ボンドオブラヴは、6月4日東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)に内田博幸騎手で出走します。5/31の馬体重は498kgです。
- 23.05.31 内田博 美南W稍 6F 84.2-68.4-53.4-39.0-12.8(7) 一杯に追う
エコルフリューゲル(古馬2勝)馬ナリの内0.3秒先行同入
- 23.05.28 助 手 美南坂良 2回 58.2-43.3-29.1-14.8 末強め追う
- 23.05.24 内田博 美南坂重 1回 55.8-40.8-26.8-13.2 一杯に追う
デルマオシダシ(三未勝)馬ナリに0.2秒先行同入
◇鈴木慎太郎調教師のコメント 「31日にウッドを併せ馬で追い切りました。まだトモに力がついておらず、全身を使えていない走り。バテてはいないもののペースが上がってくると伸び切れないため、最後の1ハロンの時計が詰まってこないんですよね。内田騎手が乗ってこれですから、ジリジリと渋い感じは正直気になります。もう少し気持ちが乗ってくれれば変わり身もありそうですが、現状では幼さもあって集中力に欠けるところがありますし、やはりメンコとチークピーシズはあった方がよいでしょう。今回はダート替わりのこの条件でどこまでやれますか。パサパサで力の要るダートよりは雨が降ったほうがいいかもしれません」
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ボンドオブラヴの出走が確定しました。
レースは6/4東京のダート2100m戦。当初は先週出走の可能性もありましたが、鈴木慎先生から「もう一本追い切りたい」との話があり、実質、一週スライドしてのこれが転厩初戦になります。
ただ、最終追い切りは内田騎手が乗って84.2-68.4-53.4-39.0-12.8秒と、どうしても終いでギアが上がらない時計になってしまって…。鈴木慎先生からは、「まだトモに力がついておらず全身を使えていない」「ジリジリと渋い感じ」「現状では幼さもあって集中力に欠けるところがある」と、だいぶ厳しいコメントをもらってしまいました(^^;)
まあ、トモの力やフォームは一朝一夕でどうにかなるものではないですが、集中力についてはメンコとチークピーシズが少しでも効いて欲しいですし、初ダートが展開面でも走りの面でもプラスに作用してくれればと祈るのみです。
ちなみに東京競馬場は金曜土曜と雨模様で、日曜日が晴れとの予報になっています。金曜夜から土曜にかけては結構な雨が降るようなので、(たとえ良馬場に回復をしても)多少は湿り気が残る馬場になりそうです。この際、ボンドオブラヴにプラスになるなら雨でも何でもよいので、(害がない程度に)ジャンジャン降っちゃって欲しいです(^^ゞ
**2023/6/4東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)出走馬**
【2023/4/29京都5R 3歳未勝利(芝1800m)でのボンドオブラヴ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。少しずつペースを上げて乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週15-15を2本乗り、それをステップとして31日朝はウッドチップ坂路で半マイル58秒9を計時。楽に動けていましたので、ここから徐々にペースを上げていきたいですね。まずは56~58秒台の本数を重ねながら、様子を窺っていければと思います」
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先週の15-15・2本乗りを経て、今週はウッドチップ坂路で半マイル58.9秒まで。動きについても問題なかったようですし、今のところ心配な点は見当たらないということですね。
あ、唯一の心配事としては、31日にクラブからのメールで判明した、『パンサラッサ サウジカップ優勝記念レプリカトロフィーの作成が、申込み少数によりピンチ!』ということぐらいでしょうか(^^;)
クラブとしても、できれば作成したい思いもあるのでしょう、申込期限を6/2まで延長してくれるとのことなので、欲しいけど申し込むのを忘れていた…という方は復活のチャンスです。でも、最少ロット100個に対して50個しか申込みがないそうですし、今週中にあと50集まるのかなぁ…と考えるとやはり心配です。
こうなったら、『トロフィー申込者にはパンスタジャンまたはパンブルゾンの購入権が与えられますキャンペーン』でもやりますかね。。みたいな冗談はさて置き、レプリカトロフィーゲットはちょっと厳しいのかもしれません。
【チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサ:公式HP(2023/5/25更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、今週末に三重ホーストレーニングセンターへ移動する予定となっています。
◇小泉厩舎長のコメント 「水冷とレーザー照射を続けており、腫れはほとんど分かりませんが、まだ圧痛が残っているようですから、当面はゆっくりと休ませてあげるほかありません。こちらよりも落ち着いた環境のもとで治療に専念し、着実に回復が進んでくれればと思います」
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先週予告があった通り、今週末にも三重に移動をするようです。
どうやら患部にはまだ圧痛があるとのことですし、運動再開までに時間が必要状態となれば、トレーニング施設が充実しているチャンピオンヒルズにいてもすることがないですからね(^^;)
ということで、当面は先のことを考えず、とにかく治療、療養を最優先に。。復帰する前にはイヤでも鍛え直し期間がありますから、それまではのんびりと、できるだけリラックスして過ごしてもらいましょう。
【チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメス:公式HP(2023/5/25更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回15-15前後を乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「磁気治療により硬さを和らげながら、半マイル58秒台を取り入れての調教へ。テンションが高めで力み気味に走ることもあって、余計に前肢に負担がかかりやすく、硬さが出やすいのかもしれません。もう少し後駆の推進が利くような形に走行フォームを改善していければと考えます」
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「テンションが高めで力み気味に走る」というのは前進気勢があることの裏返しとも言えるでしょうから、ある程度は仕方がないとしても、それが許容範囲かどうかで競馬の巧拙が大きく変わってきますからね。
短期間でどこまで改善できるものかは分かりませんが、「後駆の推進が利くような走行フォーム」が手に入るならそれに越したことはありませんし、この放牧中にできるだけのことをしてデビュー戦を迎えたいところです。
どうでしょう… この感じだと、デビューは7月の中京開催になってから、あるいは北海道に移動をして1年遅れの函館デビューなんてこともあるでしょうか。。いずれにしても、初戦からある程度以上の結果(おそらく掲示板必須条件…)が欲しいですし、その可能性は十分あると信じて応援したいと思います!
