ゼッケン141番 #リヤンイヴェール (牝・栗田徹)
— 勝馬 競馬専門紙インターネット競馬新聞 (@kachiuma_online) June 22, 2023
父 キズナ
母 デプロマトウショウ
ウッドチップコース
694-539-400-124 ⑤ 馬なり余力
(金子)#函館競馬場#ブック2歳馬情報#横山和生 pic.twitter.com/e05c5x2FLW
ツイッターをブラブラしていたら、勝馬さんがリヤンイヴェールの追い切りを紹介してくれていました。
この追い切りが木曜近況で予告があった、「週末に横山和生騎手で少し速めをやる予定」のことだったかどうかは分かりませんが、時計は69.4-53.9-40.0-12.4秒を馬なりで、これはデビュー前2歳馬としてはかなり優秀だと思います。
ご承知の通り、函館ウッドコースは(ダートコースのさらに内側にあるので)極端な小回りで直線が短いため、美浦や栗東と比べると格段に時計が出にくいコースになっています。デビュー前の2歳馬だと、5F70秒台、終い13秒台なんて当たり前ですから、正直、馬なりでこういう時計を出したとなると、ひょっとすると結構人気しちゃうのかもしれません。
(ちなみに21年6月末に新馬勝ちをしたキングエルメスの直前追い切りは、『72.7-56.1-40.4-12.9(8) 強めに追う』でした)
まあ、人気しようがしまい応援のスタイルには関係ないですが、段々と期待しないわけにはいかない雰囲気に追い込まれているような、何となく不思議な感覚になってきました。
そうなんですよねぇ、こういう時こそ平常心を保たなければいけないと分かっていても、つい(^^;)
シュウジデイファーム在厩のアスロスは、すでにBTC入りを再開しています。
◇岸本担当のコメント 「球節の疲れは治療によって治まりましたので、再び坂路にてピッチを上げ始めました。いつも全開といったタイプでガーッと止まらずに行こうとしますからね。そこを宥めて抑えての調教が続きます。これまでにハミを替えたり、鼻革を装着したりと色々試していますが、かえって逆効果になることもありました。次にシャドーロール、そして今はメンコ。感触としてはあまり馬具に頼らず、シンプルが一番いいようにも思います」
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前回(6/9)近況で報告のあった右前球節の疲れは既に解消、調教についても最小限のロスで済んだようで良かったです。この程度なら中期的にはほとんど影響がないでしょうし、ほど良いリフレッシュ期間になったと考えて良いでしょう。
ただ、岸本さんの「いつも全開でガーッと行こうとするのを宥めて抑えての調教が続く…」とのコメントを見ると、まだ馬が幼いのか、言うことを聞かせるのにはだいぶご苦労されているようで(^^;)
シュウジデイさんは代々のステラ仔を経験し、特徴をつかんでくれているのでそれほど心配はしていませんが、この時季にハミ、鼻革、シャドーロールにメンコと、様々な馬具を試すパターンは兄たちには無かったことかもしれません。
まあ、結局のところ「馬具に頼らずシンプルが一番いいかも…」というのも面白いですが、とにかく、マジメに(行儀よく?)走ればそこそこの結果が出ちゃうのがステラリード産駒ですからね。
最終的にどうなるかは分かりませんが、今回の小休止が短期間で終わったこと、そして様々な馬具を試していることからも、8月後半札幌デビューの線は充分に考えられる(視野に入っている)ような気がします。
シュウジデイファーム在厩のジーベックは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを再開しています。
◇岸本担当のコメント 「坂路の2本目に3F40秒台を取り入れるなど、再び速めを織り交ぜた調教に移行しています。相変わらず素直な気性で脚元にも不安はなく、順調にトレーニングをこなしてくれますね。このように適度に上げ下げしながらじっくりと乗り込み、存分に成長を促していければと思います」
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5月初旬からあえて速めを控え、長めをじっくり乗る成長促進&基礎体力向上期間に入っていましたが、ここに来て再び3F40秒台の速め調教が再開されたようです。
元々、脚元や調教の動きに問題があって速めを控えたわけではないので、「相変わらず素直な気性で脚元にも不安なく、順調にトレーニングをこなしている」とのコメントになっているわけですが、今後も「適度に上げ下げしながら存分に成長を促していく」とのことなので、少なくともあと一回は調教の山谷を作る感じになるでしょうか。
本馬がどんなタイプになるのかは想像するしかないですが、今のところ、何をやらせてもそれなり以上にこなしてしまう頭の良さ、器用さも持ち合わせているようですし、何となく平均点の高い優等生タイプになっていきそうな…。何しろ(日本では)GunRunner産駒が少ないので、その分、想像の幅を広げられるので楽しいです(^^ゞ
シュウジデイファーム在厩のマジックブルーは、すでにBTC入りを再開しています。
◇岸本担当のコメント 「飛節後腫の症状が落ち着いてきましたので、BTC入りを再開して段階的にペースを上げているところ。もう15-15程度を入れながらでも問題はないですし、乗りながら固まってくるのを待つ形でよいでしょう。相変わらず素直に調教に取り組んでくれる良い子です」
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ソエだ飛節後腫だと脚元に問題が出たものの、そのいずれもが大したことのない軽い症状で、実際にごく短期間の休みで済んでいるのはラッキー(と言って良いのかな?)です。
調教に取り組む姿勢や坂路での走りについては、以前から評価の高かった本馬ですから、あちらこちらの痛みや腫れが固まって、多少トレーニングで追い込んでも問題が出ない身体になる頃には、自然と次の段階に進んでいけることでしょう。
問題はそれがいつ頃なのか?ですが、できればあと2、3ヶ月、夏が終わる頃にはそうなっていて欲しいです。その時期までにバンバン乗れる身体になれば、年内デビューは全然間に合うと思いますので、まずはそこを目標に!ですm(_ _)m
ちなみに私、今週頭に本馬の半弟(父リオンディーズ)にも出資をしました。弟は高柳瑞厩舎なので、シュウジデイファームで一緒になる可能性は低そうですが、一年後には、自然と弟への期待が高まるような活躍をしていて欲しいです。