先日発表されたエコポイントですが、地デジ対応テレビに高いポイントが付与されていることに納得がいきません。なぜ地デジがエコなのでしょうか? 単に地デジを普及させることにエコポイントを利用したいだけなんじゃないでしょうか? しかも大画面ほどワット数が多いのにポイントが高いというのもおかしいと思います。そもそもアナログテレビの廃止を止めた方がいいと思うのですが‥‥。
さて、'07年発行の「FICTION ZERO NARRATIVE ZERO」に収録された、豊島ミホさんの「俺たちは戦士じゃない」を読みました。
なにかないかな、と退屈な毎日を無為に過ごしている高校生の俺は、学校の帰り道に美少女二人に襲われます。二人は俺の名前を知っていて、ネットゲームをしてるよねと言い、最後に「どうせ殺されるんだから」と気になることを言って去って行きます。怖くてしばらくやらなかったネットゲームを久しぶりにやると、対戦相手から腕の良さを見込まれた俺は、その相手から宙に浮き、言葉をしゃべる金属球を送りつけられます。それは俺の命令に従って自由自在に姿を変えることができ、武器とスコープとなって戦闘装備にも変化し、現実のテロ組織と戦うゲームに俺を誘います。誘いに乗って戦士となった俺は、線路を狙う肉の塊の爆弾生物兵器を破壊して回りますが、ある日以前自分を襲撃した美少女の一人が転校してきます。金属球は彼女がテロ組織の刺客だと警告しますが、俺は微笑んでくる彼女に恋を予感します。そして体育の時間に彼女の放った強烈なバレーボールの一撃を頭に受けた俺は、彼女に付き添われて保健室に向かいますが、その途上、彼女に「わたしのこと、おぼえてる?」と聞かれ、敵だけど俺のことが好きになったと言われて俺は狂喜しますが、最後に彼女は「でも殺す。ナオフミ君、『敵』だから」と微笑んで去っていくのでした。
瑞々しいキャラクターが楽しめ、いつもながらに期待を裏切らない豊島さんの短編です。SF的な展開もありますが、出て来る生物兵器というのも何かちょっとまぬけで、しかもグロテスクで、その辺も豊島さんらしさが出ていました。青春小説がお好きな方には特にオススメです。
さて、'07年発行の「FICTION ZERO NARRATIVE ZERO」に収録された、豊島ミホさんの「俺たちは戦士じゃない」を読みました。
なにかないかな、と退屈な毎日を無為に過ごしている高校生の俺は、学校の帰り道に美少女二人に襲われます。二人は俺の名前を知っていて、ネットゲームをしてるよねと言い、最後に「どうせ殺されるんだから」と気になることを言って去って行きます。怖くてしばらくやらなかったネットゲームを久しぶりにやると、対戦相手から腕の良さを見込まれた俺は、その相手から宙に浮き、言葉をしゃべる金属球を送りつけられます。それは俺の命令に従って自由自在に姿を変えることができ、武器とスコープとなって戦闘装備にも変化し、現実のテロ組織と戦うゲームに俺を誘います。誘いに乗って戦士となった俺は、線路を狙う肉の塊の爆弾生物兵器を破壊して回りますが、ある日以前自分を襲撃した美少女の一人が転校してきます。金属球は彼女がテロ組織の刺客だと警告しますが、俺は微笑んでくる彼女に恋を予感します。そして体育の時間に彼女の放った強烈なバレーボールの一撃を頭に受けた俺は、彼女に付き添われて保健室に向かいますが、その途上、彼女に「わたしのこと、おぼえてる?」と聞かれ、敵だけど俺のことが好きになったと言われて俺は狂喜しますが、最後に彼女は「でも殺す。ナオフミ君、『敵』だから」と微笑んで去っていくのでした。
瑞々しいキャラクターが楽しめ、いつもながらに期待を裏切らない豊島さんの短編です。SF的な展開もありますが、出て来る生物兵器というのも何かちょっとまぬけで、しかもグロテスクで、その辺も豊島さんらしさが出ていました。青春小説がお好きな方には特にオススメです。
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