また昨日の続きです。
兄「おい、お金あるか?」小四「少しなら。いくら?」「いくらいるんだ? やめとくよ」。
図書館で勉強する小四。(中略)
母「一緒に食事して知り合うだけ。堅く考えないの」。ブザー。妹「おじさんだよ。私は連れていかないのね」「知らない人ばかりよ」「行きたいの」「お土産を買うわ」。
姉「腕時計は?」老二「俺じゃない」「母さんにバレたら大変」。(中略)
父と母、帰宅。母「チャンスだわ。オーナーの林さん、しっかりしてそう。迷わないで」「父さん、汪さんが来たわ」。母、妹に「お土産忘れたわ。次は必ず覚えておく」。
小四「昨夜滑頭に会った。別人だったよ。人は変わるんだと慰められた気分だ」「何がいいたいの?」「小翠、僕ら長く一緒にいられるかな? 僕は君に穏やかな安らぎを与えられるかも」「随分真剣なのね。私を軽蔑してたはずよね? 私を変えたいのね? 実験のつもり? たいそうな理屈だわ。私は毎日自由に生きてる。私が変わらなければ? あなたの思い通りでなければ相手にしない? 自分勝手ね。何様のつもり?」。小翠、去る。小四「悪気はなかったんだ」「むしろ以前のことに私は感謝してる」「以前? 何のこと?」「とぼけてるの? 滑頭が217に襲われた時、一緒にいたのは小明よ。知らないの? 滑頭はハニーの報復が怖くて私だったことにしたの。私がバカだった。説教は小明にしたら? 私どころじゃないわ」。
父、頭を抱えてしゃがみこんでる老二を板で殴り続けている。「この恥知らず! 早く認めろよ! この恥知らず!」母と姉「もう止めて」。次女、小四に「後で帰ってきなさい。皆、図書館にいると思ってる。犯人があなたと知ったら、二人はもっと悲しむ。兄さんがお金を工面してきて、腕時計を取り戻そうとしたけど、母さんにバレたの」。
次女「孤独だと思わないで。私はいつも心配している。疑わなくていい。神があなたに力を与えてくれる」小四「でも運の悪い人が多すぎる。社会は不公平すぎる」「他人にこだわるから、自分のことばかり考えるから。キリストは私たちのため犠牲になった。兄さんだって、あなたをかばい罰を受けている。他人の思いに感謝して。あなたは他人に奉仕してる? 理解できるでしょ?」「ハニーも言ってた」「誰?」「良い友だちだ。姉さん、『戦争と平和』読んだ?」「明日、陳(チェン)牧師と話をする?」。
小馬「何だ?」小四「話が済んでいない」「何だよ。とぼけやがって。女のためにケンカを売るのか? 何だよ、それ。女々しいんだな。勉強に専念するんだろ? まだグタグタ言うのかよ。不義理はない」「黙れ。聞きたくないね。坊ちゃんの理屈か? お前が小明と一緒だと分かる度に学校で待ち伏せしてやる」「せっかく“兄弟”扱いしてたのに。これがお前の態度なんだな。死にたいのか、クズめ。やってみな。殴ってやる」。(中略)
映画監督、小四に「この間君と来た娘、探せるか? 引っ越して見つからない。君は知って
るか? あの子はすばらしい。演技が自然だ」「自然だと? 何も見抜けないで何が映画だよ。何撮ってんだ?」。
スタジオに置き忘れた懐中電灯。
「王茂は学校よ」「本を借りに」「どの本を?」「場所は分かります」。日本の女性が自殺にお使ったとされるナイフを手に入れる小四。
小明「小四! どうしたの? なぜ学校へ? それ何? 何を持ってるの? 小馬を待ってるのね。そうなんでしょ? それはダメ」「君を馬鹿にさせない」「何を言うの? 勉強に専念していないの?」「小明、僕は全部知ってる。でも平気だ。僕だけが君を救うことができる。僕は君の希望だ。ハニーと同じだ。君は今もハニーを忘れない。そして今は僕がハニーだ」「助ける? 私を変えたいのね。結局は他の人と同じ。あなたは違うと思ってた。私の感情という見返りを求めて安心したい訳? 自分勝手だわ。私を変える? この社会と同じ。変わらないのよ。何様なの?」。小明、小四に腹を刺される。「君はダメな奴だ! 恥知らず! 小明、立てよ。早く立てよ。力を入れて。君は死なない。信じてくれ。急いで立つんだ。君にはできる。早く立ってくれ」。ピクとも動かない小明を前にしゃがみこむ小四。
「どこでしょう? 私の弟です。きっと人違いだわ。少年が連行されたはず。張震です。どこですか?」。
刑事「あいつか?」「分からない」「どこのグループだ?」「不良は全員知っているはずなのに」。女性警官「ポケットからです」と紙片を渡す。「瓊姉さん、ごめんなさい。姉さんだけが知っている。父さん母さんに説明して下さい。もう会えない時は……」と書かれている。「名前は?」「名前も書いてないぞ」「病気か?」。紙片には「小四」と書かれている。(また明日へ続きます……)
