【宝塚記念】イクイノックスが直線大外から力でねじ伏せV!世界1位の実力見せつけG1・4連勝&春秋グランプリ制覇:サンスポZBAT!
第64回宝塚記念(3歳以上、G1、芝2200m)は、クリストフ・ルメール騎手の1番人気イクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)が後方2番手追走から勝負どころで外々を回って進出を開始すると、直線では大外から力でねじ伏せ優勝。海外遠征からの帰国初戦、初の関西コース、初の斤量58キロも世界ランキング1位の実力を見せつけ、天皇賞・秋、有馬記念、ドバイシーマクラシックとG1・4連勝&史上16頭目の有馬記念と宝塚記念の春秋グランプリ制覇を成し遂げた。2年連続で敗れた父キタサンブラックの雪辱も果たし、史上21頭目となるJRA獲得賞金10億円を突破。タイムは2分11秒2(良)。
クビ差の2着にはスルーセブンシーズ(10番人気)、さらに1馬身遅れた3着にジャスティンパレス(2番人気)が入った。
◆C・ルメール騎手(1着 イクイノックス)「大外から早めに動きました。ちょっとワイドになりましたが、内の馬場があまり良くなかったこともあり、安全に乗りたかったです。大外の馬場が良かったので。良いスタートでしたが、ポジションを取れませんでした。ペースは速かったので、後ろになっても全然心配していませんでした。馬がすぐリラックスできたので、我慢しました。宝塚記念は難しいレース。一番強い馬に乗っても、勝つのは難しいですね。内回りはトリッキーですから。世界一の馬で勝つことができて、安心しました。応援ありがとうございます。イクイノックスの強さを見せました。秋から彼とのコンビでまた大きなレースを勝ちたいです」
宝塚記念を勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイローという血統。通算成績は8戦6勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2021年東スポ杯2歳S(G2)、22年天皇賞・秋(G1)、有馬記念(G1)、今年のドバイシーマクラシック(G1)に次いで5勝目。木村哲也調教師は宝塚記念初勝利、C・ルメール騎手は21年クロノジェネシスに次いで2勝目。
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今日は外枠に逃げ先行馬が入っていたため、3番枠だったイクイノックスにとって一番怖いのは、ゴチャついたあげくに馬群に入り込み、動きたい時に動けないカタチになることだったのでしょう。
ルメール騎手はあえて最後方近くまで位置取りを下げて1コーナーへ、向こう正面でもジックリ折り合いに専念していましたし、勝負どころの3~4コーナーで誰にも邪魔されない大外を回っての差し切り勝ちですからね。おそらくは、『他馬とは力が違う』との自信があっての騎乗でしょうし、これぞ『着差以上の強さ』なのだと思います。
まあ、イクイノックスが勝ったことについては、私がアレコレ言うよりも『すごく強いから…』でイイと思いますが、2着に入ったスルーセブンシーズの頑張りは素晴らしかったです。
スルーセブンシーズは前走、中山牝馬Sで重賞を初めて勝ったばかり、いくら『宝塚記念は牝馬が強い』とは言え、3ヶ月半の休み明けでこのメンバー相手に2着にきたのは驚きました。こういうレースを見ると、やはり池添騎手は侮れないジョッキーだと思いますし、スタート前のゲート裏解説で『ここで一番良く見えるのはスルーセブンシーズ!』と言い切った細江純子さんて、我々が考える以上にすごい才能を持っているんだなぁと感心してしまいましたm(_ _)m
あとは、ジャスティンパレス、ジェラルディーナの人気上位勢も、それぞれ自分の力は出してくれたと思います。ただ、今日はやっぱりイクイノックスの強さが目立ったレースでしたし、そういう強い馬にあと僅かまで迫ったスルーセブンシーズの頑張りが、(イクイノックスファン以外に(^^ゞ)夢を与えてくれたレースだったと思います。
**2023/6/25阪神11R 宝塚記念(G1/芝2200m)・良**
宝塚記念【2023年6月25日阪神11R】:競馬ラボ
2024年2歳募集馬のパンフレットに同封されていた『募集馬見学ツアー』の案内に従い、往復の航空券およびホテル(前泊分(^^ゞ)の予約を完了しました。今回は1泊2日の日程、初日の夜は浦河のAERU泊と決まっていますので、あまり余計なこと(『余計なことって具体的に何?』と聞かれるとアレですが(^^;))を考えずに済むのは楽チンです。
ただですね、このツアーの申込みそのものは7/3からなので、先着順でアッという間に埋まってしまい、航空券はあるのにツアーに入れてもらえないという、ツアー難民化する恐れはあるんですよね。。いや、以前の広尾TCなら全然そんな心配はいらなかったわけですが、最近は会員さんも増えたでしょうし、コロナ禍の所為で久しぶりの開催なので、もしかしたら参加希望者殺到…なんてことがないとは言い切れません。
まあ、もしもそうなったら何かの手段を考えるしかないですが、とにかく今は万難を排して参加するつもりです。
それにしても、これだけ募集と見学ツアーのスケジュールに関連性が無いのはいかにも広尾TCらしい…。初めての会員さんには違和感しかないと思いますが、広尾TCのツアーはそういうことじゃないので大丈夫!
何が『大丈夫』なのかはさて置きまして、久しぶりに皆さんとお会いするのがとても楽しみです(^^)