函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)で14着となったカグヤの関係者コメントです。
◇松田騎手のコメント 「今日はまったく進んで行ってくれませんでした。ダートが合わなかったということだと思います」
◇池江調教師のコメント 「目先をかえてこの条件を試してみましたが、結果的にはダートも距離も合いませんでした。申し訳ございません。3走成績による出走制限により、向こう2ヶ月間は出走できませんので、次回は最後の札幌開催。すべては馬の状態と相談しながらにはなるものの、札幌であれば芝1500mなど番組のレパートリーが増えますので、そこに使いたいとも考えています。鼻出血や心房細動などの疾病は認められていませんが、まずは上がりの様子をよく確認していきたいと思います」
◆クラブのコメント 「前走から14kg増となる442kgでの出走。前半は中団よりも前に取り付いたものの、向正面でだんだんと馬群に包まれるように後退。距離も長かったようで急激に脚が上がってしまい、3角あたりから大きく遅れを取る格好となってしまいました。なお、このあとは、「レース後の様子を窺った上で、いったん浦河の吉澤ステーブル本場へ放牧」(調教師)に出る予定となっています」
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うーん。。ダート1700mという条件には不安しかなかったわけですが、案の定と言いますか、貴重な出走チャンスが無駄になってしまったのは残念です。まあ、今日の感じだと、芝ならもう少し何とかなった、とも言いにくいですけれど(^^;)
それでも鼻出血や心房細動はなかったようでホッとしました。先ほどの記事では『これで終わり…』みたいなことを書いてしまいましたが、池江先生はまだ諦めていないようですし、レース後の無事さえしっかり確認できれば、2ヶ月の出走制限明けにもう一回、札幌開催で文字通りのラストチャンスがもらえることになりそうです。
正直、今のままでは巻き返しも難しそうですが、制限中の2ヶ月間でもう一段の成長とトレーニングによる体力強化がなされれば…。簡単ではないものの、2ヶ月後に何かが起こる可能性はゼロではない…と信じて最後まで見守りたいと思います。
函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)に出走したカグヤは14着でした。
【レース内容】互角のスタートから押して先行しようとしましたが、外枠のため1角入り口で控えたのは致し方ないところ。それでも向こう正面に入るあたりまでは初ダートを無難にこなしているように見えましたが…。残り1000m手前あたりで急に手応えが怪しくなると最後方までズルズル後退、そのまま大きく離された殿入線となりました。
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カグヤ嬢は大丈夫でしょうか…
滞在競馬の効果もあって、馬体はプラス14の442kg、身体つきは今までで一番良いと感じました。スタートしてから1~2角まではそれなりに頑張っていましたし、もしかしたらと期待もしたのですが…。向こう正面での止まり方はちょっと普通じゃなかったですから、怪我等何らかのアクシデントがないことを祈ります。
いずれにしても、3アウトやらタイムオーバーやらいろいろと貰ってしまいましたので、この一戦で勝ち上がりへの道が事実上断たれたことになります。まずは関係者コメントを待つしかないですが、この結果ではどうしようもないですからね。
大変残念ではありますが、、m(_ _)m
**2023/6/10函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)・重**
サラ系3歳未勝利【2023年6月10日函館2R】出馬表、予想:競馬ラボ
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、おもに周回コースでハロン20秒ペースのキャンター3500mを消化。週2回15-15前後で乗り込まれています。
◇稲村場長のコメント 「この中間より15-15を開始しており、直近では3Fから単走で終い14秒1。手応えはこれからとしても、ハミを取って走らせれば最後までしっかり駆けてくれますし、少しずつ芯が入って体を使えるようにもなってきています。ここにきて体調や内臓面、毛づやなどにようやく良化の兆しが見え始めた様子。ここからどんどん上向いてくれればと思います。ストライドは大きめで柔らかい方ですよ」
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ようやく15-15が始まり、ジョイナスファームでの調教が軌道に乗ってきたようです。
トレセン入厩までにはまだ時間が必要に思えますが、それなりの速めは北海道でもやっていましたので、この調子で基礎体力アップが進み、良い流れの中で身体の使い方を覚えていけば、秋デビューには充分間に合ってくれるでしょう。
あとは、暑い夏場をどのように乗り越えてくれるのか…。プライムラインのようなこともありますので、夏場に強いのか弱いのか、それとも普通なのかみたいなことも、今後は大切なチェックポイントになってきそうです(^^;)