになるか分かりませんので、ゲートで多少もたついても慌てずに済む外枠は悪くないです。できれば無理なく中団前目につけたいとは言え、東京ダート2100m戦は最初のコーナーまでが短いですし、おかしな形で先行争いに巻き込まれたくはないですからね。(ある意味、多少の距離ロスは仕方がない…)
まあ、ボンドオブラヴの場合は(距離は持つと思うので)最後まで集中し本気で走れるかに尽きるんですよね。。油断すると向こう正面あたりで平気で走るの止めそうになりますし、そのあたりを内田騎手がどう導いてくれるのか…。いや、いきなり無理筋をお願いする気はありませんので、何とかボンドオブラヴの個性をこの一戦で掴んで頂きたいと思いますm(_ _)m
ということで、今回はマロンロシェ、アストロアイガー、ディズレーリ、サヴァリアあたりにどこまで迫るか?に注目したいです。現状、勝ち切るまでは厳しいかもしれませんが、ここである程度の手応えを掴んでおかないと、今後の作戦も立てにくくなりますので。いやホント、明日のボンドオブラヴにはもう少し必死な姿を見せて欲しいです(^^;)
ディメンシオン’22
世界に轟く牝系の新時代、別次元のスピードが夢の続きを凌駕する。
◇牡1歳 鹿毛 2022.02.03生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:ロードカナロア 母:ディメンシオン (母の父:ディープインパクト)
◇栗東・藤原英昭厩舎予定
◇販売総額 6,000万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇Point!:小重賞戦線で活躍を続けた母の初仔がいよいよ登場。小さく生まれたが、大きく育ってきており、競走時には母の体重を上回りそうな勢い。背中のラインなどシルエットは母にそっくりで、柔らかく良質な筋肉は母譲り、骨太でボリューミーな幅感は父譲りといえる。放牧地では極めて軽快な走りで可動域も大きく、いかにも瞬発力を秘めていそうなタイプ。牡馬の分だけ母よりも扱いやすく、高ぶる気持ちに抑えが利くあたりはこの血統の特長。惜しくも母が成し得なかった重賞のタイトル、そして大舞台への出走を叶え、大歓声に応えたい。スピード比べは望むところだ。
【様似木村牧場在厩のディメンシオン’22:公式HP(2023/6/2更新)より】
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どうしようか少しだけ迷ったのですが、最初の一頭にはやはりこの馬を選びました。
まず、所属が藤原英昭厩舎となったことについては、『藤原先生が「やる」と仰れば藤原厩舎だろうなぁ…』と考えていた私にとっては順当な結果ですし、ディメンシオンをとても大切に使ってくれた藤原先生の管理となることに何の不安もありません。藤原先生も矢作先生に負けず劣らず漢気満載の方ですから、きっとあり余る思い入れとともに、バシッと鍛えて大切に使ってくれると思います。(一口クラブ馬向きじゃない厩舎と言われると、多少それはあるかもしれませんけれど(^^;))
6千万円のお値段についてはそれぞれで判断頂くしかないですが、私にとっては充分許容範囲内…と言いますか、ディメンシオン×ロードカナロアの牡馬、つまり『パンサラッサにサンデー系ディープインパクトの血をプラスした馬』が手に入るのはこれが最後かもしれませんし、そう考えると、決して高い買い物じゃないのでは?と思えてきます。
ディメンシオン’22
馬体写真を見ると、2/3生まれの割りには幼さが残っている印象ですが、全体のバランスはとても良いですし、個人的には、初めて見た時の母よりこちらの方が好印象。顔つきもとても賢そうですから、多少ヤンチャであっても気性面で大変な苦労をすることにはならない気がします。(やってみなけりゃわからないこと…ではありますけれど)
サイズに関しては、「小さく生まれたが大きく育ってきており、競走時には母の体重を上回りそうな勢い」とのことです。測尺データが出るのは初回の近況更新時(おそらく6/16かな?)だと思いますが、動画を見る限りでは標準サイズはありそうで、あまり『初仔ゆえの小ささ』を心配する必要はない気がします。むしろ、写真で見るより動画で見た方が馬体に幅を感じますし、身体の使い方や脚の運びは私の好きなタイプなので、現時点で出資をためらう要素が見つかっていない…というのが正直な感想です。
本来であれば、こういう馬については実際に間近で馬を見て、木村さんの話を直接お聞きして(ある種の興奮状態のまま)出資を決めたいところながら、そこについてはコロナが5類になっても展示会が復活せず、牧場見学も解禁されない現状では無理というもので… あ、決してクラブに文句を言っているわけではないです。ただ、展示会やプライベートの見学でワイワイ盛り上がっていたあの頃は楽しかったなぁ…と思ってしまったのでつい(^^ゞ
スミマセン、話が逸れましたm(_ _)m もう、ほとんど『即日出資します宣言』みたいになっているので細かい話は止めますが、写真・動画から受けた印象は、確かにディメンシオンの子どもらしさがあるけれど、中型サイズのミスペンバリー産駒っぽくもある、何となくパンサラッサや(先日亡くなったばかりの)エタンダール的な要素も持っていそうだなぁというものでした。
ということで、この馬が本当に即日満口になるかどうかは別にして、私は午前8時にPC前に座っていようと心に決めました。はい、本馬が生まれる前から覚悟していたとおり、万全の態勢で当日を迎えたいと思いますm(_ _)m
*ディメンシオンと本馬と木村さんの3ショットが見られます(^^)
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