中京12R(2勝C/ダ1200m)に出走したカイザーノヴァは15着でした。
【レース内容】互角のスタート。出たナリで後方の位置からの競馬。3~4角でも後方待機で脚を溜め、直線末脚勝負に賭ける作戦となりましたが…。満を持して追い出された直線でも(手応えの割りに)全く伸びがなく、前を行くダート馬たちを交わすことができずに、後方のまま15着での入線となりました。
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うーん。。これは困ったなぁ(^^;)
クレッシェンドラヴのAJCCを見て感動し、フワフワした気持ちで応援したのが良くなかったのでしょうか、全く見どころのないレースでブービー賞に終わってしまいました。
考えてみれば、近走の着順が非常に悪いにもかかわらず、単勝6.5倍の4番人気に推されたのは、やはり、このメンバーの中ではカイザーノヴァの戦績、実績が群を抜いていたからでしょう。。同じ負けるにしても、次につながる何かがあればよかったのですが、(初ダートとは言え)なす術もなく後方のまま15着では、全く世間様に顔向けができません(^^;)
正直、今日の内容だと、ダート適性を云々する以前の問題のようにも…。坂井騎手、矢作先生がどう判断されるかわかりませんが、これなら一度リセットをして立て直した方が早道、という考え方もあるかもしれません(´へ`)
**2022/1/23中京12R (2勝C/ダ1200m)・良**
中山11R AJCC(G2/芝2200m)に出走したクレッシェンドラヴは7着でした。
【レース内容】まずまずの好スタート。無理なく前目の位置につけ、4~5番手のインで1~2コーナーを回って向こう正面へ。道中の折り合い、リズムは昨年の七夕賞時と全く違う好調時のものでしたし、鞍上津村騎手との呼吸も合っているように見えました。勝負どころの3~4角でも手応えは抜群、先行勢の後ろで直線に入った時には『これはもしかしたら!?』と、一瞬、まさかの復活Vが頭をよぎったほど。。最後は坂で伸び切れず7着入線となりましたが、見せ場充分の内容は素晴らしかったと思います!
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おお! おお!! おおおおっ!!(意味不明でスミマセン(^^;))
レース前、年齢的な衰えだとか追い切りの動きが悪いとか、聞きようによっては散々なことを言われていましたが、少なくとも今日のレース内容には衰え的なものを全く感じませんでした。どころか、プラス6、過去最高の504kgでの出走だったことを考えると、もう一本ビシッと追えていたら、掲示板以上も普通にあったのでは?と思えるほどで、昨年の姿(スタートしても進んでいかない、手応えが悪く直線でレースをやめてしまう)とは全然違うクレッシェンドラヴを見ることができて感動しました。
このレースをあえて冷静に振り返ると、先行した分、終いが甘くはなりましたが、後方待機のキングオブコージとマイネルファンロンが1、2着となる流れの中、最後まで良く頑張って7着を確保してくれたと思いますし、同じように先行した1番人気の4歳馬オーソクレースも6着に負けていますからね。最後に伸び切れなかったのが年齢の所為だ… とはとても言う気になりません。
しかし、本来のクレッシェンドラヴは内ラチ沿いの競馬が得意ではないハズですし、直線で内を捌いて伸びるタイプではないですからね。加えて、もしも今回が一本追い足りない状態での出走だったとしたら、やり様によっては、重賞のあと一つや二つイケるんじゃないかと…。陣営が今日のレースをどう評価するのか、まずは関係者コメントを待つのみですが、何とか次のチャンスがもらえるようだと嬉しいです!
