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ポール・ヴァンホーヴェン監督『ショーガール』その2

2017-06-25 05:11:00 | ノンジャンル
 今日はビル・エヴァンスとスコット・ラファロがNYのヴィレッジ・ヴァンガードで伝説的な演奏をしてから、ちょうど56年目にあたる日です。その日のライブは「ワルツ・フォー・デビー」「サンデイ・アト・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」などのアルバムに収録されています。ジャズ好きで聞いたことのない方には是非ともお勧めします。

さて、昨日の続きです。
 ジェームズの車の中。ジェームズ「どこから来た?」ノエミ「いろいろ」「これが俺の家だ。見せたいものがある。街一番の部屋だ」。壁には多くの写真。「でかいベッドだろ? 振付を考えた。3人の女が必要だ」。セクシーなダンスを始めるジェームズ、それにつれてノエミも。ジェームズはノエミの背後から彼女の胸を触り、下も触ろうとするが、ノエミに「生理中なの。ほらね」と手を見せられる。「タオルを敷けば?」「愛のないファックは嫌」「お前は自分を隠してる。やばい過去があるんだろ?」。タクシーで帰るノエミ。
 オーディションに受かったという知らせを受けるノエミ。
 ノエミ、アルに「辞めるわ」「ギャラなら上げる」「“スターダスト”の女神になるのよ」同僚「良かったじゃん」「二度と戻らない」「今後いくら泣きついても雇ってやらないぞ」。
 ノエミ「ジェームズ、“女神”の舞台に出るの」「俺の振付は?」。ジェームズの部屋の奥に全裸の女。その女を指して「あいつはヘボだ」「彼女も才能があるんでしょ? ダンスはファックじゃないんでしょ?」「そうだ」「さよなら」。ノエミ去る。女「私を降ろす気?」「今の奴はヘボだ」。
 ノエミ、トニーを訪ねる。「“ヴェルセイズ”で買ったドレスなの」「こっちが演出家のマーティ、こっちが製作主任のケイだ」。注意事項を言うケイ。「これがあなたの化粧台よ。いい仕事をすればいい男が選べる。ショーは毎晩6回よ」。
 「生まれた年は? 生まれた場所は」「ニューヨーク」「家族の名前は?」「いません。亡くなりました」「社会保障番号は?」「調べて連絡します」。(中略)
 同僚をマーティが紹介。ケイは食べ物を指示。ケイが振り付け、マーティは厳しく指導する。「ショーは今夜から。大丈夫よ」とケイ。「あの子は度胸がある。激しく挑発的だ」とマーティがザックに。
 化粧台。「もっとオレンジを濃く」。出し物の猿が逃げ出し、キャスト同士のケンカも起こる。「ショータイムよ!」とケイ。クリスタル「ヤク吸う? あんた大好きよ」マーティ「待て。2拍。よし、スタート!」。ショー、始まる。モリー、裏で「イエー!」。「女王、クリスタル・コナーズ!」と紹介。ブラを取るキャストたち。
 最初のショー、終わる。「2分で衣装替えとカツラ替え。問題なし」。
 喜び合うノエミとモリー。花束を持つノエミにジェームズ「花は誰から?」。「関係ないわ。あなたとは他人同士よ」「俺は女癖が悪い。ただお前のためだ。すけべ心があったのは認める」。高級車に乗るザック。「花は奴から? 派手な車に乗りやがって」「興行主任よ。あなたも頑張ってね。彼女は一流のダンサーよ」。
 開演前の劇場。ノエミ「誰かいる?」クリスタル「上物のコカインよ。筋肉に効くわ。私たちの気まずい関係をゼロからやり直しましょう。“スパーゴ”で食事を」。
 メニューを見るノエミは「見てもさっぱり分からない」クリスタル「私が注文してあげる」「玄米と野菜、食べてる?」「犬の餌以下ね。でも食べたわよ。ずっと昔に」「犬は好き。私もよく食べた」。シャンパンで乾杯する2人。クリスタル「私は整形手術と化粧のおかげ。あなたの胸、素敵ね」「私もそう思う」「どんな気分?」「分かってるでしょ? ピッタリの服を着ると気持ちいい。でもストリップは嫌。娼婦みたいで」「金をもらって奴らが見たいものを見せるのよ」「私は違う」。ファンにサインを求められるクリスタル。ノエミに「今から稽古よ」。
 「アドバイスしとくわ。邪魔な奴は蹴落とす」。踊り出す2人。やがて上半身裸に。「分かったでしょ。あなたは娼婦よ」「この男たらし!」。ノエミ去る。クリスタル「やるわね」。
 楽屋。2人の子供を連れたダンサー。その子に「ブス娘!」と叫ぶ別のキャスト。フィル「来週のボートショーに2人必要だ。1000ドルになる。衣装を着て客と写真を撮るだけ。(ノエミに) クリスタルの推薦だ」モリー「断って。前にやった子が……」。
 ボートショー。
 求めに応じてサインをするノエミ。日本人の客を紹介され、「夕食後、4人で家で楽しもう。たっぷり歌おう」と言う主催者。ノエミ「嫌よ」主催者「愛想よくしろ。カッカするな」。
 ノエミ、ザックに「話があるわ」クリスタル「楽しかった?」ノエミ「いいえ」「それは残念」。拍手喝采。 ザック「ひどい。気の毒に。今度やったらクビにしてやる。彼女に謝れ」。ボートショーの主催者、謝る。「もういいわ」「出ていけ。MIAの学位だが社会では役に立たない」「努力家なのね」。ノエミ去る。ザック電話「馬鹿だな。もちろん冗談だよ。帰って来いよ」。(また明日へ続きます……)

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