スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョン・ウィリアムズ音楽の’02年作品『マイノリティ・リポート』を WOWOWシネマで見ました。
“犯罪予防局”“ワシントンDC”“西暦2054年”の字幕。3人の若い女性が水に浮かび、剃りあげた頭から無数のコードが出ていて、スクリーンには様々な映像が映し出されている。転がってきた球には「被害者 サラ・マックス ドナルド・ドゥービ」と書かれていて、もう1つ転がってきた球には「加害者 ハワード・マックス」と書いてある。予防局チーフのダニー(トム・クルーズ)は、ジェームズ博士とポラード主席判事の許可を得てから、名前と映像から、その犯行の行われる時間と場所を特定し、間一髪で殺人が行われるのを防いだ。彼は6年前に息子を誘拐され、殺されていて、妻のララとは別居中だ。
3人の女性はプリコブと呼ばれ、これから行われる犯行を予知する能力を持ち、特に3人のうちの1人アガサはその能力に長けていた。
司法省のウィットワーは、そのシステムをトムとその上司ラマー(マックス・フォン・シドー)から手に入れるために、「加害者 ダニー」「被害者 トッド・クロウ」という情報を警察に流し、それを知ったダニーは、アニタが発見された事情を知ることできる“マイノリティ・リポート”を探し回るが、結局それは最初から存在しない空想のものだということが分かる。そしてアニタから得られた情報から、彼女の母が誰かに溺死させられたことを知る。
ダニーはアニタをシステムから救出し、彼女からクロウの居所と、自分がクロウを殺す時間を教えてもらう。クロウの居所に先に着いたダニーとアニタだったが、ベッドの上には無数の少年、少女の写真がばらまかれ、そのうちの1つはダニーの息子のショーンだった。そこへ現れたクロウにダニーがショーンについて説明を求めると、クロウは「ショーンは樽に入れて、海中に沈めた」と答える。怒ったダニーは予定の時間になり、拳銃の引き金を引こうとするが、思いとどまる。するとクロウは「殺してくれ」と懇願し始め、家族に金をやるから、その代わりにここでダニーに会って来いという契約をしているからだと言う。契約の相手をダニーは聴くが、クロウは答えられないと言う。ここに至って、ダニーはとうとうクロウを射殺してしまう。
ダニーとアニタは一時ララの家に匿ってもらうが、まもなく特殊部隊の急襲を受け、ダニーは捕まってしまう。
今回の件でもシステムが機能したとして、新たな犯罪予防局長として、ラマーが選任される。ララはアニタの母の死のことを話題にするが、ララが「アニタの母は死んだ」としか言っていないのに、ラマーは彼女が溺死したことを既に知っていた。その直後、ラマーは選任式に出席し、記念品として局員から拳銃をもらう。彼は「戦争の終わりの象徴」としてそれを受け取る。
ララはアニタを得てシステムを完成させるため、アニタの母が邪魔になり、彼女を溺死したことを知る。ダニーもそのことに気づいていて、そこでラマーが偽の情報をウィットワーに流していたのだった。ラマーはダニーを誘い出し、システムの予言通り、ダニーを殺そうとするが、自殺してしまう。
そして最後。“2054年6月、6年続いた犯罪予知システムは廃止された〝とのナレーションが入り、妊娠したララの横に立つダニーの姿と、安らかな日々を過ごす3人の元プリコブの姿が描かれ、映画は終わる。
途中で眠ってしまい、肝心の“マイノリティ・リポート”の部分が不正確かもしれません。画面の映画というより演出の映画だったように思います。
“犯罪予防局”“ワシントンDC”“西暦2054年”の字幕。3人の若い女性が水に浮かび、剃りあげた頭から無数のコードが出ていて、スクリーンには様々な映像が映し出されている。転がってきた球には「被害者 サラ・マックス ドナルド・ドゥービ」と書かれていて、もう1つ転がってきた球には「加害者 ハワード・マックス」と書いてある。予防局チーフのダニー(トム・クルーズ)は、ジェームズ博士とポラード主席判事の許可を得てから、名前と映像から、その犯行の行われる時間と場所を特定し、間一髪で殺人が行われるのを防いだ。彼は6年前に息子を誘拐され、殺されていて、妻のララとは別居中だ。
3人の女性はプリコブと呼ばれ、これから行われる犯行を予知する能力を持ち、特に3人のうちの1人アガサはその能力に長けていた。
司法省のウィットワーは、そのシステムをトムとその上司ラマー(マックス・フォン・シドー)から手に入れるために、「加害者 ダニー」「被害者 トッド・クロウ」という情報を警察に流し、それを知ったダニーは、アニタが発見された事情を知ることできる“マイノリティ・リポート”を探し回るが、結局それは最初から存在しない空想のものだということが分かる。そしてアニタから得られた情報から、彼女の母が誰かに溺死させられたことを知る。
ダニーはアニタをシステムから救出し、彼女からクロウの居所と、自分がクロウを殺す時間を教えてもらう。クロウの居所に先に着いたダニーとアニタだったが、ベッドの上には無数の少年、少女の写真がばらまかれ、そのうちの1つはダニーの息子のショーンだった。そこへ現れたクロウにダニーがショーンについて説明を求めると、クロウは「ショーンは樽に入れて、海中に沈めた」と答える。怒ったダニーは予定の時間になり、拳銃の引き金を引こうとするが、思いとどまる。するとクロウは「殺してくれ」と懇願し始め、家族に金をやるから、その代わりにここでダニーに会って来いという契約をしているからだと言う。契約の相手をダニーは聴くが、クロウは答えられないと言う。ここに至って、ダニーはとうとうクロウを射殺してしまう。
ダニーとアニタは一時ララの家に匿ってもらうが、まもなく特殊部隊の急襲を受け、ダニーは捕まってしまう。
今回の件でもシステムが機能したとして、新たな犯罪予防局長として、ラマーが選任される。ララはアニタの母の死のことを話題にするが、ララが「アニタの母は死んだ」としか言っていないのに、ラマーは彼女が溺死したことを既に知っていた。その直後、ラマーは選任式に出席し、記念品として局員から拳銃をもらう。彼は「戦争の終わりの象徴」としてそれを受け取る。
ララはアニタを得てシステムを完成させるため、アニタの母が邪魔になり、彼女を溺死したことを知る。ダニーもそのことに気づいていて、そこでラマーが偽の情報をウィットワーに流していたのだった。ラマーはダニーを誘い出し、システムの予言通り、ダニーを殺そうとするが、自殺してしまう。
そして最後。“2054年6月、6年続いた犯罪予知システムは廃止された〝とのナレーションが入り、妊娠したララの横に立つダニーの姿と、安らかな日々を過ごす3人の元プリコブの姿が描かれ、映画は終わる。
途中で眠ってしまい、肝心の“マイノリティ・リポート”の部分が不正確かもしれません。画面の映画というより演出の映画だったように思います。