いやホント、様々な逆風がある中で、今日は本当によく頑張ってくれましたし、津村騎手の先入観のない騎乗もリフレッシュしたクレッシェンドラヴには良かったのかもしれません。一生懸命に仕上げてくれた厩舎の皆さんも手応えを感じてくれたかもしれず、とにかく良いレースを見せて頂きありがとうございましたm(_ _)m
**2022/1/23中山11R アメリカジョッキークラブカップ(G2/芝2200m)・良**
シュウジデイファーム在厩のGemGem’20は、おもに場内でハッキング2000~3000mを消化しています。12月下旬の馬体重は427kgです。
◇石川代表のコメント 「馬は落ち着いており、ハミ受けや口向きなどの基礎を学んでくれているところ。この中間、馬房内で打撲する形にでもなったのでしょうか、左臀部に皮下血腫がありますので、様子を見つつ必要であれば切開するかもしれません。いずれにせよ軽く乗る分には支障がなく、着地検疫が明けるのを待った上で、BTC(軽種馬育成調教センター)の施設を併用して調教を行っていく予定です」
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まずですね、左臀部の皮下血腫についてはあまり心配いらないのでしょうが、気になるようであれば、本格的にトレーニングが始まる前に切開しても良いと思います。。いや、もちろん私はどうするのが一番イイかを知らないのですが、トレーニングが始まってから『やっぱり切開します…』よりは、綺麗にしておいた方が良いのかな?と考えたもので(^^ゞ
次に、馬体重427kgについてですが、これは前回測定(11月下旬)の444kgから少し減ってしまいました。シュウジデイファームで着地検疫に入ったあと、前回近況では「飼葉を良く食べて、体つきにフックラと張りが出てきた」と伝えられていましたし、BTC入り前の段階で逆に減ってしまったのは少し意外です。ただ、これはその時の体調による部分もありますので、3ヶ月の着地検疫が明け、BTC入りが始まったあとの次回近況で、改めて体重変化に注目したいと思います。
アメリカの馬というと、どうしても筋骨隆々のゴツいタイプを想像してしまいますが、本馬は矢作先生が『日本向きのシュッとしたタイプ』を選んで買ってきただけあって、典型的なアメリカ産馬ではないようです。これから先、American Pharoah×Tapitという、ザ・アメリカな血統とスラッとした馬体を持つ牝馬がどう成長していくのか、これはもう出資馬かどうかにかかわらず興味津々です。
ファンタストクラブ内木村牧場在厩のクエストフォーワンダー’20は、昨年末に屋根付き坂路でハロン16秒ペースを消化。年始より4日間の小休止を挟み、現在は角馬場でダク2000m、屋内ダートコースでハロン20~25秒ペースのキャンター1600mを乗られています。1月上旬の馬体重は480kgです。
◇川嶋担当のコメント 「例年にない大雪の影響により坂路コースがクローズとなったため、先週と今週は周回コースでインターバル調教を消化。来週からまた坂路で進めていく予定になっています。何より冬場でも毛づやの良さが目立っており、これは内臓の強さの表れとも言えますからね。食べたものをしっかりと吸収し、実になっている印象を受けています。少しずつですが後駆を使えるようにもなってきました」
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募集開始時にレトロクラシック’20と並んで大人気だった本馬ですが、トレーニング開始後も、レトロ20同様とても順調に成長してくれています。昨年中にハロン16秒ペースを試したのは、それなりにやれるハズという手応えがあってのことでしょうし、毛ヅヤの良さ、飼葉を成長の糧とする能力など、余計な心配がないという意味では、こちらもかなりの優等生だと思います。
そして今回は、走りの質についても「少しずつ後駆を使えるようになってきた」と嬉しい報告がありました。が、まあ、そのあたりについてはまだまだこれからという時季ですからね。心身ともに健康、すでに馬格も充分という強みを生かし、冬場にしっかり乗り込むことで、さらに良い走りを身につけて欲しいところです。
まだ早期デビュー云々を考えるのは時期尚早ですが、レトロクラシック’20にも本馬にも、今のところそのチャンスは充分にありそうです。例によって脚の速さは未知数ながら、このまま順調に乗り込みが進み、暖かくなる3~4月までに力をつけることができていれば、改めて2歳戦からの活躍を妄想したいと思います!
【ファンタストクラブ内木村牧場在厩のクエストフォーワンダー’20:公式HP(2022/1/7更新分)より】
シュウジデイファーム在厩のレトロクラシック’20は、おもにBTCのダートトラックや屋内坂路、直線ウッド馬場でハロン18秒ペースを上限として乗られています。12月下旬の馬体重は481kgです。
◇石川代表のコメント 「普段はおとなしく、走り出せば自分から真面目に進んでくれますからね。馬自身のなかで気持ちのメリハリがついているのはとても良いことだと思います。まだ時計云々の段階ではないものの、現在のメニューをソツなくこなしているその感じから、今後も順調にステップアップしてくれそうなイメージを抱いています」
