**2023/6/10函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)10:25発走**
◎ マーゴットミニモ
○ スパークルスカイ
▲ グッドハビッツ
△ パラディ
△ モダンブリッジ
△ レオキー
△ カグヤ
カグヤは8枠13番になりました。前に行ったもん勝ち感のある函館のダート戦なので、正直、8番枠はあまり嬉しくないです。でも、枠順に文句を言っても始まりませんし、与えられた条件の中で最善を尽くすしかありません。
もともと芝1400m、1200mしか経験のないカグヤは今回が初のダート戦。距離が少し伸びたからと言って簡単に前に行けるとも思いませんし、激しい先行争いに巻き込まれるのも??なので、先行勢の後ろ、中団前目につけられれば御の字でしょうか。いずれにしても、あまり後方だと完全に蚊帳の外になりますので、松田騎手には出来るだけ上手な立ち回りを期待したいです。
ということなのですが、せっかく北海道に移動をして牝馬限定戦を選んだ割りには、このレースには結構強いメンバーが揃っていますよね(^^;) 本当のところはやってみなければ分からないのでしょうが、マーゴットミニモ以下5~6頭にはいつ勝ってもおかしくない実力がありそうです。(やる前からビビるわけではないですが…)
うーむ。。この条件、このメンバー相手に果たしてどこまでやれるのか。。もしも掲示板に入れば大したものですから、まずは次走の優先権獲得を目標に、最低ラインを入着以上確保に設定して応援したいと思いますm(_ _)m
美浦トレセン在厩のリヤンイヴェールは、8日朝、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 23.06.08 助 手 美南W良 5F 68.1-52.2-37.3-11.5(7) 馬ナリ余力
ゴットリープ(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走同入
- 23.06.04 助 手 美南W重 5F 74.6-57.7-42.8-14.6(3) 馬ナリ余力
- 23.05.31 助 手 美南W稍 5F 66.4-52.3-37.5-11.7(5) 馬ナリ余力
フレーズメーカー(古馬2勝)馬ナリの内同入
◇栗田調教師のコメント 「7日は南の角馬場からダートコースで普通キャンター。8日は古馬を前に、後ろから2頭で併せる形となりました。先週よりも走りのバランスが良く、息の感じも良好。ケロッとして上がってきますからね。牝馬らしからぬドッシリ感、加えて食欲旺盛ですから楽しみです。7月2日函館5R 2歳新馬(芝1800m)でのデビューを意識して進めていきましょう」
-----
先週に続いて今週もウッドで好調教、栗田先生に「先週よりも走りのバランスが良く、息の感じも良好。ケロッとして上がってきます」と言わせてしまうのですから大したものです。2歳馬の追い切りであまり糠喜びをしてはいけない事は承知をしているものの、まだフワフワしたり左にモタれたりしながらしっかり時計を出しているので、ひょっとしたらデビュー前に評判馬として取り上げられるレベルかも?という気がしてきました(^^ゞ
そんな期待を栗田先生もお持ちだからでしょうか、デビュー戦は函館開催最初の芝1800m新馬戦、7/2函館5Rになりそうです。本質的には広いコースの方が合いそうな気はするものの、ここを勝つようなら札幌の芝1800m戦に向かうルートが拓けますし、そこまでの下心ありの函館デビューだとしたら(事の成否は別にして)とても嬉しいです。
先週の近況で、現地入りはレースの1~2週前とありましたので、移動は来週末か再来週。あと1本か2本こちらでビシッとやって、現地では微調整のみになるでしょうから、引き続き追い切りのパフォーマンスに注目したいと思いますm(_ _)m
【美浦トレセン在厩のリヤンイヴェール:公式HP(2023/6/8更新)より】
◇鈴木慎調教師のコメント 「ダート適性を見せてくれましたし、あそこまでいったら勝ちたかったですが、3コーナーから外を回って仕掛けられている分もありますからね。現状で前半から急かしてポジションを取りに行くのは良くありませんので、この馬のリズムを守りつつ、気持ちが乗ってくるのをもう少し早い段階にもっていければレースぶりも楽になるかと思います。実戦を3回経験したことで馬のほうが競馬を少しずつ理解してくれているはず。8日に跨った感じでは反動もなさそうですので、内田博幸騎手と相談の上、来週6月18日東京3R 3歳未勝利(ダ2100m)を意識していきたいと考えます。残された時間は少ないですが、何とか勝利へ導けるよう、さらに上積みを求めていきたいところです」
