22年産新規募集の開始を直前に控えているにもかかわらず、ああでもないこうでもないと考えた末に、ピークブルーム(ピエノフィオレ’21)への出資申込みを済ませました。
これで21年産出資馬は、ジーベック、アスロス、マジックブルーの栗東(矢作厩舎)勢に美浦のリヤンイヴェール、トゥジュール、ピークブルームという3頭を加えた『西3、東3』の組合せになりました。(別に狙ったわけではないです(^^ゞ)
今年の2歳世代は(美浦の坂路が10月まで使えないので)さらに栗東有利が進むのでは?とも言われていますが、まあ、そんなの関係ねぇ…と開き直れば気になりませんし、大体はそれ以前の問題だったりしますからね。
ちなみに本馬はセレクションセールで3960万円(税込)だったわけですが、それが7800万円募集は高過ぎないか?との声はよく聞えてきますし、そういうご意見を否定するつもりはありません。
ただ、馬のお値段についての評価はそれぞれでやるしかないですし、現時点の条件としては『順調にトレーニングを積んでデビュー2ヶ月前まできている馬に出資する』わけですから、個人的にはセール落札時の価格とは違って当たり前、と理解をしています(^^ゞ(ポイント消化や新規無料候補にはうってつけの馬なのかも…)
ピークブルーム(ピエノフィオレ’21)
端麗な容姿と軽やかなステップ、三冠牝馬の血統構成が夢舞台に誘う。
◇牝2歳 黒鹿毛 2021.03.09生 浦河産(宮内牧場)
◇父:エピファネイア 母:ピエノフィオレ (母の父:キングカメハメハ)
◇美浦・蛯名正義厩舎予定
◇販売総額 7,800万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:2022年セレクションセールにおいて、牝馬で2番目に高額取引されて話題を集めた募集本馬。四肢がスラッと長く、体のラインを美しく魅せる佇まいは、まさに容姿端麗という言葉がぴったりと当てはまる好馬体。半姉ほど大柄ではないものの、放牧地での群れの中から素軽くしなやかにスッと先頭に躍り出る走りが印象に強く、ピリッとした気性は母譲り、馬体の雰囲気は父譲りとも言えるだろう。三冠牝馬デアリングタクトと酷似した血統構成も頼もしく、本馬に惚れ込んだ蛯名正義調教師と共に大きな夢を狙っていきたい。
◇最新近況(2023/6/13up):ジェットレーシング在厩。トレセン入厩に向けて、週2回の15-15を順調に乗り込まれています。
「ファンタストクラブにいた頃から背中やフットワークが良く、評価が高かった馬。キレる脚が使えそうですし、実際そのように育ってくれるといいですよね。美浦近郊への輸送で少し減った馬体もすぐに戻り、15-15を乗りながらでも目方をしっかりとキープ。今ジェットレーシングにいる2歳馬の中では最も順調にきていますよ。牝馬でも煩いところがないですし、もう一段ペースを上げていける状態になってきました。6月26日(月)の週に美浦トレセンに入厩させる方向で予定を組んでいきましょう」(蛯名正調教師)
【ファンタストクラブ在厩のピークブルーム:公式HP(2023/6/13更新)より】
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最終的に出資を決めた理由としては、この時期までとても順調にトレーニングをこなしてこれたこと、6月末入厩から夏の新潟デビューをめざすと方針が明らかなこと、牝馬にしては心身がしっかりしていて弱々しさを感じないこと、などでしょうか。やはり、この時期ですからそれなりに即戦力を求めたいですし、できれば一つは勝って長く楽しませて欲しいですしね。
血統に関しては、竹内さんの診断にある通り、明らかにデアリングタクトを意識させる構成になっています。このところエピファネイアの勢いが鈍っているのは気掛かりながら、構成要素を見る限りではスピード、パワー、底力、成長力がしっかり組み込まれていると思いますし、一つや二つはすぐに勝ってもおかしくなさそう。。もちろん、まんまと騙されることもあるわけですが、それで切歯扼腕するのも一口馬主の楽しさですからね!(別にドMではありません(^^;))
ピークブルーム(ピエノフィオレ’21)
馬体や走りに関しては、実は『すごく好みのタイプ』というワケではありません。(黒い毛色は格好良いですけれど) でも、好きなタイプが必ず走るとは限りませんし、少しぐらい『うーん、これどうなのかな?』と思いつつ出資をした馬の方が活躍する…なんてことも珍しくないので。。いや、全くもって見る目がないとも言えますが、そりゃあ、この時期になると順調さに勝るセールスポイントはないんですよね。
はい、ダラダラっとアレやコレやを書くことはできなくもないですが、まあ、結局のところは、もしかしたら本当に即戦力になってくれるのでは?と感じたことに加え、今月の配当が(パンサラッサとバスラットレオンのお陰で)大きいこと、その他諸々の誘惑に負けてしまったということです。いやホント、この性格を直さないと、またクラブにつけ込まれちゃいそうだなぁ(^^;)
美浦トレセン在厩のリヤンイヴェールは、14日、ウッドを3頭併せで追い切られています。
- 23.06.14 助 手 美南W良 5F 67.9-52.2-37.9-11.4(4) 馬ナリ余力
コンスピキュアス(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走同入
- 23.06.08 助 手 美南W良 5F 68.1-52.2-37.3-11.5(7) 馬ナリ余力
ゴットリープ(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走同入
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佐藤助手が「ここまで順調、ひと追いごとに動けるようになっている」と仰る通り、追い切りを重ねるごとに内容が良くなっていると思いますし、目一杯にやっていない中で、楽々と好時計を出せているのは大したものだと思います。
今のところ(半兄が苦労させられた(^^;))気性面の難しさもないようですし、馬格があって輸送を苦にしないタイプなのも心強いポイントです。そろそろ函館に移動するタイミングでしょうが、このままの順調さを保って7/2を迎えたいです。
あとは小回りコースへの対応など実戦に行ってどうなるかですが、それは2週間後のお楽しみということで。。新馬戦には時々『後のG1馬』みたいなのが混ざってくることもありますが、調教通りの走りができればおかしな競馬にはならないんじゃないかと思っています。あ、そういえば、この流れで鞍上が誰になるかも(色々な意味で)注目ですね(^^ゞ
【美浦トレセン在厩のリヤンイヴェール:公式HP(2023/6/15更新)より】
カグヤは15日に吉澤ステーブルへ放牧に出ています。
◇本田広報担当のコメント 「レース後間もないですし、まだ到着したばかりということで少々気が立っている様子。今のところ、特に大きな反動はなさそうですが、緊張の糸が解けたところでガタッとくることがないよう、まずは注意深く様子を窺っていければと思います」
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カグヤにとっては昨年9月以来の吉澤ステーブル滞在になりますが、本当はひとつ勝っての凱旋といきたいところでした。今回は残念ながら2ヶ月の出走制限つきなので、少しだけ肩身が狭いかもしれません(^^;)
いずれにしても、これからの2ヶ月間はとても重要です。泣いても笑っても次がラストチャンスになりますし、大逆転を狙う立場にある身としては、一日たりとも無駄にしたくないはずですからね。身体の回復はもちろん、精神的にも早く落ち着いてもらって、最後の勝負ができる態勢をつくりあげて欲しいと思いますm(_ _)m
【2023/6/10函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)でのカグヤ:公式HPより】