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普段は大人しく手が掛からず、調教では前向き&真面目に走ってくれるという、まさに優等生を絵にかいたようなタイプのようですし、リップサービスが少ない石川代表に、「今後も順調にステップアップしてくれそうなイメージを抱いている」と言わせるのですから、ここまでは何の問題もない…どころか、私の想定以上に良いかたちで成長してくれています。
募集後最初の測定(昨年6/30時点)では419kgだった馬体重が、気づけば481kgまで増えているように、馬自身がなかなかの成長力を発揮しているのも心強く、怪我などのアクシデントさえなければ、今後もストレスなくトレーニングを積んでいけるでしょう。
あとはどのぐらいのスピード能力を持っているかがポイントですが、これはもうやってみなければ分からないわけで…。ただ、ドレフォン×レトロクラシックが鈍足というのは考え難いですし、イザとなればダートという選択肢もありますから…と、せっかく順調なのにあまり先走って心配するのはやめにしたいと思います(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のレトロクラシック’20:公式HP(2021/12/10更新分)より】
吉澤ステーブル在厩のアスカビレン’20は、おもにBTCの坂路を中心にハロン18秒ペースのキャンターを消化。機を見てハロン15~16秒ペースも取り入れて乗り込まれています。1月中旬の馬体重は434kgです。
◇鷲尾マネージャーのコメント 「昨年末にかけてハロン16秒ペースを1本、年が明けてからも16秒、15秒と順調に速めの本数を消化。馬体はまだまだ成長していくと思いますので、攻める際は15秒前後、ときにはハッキングやウォーキングマシン運動といった具合に、先月よりも強弱の波を大きくつける形で調教内容を強化しています。今は3頭併せの真ん中でも我慢が利いていますが、これから余裕が出てくるとムキになる傾向が見られるかもしれません。前向きな気性や調教強化によるスッキリとした腹回りなどはエピファネイア産駒のそれ。今後もう少し背丈が伸びて手足が長くなれば、より父らしさが感じられるのではないでしょうか」
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注目の馬体重は、15秒前後まで調教ペースが上がってきたこともあるのでしょうか、12月上旬の442kgに対して1月中旬は434kgへと、少し減ってしまいました。たまたま『【アスカビレン’20】これならバンバン鍛えていけそう(^^)』の中では、「もう450kgを超え、460kgに近づいている気もしますが、それほど背丈があるタイプの馬ではないので、体重自体はそれほどでもないのかも…」と書いていたのですが、どうやら『それほどでもない』方の想定が当たってしまいました(^^;)
とは言え、本格的な成長期はこれからでしょうし、鷲尾さんコメントによれば、だからこそ成長を邪魔しないように、「強弱の波を大きくつける形で調教内容を強化」しているとのこと。。そんな中でもすでに15秒ペースをこなしていることを考えれば、ここまではとても順調に推移していると思って良いでしょう。
もともとエピファネイア産駒として期待が大きく、実際、現時点でもかなりの素質を感じさせる本馬ですが、前向き過ぎる部分については少しだけ心配もあり、やはり、うまく成長促進とのバランスを保っていくのがポイントになりそうです。もちろん、吉澤ステーブルさんは百も承知の話ですから、きっとうまくやって頂けると思っています(^^ゞ
**2022/1/23中山11R アメリカジョッキークラブカップ(G2/芝2200m)15:45発走**
◎ オーソクレース
○ ポタジェ
▲ クレッシェンドラヴ
△ キングオブコージ
△ アサマノイタズラ
△ ボッケリーニ
△ アンティシペイト
クレッシェンドラヴは3枠4番になりました。正直、もっと外枠の方が良かったのですが、今回のレースは枠順云々の前に、クレッシェンドラヴ自身の調子や気持ちの方が重要ですからね。テン乗りの津村騎手がどういう競馬をしてくるかも含めて、予想しにくい要素がたくさんありますので、とりあえず単穴▲印をつけたうえで、ドキドキしながら見守りたいと思います。
これは余計な話ですが、2年前に同じようなメンバーとやっていたら、きっとすごく強気なことを書いていた気もします。。が、今回はとにかく自分との戦いが第一なので…。明け4歳のオーソクレースを筆頭に全馬後輩というメンバー構成の中、オジサンをナメるんじゃねえぞ!的メッセージを叩きつける意味でも、きらりと光るパフォーマンスを見せて欲しいところですm(_ _)m
ここで年齢限界説を払拭できたら… いや、明日はそんなことも考えずに応援します!( ・`ー・')キリッ
スポーツ報知『【アメリカJCC】重賞2勝馬クレッシェンドラヴ 林調教師「ピリッとしてきた感じがあります」』
◆第63回アメリカJCC・G2(1月23日、中山・芝2200メートル)=1月21日、美浦トレセン
重賞2勝馬のクレッシェンドラヴ(牡8歳、美浦・林徹厩舎、父ステイゴールド)はBダートコースを1周した後にWコースを1周、その後、角馬場を回って調整された。
19日に行われた最終追い切りはチュウワジョーダン(5歳1勝クラス)の内から並びかける形。馬なりのまま雄大な脚さばきで併入に持ち込んだ。林調教師は「動きは良かったと思います。先週と比べるとピリッとしてきた感じがあります」と上昇ぶりを感じ取る。8歳の古豪が復活のきっかけをつかむか。
