カグヤは6月10日(土)函館2R 3歳未勝利・牝(ダ1700m)に松田大作騎手で出走します。
- 23.06.07 助 手 函館W重 5F 70.2-54.9-40.5-12.7(7) 馬ナリ余力
- 23.05.31 水 口 栗東坂稍 1回 52.6-37.9-24.9-12.6 馬ナリ余力
◇池江調教師のコメント 「函館移動後も順調に調整できており、きのうウッドチップコースにて馬なりで70-40程度。適度にレース経験を重ね、放牧を挟むことにより、この馬なりに動きや体つきに前進が窺える状況にありますからね。この条件でどういったレースができるか確認していきましょう。滞在競馬も味方してくれればと思います」
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カグヤの函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)出走が決まりました。
31日に栗東で追い切ってから函館に移動、最終追い切りは函館ウッドで70-40程度を馬ナリで。池江先生のコメントを見る限り、チャンピオンヒルズでの調整もトレセン帰厩後の仕上げも予定通りだったようですし、ここで何とかして2戦連続二桁大敗という『悪い流れ』を断ち切りたいところです。(断ち切らないと大変なことに(^^;))
ただですね、先週のボンドオブラヴと違ってカグヤはエピファネイア産駒ですし、個人的にはどうもダート1700mが合うような気がしないので…。いや、私なんぞが偉そうに言えることは何もないのですが、「この条件でどういったレースができるか確認」をした結果が悪かったらどうしよう…と、ついつい良くない方向にばかり考えてしまいます。
それでも「適度にレース経験を重ね、放牧を挟むことにより、この馬なりに動きや体つきに前進が窺える」との言葉は心強いものですから、やはり、悪いことよりイイことを中心に考えていきたいと思います。池江先生がダート1700mを試してみようと決めた裏には(結果の良し悪しに関わらず)必ず理由があるはずですしね。
ということで、不安は不安としてグッと飲み込んだ上で、大きな前進の可能性を信じて精一杯応援します!
**2023/6/10函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)出走馬**
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、ウォーキングマシン60分のみでケアにあたっています。
◇小泉厩舎長のコメント 「箇所は右前裏の外側上部。歩様は正常だったものの、15-15を乗った翌日からモヤつき始め、いくらか圧痛を見せたものですから、数日様子を見たうえで検査してみたところ、繋靭帯を傷めていることが判明しました。大変申し訳ございません。少しでも回復を早められるよう、日々水冷とレーザー照射を続け、ケアに努めていきたいと思います」
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小泉厩舎長は「大変申し訳ございません」と仰っていますが、こればかりは誰の所為とも言えないですからね。もしも、あえて謝罪をするとしたら、それは〇〇に〇〇を〇〇したことの方かな…などとおかしなことを言ってはイケマセンね(^^;)
とにかく、今はなるべく早い回復を祈るのみ。。今ここで私が先々のことをアレコレ言っても始まりませんので、それは矢作先生や関係者の皆さんにお任せするとして、チャンピオンヒルズの皆さんには、これまで通りに日々の対応をお願いしたいと思います。パンサラッサのような注目度の高い馬を扱うのは大変だと思いますが、くれぐれもm(_ _)m
【2023/2/25 サウジカップ(G1/ダ1800m)でのパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、現在は、おもにウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「傷腫れはすぐに治まりましたので問題ありません。先週末にかけて跨ってみたところ、トモに硬さがありましたので、ショックウェーブ放射を行ってから坂路入りを開始しています。引き続き様子を見ながら、立ち上げていければと思います」
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どうでしょう、「引き続き様子を見ながら立ち上げていければ」とのコメントからは、少なくとも『このまま夏休みへ』といった雰囲気を感じませんので、夏前に自己条件を使う可能性は十分あるような気がします。
もちろん、どうしても…というワケではないですが、今後のことを考えれば、3歳以上の自己条件でどんな競馬ができるのかを見てみたいですし、できれば距離についてもマイルまでは試しておきたいなと…。まあ、どうせ秋からはバリバリ頑張ってもらわないといけませんので、そこに上手くつながるような作戦を考えて頂ければと思いますm(_ _)m
【2023/5/27京都11R 葵ステークス(G3/芝1200m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは、現在は、おもに坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「坂路入りへとつなげており、引き続き術後の経過に問題はありません。本馬が見せる夏バテの兆候というのは、一種の動物の防衛本能であるとも思うんです。このたび去勢をしたことによってホルモンバランスに変化が生じてくれれば、例年よりバテ度が酷くならない可能性もあるのでは。そのあたりも含めて、今夏の様子を窺っていければと思っています」
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去勢手術の後についてはもう何の心配もいらないようです。
秋まで休養が既定路線なので、早く回復してバンバン乗り込んでも次走云々には関係ないですが、普通キャンター程度の運動をしながら夏を過ごせれば、いざ秋の立ち上げが全然違ってきますからね。
果たして去勢効果がどの程度のものなのか、今夏の状態については例年以上に注目したいと思います。
【2023/4/30京都12R 東大路S(3勝C/ダ1200m)でのプライムライン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回半マイル58~60秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「磁気治療を続けながら、半マイル58秒程度を継続。牝馬らしくパタパタと高めだったテンションも大分落ち着いてきた印象でしょうか。まだ前駆と後駆がつながっていないような走り方ですので、進めていくなかで前後の連動性を高め、しっかりとしたフォーム、動きを築いていければと思います」
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この時期なので、入厩までにそれほど長い時間があるわけではないでしょう。それでもフォームに気になることがあればしっかり改善に取り組んで欲しいですし、そういう積み重ねが必ず将来につながるのだと思います。
と言ってはみたものの、やはり、ひとつ勝たないことには何も始まりませんので…。
早くデビュー戦を迎えたい気持ちと、やるべきことをやり、しっかり態勢を整えてから実戦に向かいたい気持ちが半々ですが、泣いても笑っても今出来ることをしっかりこなしていくしかないですからね。。頑張れ!