【チャンピオンヒルズ在厩のトリフィス:公式HP(2023/5/25更新)より】
テラステラは30日にチャンピオンヒルズへ移動しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「右トモ球節の外側に傷腫れをもらってきたのが少し気になる程度で、歩様には何ら問題がない状況。特に大きなダメージはなさそうです。1日から跨ってみて、さらに感触を窺っていきたいと思っています」
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葵Sのあとは、島上牧場を経由してチャンピオンヒルズに入りました。「右トモ球節の外側に傷腫れ」があるようですが、岩田康騎手が大事に乗ってくれたお陰もあって、これといったダメージや疲れがないのは良かったです。
その上で、「1日から跨ってみて、さらに感触を窺っていきたい」とのコメントからは、このまま夏休みへ…という感じもしないですよね。少しずつ動かしてみて、問題がなければペースを上げて準備ができたらトレセンへ…といった、いわゆる通常のリフレッシュ放牧、短期放牧の流れに乗っているように思えます。
ということで、このあとまとまった夏休みを取るのか、適度に間隔をあけながらポツンポツンとレースを使っていくのか分かりませんが、次のレースに関しては、ひょっとして6/25阪神の舞子特別(2勝C/芝1400m)なんてこともあり得ますかね? 急ぐ必要は全然無いものの、6月の予定が3歳未勝利戦だけ…というのも少し寂しい気がしています(^^;)
【2023/5/27京都11R 葵ステークス(G3/芝1200m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは、今週よりコース入りを再開しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「腫れたり膿んだりすることもなく、術後の経過は良好ですよ。ある程度は体を動かしていく必要がありますので、現在は周回コースにてハッキング2000~3000mを乗って体調を整えています。31日も午後からはじわっと暑くなりましたからね。エアコンは欠かせません」
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24日に去勢手術を実施、その後も順調に過ごしているようです。
大昔は去勢の後はしばらく舎飼いをしていたものですが、何年前からか『術後はなるべく早く運動を再開した方が良い』という話に変わり、中にはあまり間隔をあけずにレースを使う馬がいるぐらいですからね。
いずれにしても、去勢して迎える初めての夏をプライムラインがどう乗り切ってくれるのか、ひょっとしたら9月後半ぐらいに復帰できたりして…などと都合の良い期待をしつつ見守りたいと思います(^^ゞ
【チャンピオンヒルズ在厩のプライムライン:公式HP(2023/5/25更新)より】
NSR在厩のセントアイヴスは、おもにダート周回コースでハロン17~18秒ペースのキャンター2000mを乗り込まれています。
◇佐々木代表のコメント 「出掛けの硬さは動かしていく中でほぐれてきますし、少しずつネジが締まってきた感じでしょうか。トレセンレベルだとまだ疲れを見せることもあるようですが、こちらではそこまで体質が弱い印象はないですね。先週末に来場した調教師によれば、『少し15-15程度をやってみてからトレセンへ』とのこと。来週もしくは再来週ぐらいからペースを上げてみる予定です」
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連戦の疲れが出てNSRに移動してから一ヶ月弱。来週あたりからペースが上がるとのことですし、この程度の期間でリフレッシュできたのであれば、まずまず順調な方だと思います。
と言いつつも、さすがに次に放牧されるときは勝ち上がっていないとマズいですから、まずは来週からの15-15をしっかりクリアしてもらい、6月後半から7月にかけて勝負をしていく流れで…。ここから先はどの馬も必死ですから、そりゃあ簡単な道のりではないわけですが、是非とも乗り越えて欲しいです!