**2022/1/23中京12R (2勝C/ダ1200m)16:10発走**
◎ カイザーノヴァ
○ グランドストローク
▲ フィールドネージュ
△ ジオラマ
△ ミラクル
△ カネコメアサヒ
△ ジョウショーモード
カイザーノヴァは6枠11番になりました。おそらく今回は先行策希望だとは思いますが、うまくゲートを出て、前につけられるかどうかもやってみなければ分かりませんし、初ダートで砂をかぶった時にどうなるか?というのが心配事の一つでしたので、多少の保険が掛かるという意味で、内枠に入らなかったのは良かったです。
ちなみにこのレース、前走で掲示板以上だった馬は一頭もいません。そして、前走で一桁人気だった馬は、芝の特別戦で5番人気だったカイザーノヴァ、中京ダート1200m戦で4番人気だったフィールドネージュ、中山の特別戦で6番人気だったグランドストロークと、あとは△を付けた4頭が7~9番人気だったという、なかなか微妙なメンバー構成になっています。
そうですねぇ、こういうことを書くと怒られるかもしれませんが、正直、相手が揃った厳しいレースとは言い難く、どの馬が勝つかと聞かれると、思わず『うーん。。σ(゚、。)』と唸ってしまいそうな…。
いや、カイザーノヴァだって、近走の内容着順、初ダートであることを考えれば、とても強気になれる立場ではないのですが、何と言いますか、ダートを普通にこなしてさえくれたら、ポコンと勝っちゃってもおかしくないかも…と思います(^^ゞ
メンバー、枠順確定前は本命にするつもりはなかったのですが、何となく本命以外の印をつける気にならなかったので、ここは是非とも先行策を決め、最後まで気を抜かずに頑張って欲しいですm(_ _)m
シュウジデイファーム在厩のアシタカは、引き続き、おもにBTCの屋内ダートトラックや屋内坂路でハロン17~20秒ペースのキャンターを消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「大型馬ですので基本的には使いつつかもしれませんが、3F40秒を切るくらいの調教を積んできている分、だいぶ体力がつき、徐々に気持ちも入ってきています。普段は噛みついてくるなどやんちゃな面を見せるものの、乗ると素直な馬。引き続き飛節などに細心の注意を払いつつ、入厩のお声がかかるまで乗り込みを続けていきたいと思います」
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大型馬ゆえ、順調であっても気を抜けないところはあるでしょうが、トレーニングの継続により「だいぶ体力がつき、徐々に気持ちも入ってきた」とのコメントをもらうことができました。「大型馬ですので基本的には使いつつかも」については、一般論としてその通りだと思いますし、そもそも石川代表は、「この馬はいけるぞ!」みたいなリップサービスをあまりしない方ですからね(^^;)
とにかく、ハロン17~20秒ペースのキャンターと週2回の速め、このメニューもしっかり継続してきましたので、トレセンに入る準備は概ね整ったと考えてよいでしょう。矢作厩舎は決まると動きが早いですし、もしかしたら、この報告の直後に何らかの連絡があったかもしれず…。いずれにしても、そう遠くないタイミングで栗東に移動してくれると思います。
あともう少しと分かっていても、待ち遠しいのが新馬の初入厩というやつです。馬のサイズとしては、完全にマグナムインパクト級になりましたので、兄が果たせなかった初勝利のためにも、無事にトレセン入りをして欲しいと思いますm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のアシタカ:公式HP(2022/1/14更新分)より】
シュウジデイファーム在厩のハイアーラヴ’20は、おもにBTCのダートトラックや屋内坂路、直線ウッド馬場でハロン18秒ペースを上限として乗られています。12月下旬の馬体重は464kgです。
◇石川代表のコメント 「昨秋にいくらか疲れを見せたぐらいで、その後は繰り返すこともなく集団調教で日々しっかりと。ハミ受けや口向きなどに幼さを感じさせることもありますが、まだ明け2歳の段階ですからね。これからが大事なのは他の馬たちも同じ。当面は基礎をみっちり学ばせていきたいと考えます」
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11月下旬の461kgからわずかに増えていますが、この時季の3kg増は誤差の範囲と言ってよいかもしれません。。まあ、馬体重は減るより増える方が何となく安心ですし、少しでも増えてくれたのはありがたいです(^^)
本馬の場合、課題は気性面とはっきりしていますので、時間をかけて基礎を学ばせ、あまり先を急がず育てていく方針には全く異論ありません。今のところは大きな問題もないようなので、この調子で基礎トレーニングを積み重ねていって、暖かくなるころには、ビシビシ速いところがこなせるようになって欲しいと思います。
いずれにしても、晩成傾向が強いハイアーラヴ産駒なので、私としては早い始動を期待するつもりはありません。本馬に適切なタイミングでデビューすることができれば、きっと結果はついてくると思ていますので(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のハイアーラヴ’20:公式HP(2022/1/14更新分)より】