gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

フリッツ・ラング監督『真人間』

2023-04-16 01:15:09 | 日記
 フリッツ・ラング監督・製作の1938年作品『真人間』をDVDで観ました。

 サイト「MOVIE WALKER PRESS」の「ストーリー」に一部加筆修正させていただくと、
「ニューヨークのある百貨店の経営者モーリス氏はたくさんの前科者を店員として使っていた。仮出獄中のジョウ・デニス(ジョージ・ラフト)も、彼の好意によってその期間が切れて自由の身となるまでこの店で働いていたが、新しい天地を求めてカリフォルニア州へ行くことになった。同じ店にヘレン(シルヴィア・シドニー)という女店員がいてジョウを愛していた。しかし彼は気質の娘が前科者と結婚してはくれぬと思っていたので、一度も彼女に愛を求めなかった。ところが彼の出発の時になって、ヘレンは結婚してもいいと云いだしたので、狂喜したジョウはカリフォルニア州行きを取り止めまたモリス氏の店で働くことになった。ヘレンの話によると、モーリス氏は店員同士の結婚を喜ばないということなので、2人が一緒になったのも他へは秘密にした。けれどもジョウは他に店員同士で結婚しているものがあるのを知って、ヘレンの態度に軽い疑いを持つ時もあった。その頃、昔の悪事の仲間だったミッキーがしばしば店を訪れ、ジョウやギムビーなどを再び悪事へ引き入れようとするが、ジョウは常にそれを拒絶した。ある時彼は妻の衣裳棚から秘密の書類を発見した。それによると彼が純情な娘と信じ切っていたヘレンも仮出獄中の前科者であったのだ。仮出獄中の者は結婚を許されない。ヘレンはそのため2人の仲を秘密にしたのである。ジョウは妻に裏切られたような悲しみから、今までの堅い決心が一時に崩れてしまい、あれほど憎んでいたミッキーの許へいった。彼らの計画は人もあろうにモーリス氏の店を襲うことだった。ギムビーハ心配のあまり、ジョウを引止めるようヘレンに電話したがそれも無駄だった。夜になって彼らがモーリス氏の店へ侵入すると、そこにはヘレンの計らいで先回りしたモーリスシと警備隊が待ち構えていたので、一同は手もなく銃を取上げられた。ヘレンは彼らに向かって犯罪では決して金儲けはできないと説いて聞かした。モーリスの情けある処置で、ジョウやギムビーはもう一度店で働かしてもらうことになったが、彼らを操ったミッキーは自動車の中で何者かに射殺されていた。ヘレンはそのままジョウの前から姿を消した。仲間は手分けして彼女を探し歩き、ようやく病院でジョウの子供を生んだ彼女を発見する。今度こそ2人の上には本当に新しい生活が開けたのである。」

 場面展開ではほとんどがオーヴァーラップが使われ、ラストシーンでヘレンを探す場面ではワイプが使われていました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