兄「おい、お金あるか?」小四「少しなら。いくら?」「いくらいるんだ? やめとくよ」。
図書館で勉強する小四。(中略)
母「一緒に食事して知り合うだけ。堅く考えないの」。ブザー。妹「おじさんだよ。私は連れていかないのね」「知らない人ばかりよ」「行きたいの」「お土産を買うわ」。
姉「腕時計は?」老二「俺じゃない」「母さんにバレたら大変」。(中略)
父と母、帰宅。母「チャンスだわ。オーナーの林さん、しっかりしてそう。迷わないで」「父さん、汪さんが来たわ」。母、妹に「お土産忘れたわ。次は必ず覚えておく」。
小四「昨夜滑頭に会った。別人だったよ。人は変わるんだと慰められた気分だ」「何がいいたいの?」「小翠、僕ら長く一緒にいられるかな? 僕は君に穏やかな安らぎを与えられるかも」「随分真剣なのね。私を軽蔑してたはずよね? 私を変えたいのね? 実験のつもり? たいそうな理屈だわ。私は毎日自由に生きてる。私が変わらなければ? あなたの思い通りでなければ相手にしない? 自分勝手ね。何様のつもり?」。小翠、去る。小四「悪気はなかったんだ」「むしろ以前のことに私は感謝してる」「以前? 何のこと?」「とぼけてるの? 滑頭が217に襲われた時、一緒にいたのは小明よ。知らないの? 滑頭はハニーの報復が怖くて私だったことにしたの。私がバカだった。説教は小明にしたら? 私どころじゃないわ」。
父、頭を抱えてしゃがみこんでる老二を板で殴り続けている。「この恥知らず! 早く認めろよ! この恥知らず!」母と姉「もう止めて」。次女、小四に「後で帰ってきなさい。皆、図書館にいると思ってる。犯人があなたと知ったら、二人はもっと悲しむ。兄さんがお金を工面してきて、腕時計を取り戻そうとしたけど、母さんにバレたの」。
次女「孤独だと思わないで。私はいつも心配している。疑わなくていい。神があなたに力を与えてくれる」小四「でも運の悪い人が多すぎる。社会は不公平すぎる」「他人にこだわるから、自分のことばかり考えるから。キリストは私たちのため犠牲になった。兄さんだって、あなたをかばい罰を受けている。他人の思いに感謝して。あなたは他人に奉仕してる? 理解できるでしょ?」「ハニーも言ってた」「誰?」「良い友だちだ。姉さん、『戦争と平和』読んだ?」「明日、陳(チェン)牧師と話をする?」。
小馬「何だ?」小四「話が済んでいない」「何だよ。とぼけやがって。女のためにケンカを売るのか? 何だよ、それ。女々しいんだな。勉強に専念するんだろ? まだグタグタ言うのかよ。不義理はない」「黙れ。聞きたくないね。坊ちゃんの理屈か? お前が小明と一緒だと分かる度に学校で待ち伏せしてやる」「せっかく“兄弟”扱いしてたのに。これがお前の態度なんだな。死にたいのか、クズめ。やってみな。殴ってやる」。(中略)
映画監督、小四に「この間君と来た娘、探せるか? 引っ越して見つからない。君は知って
るか? あの子はすばらしい。演技が自然だ」「自然だと? 何も見抜けないで何が映画だよ。何撮ってんだ?」。
スタジオに置き忘れた懐中電灯。
「王茂は学校よ」「本を借りに」「どの本を?」「場所は分かります」。日本の女性が自殺にお使ったとされるナイフを手に入れる小四。
小明「小四! どうしたの? なぜ学校へ? それ何? 何を持ってるの? 小馬を待ってるのね。そうなんでしょ? それはダメ」「君を馬鹿にさせない」「何を言うの? 勉強に専念していないの?」「小明、僕は全部知ってる。でも平気だ。僕だけが君を救うことができる。僕は君の希望だ。ハニーと同じだ。君は今もハニーを忘れない。そして今は僕がハニーだ」「助ける? 私を変えたいのね。結局は他の人と同じ。あなたは違うと思ってた。私の感情という見返りを求めて安心したい訳? 自分勝手だわ。私を変える? この社会と同じ。変わらないのよ。何様なの?」。小明、小四に腹を刺される。「君はダメな奴だ! 恥知らず! 小明、立てよ。早く立てよ。力を入れて。君は死なない。信じてくれ。急いで立つんだ。君にはできる。早く立ってくれ」。ピクとも動かない小明を前にしゃがみこむ小四。
「どこでしょう? 私の弟です。きっと人違いだわ。少年が連行されたはず。張震です。どこですか?」。
刑事「あいつか?」「分からない」「どこのグループだ?」「不良は全員知っているはずなのに」。女性警官「ポケットからです」と紙片を渡す。「瓊姉さん、ごめんなさい。姉さんだけが知っている。父さん母さんに説明して下さい。もう会えない時は……」と書かれている。「名前は?」「名前も書いてないぞ」「病気か?」。紙片には「小四」と書かれている。(また明日へ続きます……)