-----
すでに馬体も500kgに戻り、「8日に跨った感じでは反動もなさそう」なのは何よりです。
先週のレースでは2角出口であえて最後方に下げてから、残り1000m付近で改めて気合を入れての超ロングスパートをかますという、ある意味とても乱暴な競馬で僅差3着まで追い上げました。本来はもっと上手なレースをした方が楽なハズですが、鈴木慎先生が仰るように、今のボンドオブラヴにそれを要求してもうまくいかない気がします。
鈴木慎先生は「この馬のリズムを守りつつ気持ちが乗ってくるのをもう少し早い段階にもっていければ…」とも仰っていますが、当面はゲートでダッシュがつかないことも、リズムに乗るまでに時間が掛かることも受け入れたうえで、多少強引でも長所であるロングスパート、豊富なスタミナでゴリ押ししていくことになりそうです。
最後方からの大マクリはイチかバチかの作戦で、当然ながら不発に終わるリスクもあるわけです。なので、将来的にはもっとスマートなレースができるようになりたいですが、それについては引き続き内田騎手との二人三脚で… という感じで将来のことを考えるためにも、何とか一つ勝ってしまわないとイケマセン。ということで、頑張れボンちゃん!
【2023/6/4東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)でのボンドオブラヴ:公式HPより】
栗東トレセン在厩のメリタテスは、ひとまず今週末のデビューについては見送ることとなりました。
- 23.06.07 助 手 栗東坂良 1回 55.7-39.2-25.2-12.5 一杯に追う
レッドマジック(三未勝)一杯に1.1秒先行0.2秒先着
- 23.06.04 助 手 栗東坂稍 1回 56.7-41.8-27.6-13.3 馬ナリ余力
- 23.05.31 助 手 栗東坂稍 1回 53.8-38.8-25.5-13.1 一杯に追う
ディーンズリスター(古馬1勝)一杯に0.4秒先行0.6秒遅れ
◇福岡助手のコメント 「7日は坂路で併せ馬。全体の時計は先週よりも遅くなりましたが、終いは伸びていましたし、動き自体は今週の方が良かったですよ。調整が進むにつれて少しずつ背腰に疲れが見られるようになり、食欲も今ひとつと、ここが頑張りどころといった状況です。普段は大人しく、跨るとテンションが高くなるタイプ。走ることには真面目で坂路でも真っ直ぐ駆け上がってくれますし、今は体の張りも悪くありません」
◇安藤助手のコメント 「今週、全体の時計がもう少し速ければ良かったのですが。色々と考えた結果、今週の出馬投票はやめておくことになりました」
-----
今週末のデビューを予定していたメリタテスですが、7日の最終追い切りで思ったほどの時計が出せなかったため、いったんデビューを見合わせてさらに追い切りを重ねることになったようです。
その7日は良馬場の坂路を一杯に追われて55.7-39.2-25.2-12.5秒。福岡助手によれば、「終いは伸びていたし動き自体は今週の方が良かった」とのことながら、全体では5/31の53.8-38.8-25.5-13.1 秒から二つほど遅くなっていますからね。全体が53.8で終い12.5なら予定通りデビューできたと思うのですが、要するに最終試験に合格できなかった…ということなのでしょう。
ただ、たとえ時間制限が気になる時期であっても、不安を抱えつつ見切り発車的にデビューさせるのではなく、より納得できる状態に鍛えることを優先したのは悪くないですし、是非とも可能性のある状況でデビューをさせて欲しいです。
それほどガサのある馬ではない中で、「少しずつ背腰に疲れが見られるようになり食欲も今ひとつ」というのは心配です。それでも「走ることに真面目で体の張りも悪くない」のであれば、次の試験で何とかゴーサインがもらえるパフォーマンスを見せて欲しいです。ここがデビューに向けた最後の踏ん張りどころですからっ!
【栗東トレセン在厩のメリタテス:公式HP(2023/6/8更新)より】