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ダリオ・アルジェント監督『ダークグラス』

2023-05-10 08:12:34 | 日記
 ダリオ・アルジェント監督・共同脚本の2022年作品『ダークグラス』を「あつぎのえいがかんkiki」で観ました。

 パンフレットの「Story」に一部加筆修正させていただくと、
「イタリア・ローマ在住のコール・ガール、ディアナが、とあるホテルでの仕事帰りに、何者かが運転する白いバンに執拗に追い回される。大通りの交差点にはじき出されたディアナの車は、中国系移民の家族が車に激突。ディアナはからくも一命をとりとめたものの視力を失い、中国人一家の父親は死亡。母親は意識不明の重体となり、後部座席に乗っていた幼い息子のチンだけが無傷だった。
 入院先で医師から「視力が回復する可能性はほとんどない」と残酷な現実を告げられたディアナは、今まさにローマを震撼させている猟奇的な連続殺人事件を捜査中のアレアルディ警部の事情聴取を受ける。アレアルディの説明によると、バンに乗って獲物を物色する正体不明のシリアルキラーは、すでに3人の娼婦を残虐な手口で殺しており、ディアナはその4人目の標的にされたのだという。
 退院して自宅に戻ったディアナのもとに、視覚障害者協会から派遣された歩行訓練士のリータがやってくる。仕事熱心なリータに白杖の使い方や歩道の歩き方を指導され、賢い盲導犬のネレアと一緒に暮らすようになったディアナは、少しずつ目が不自由な日常に適応していく。
 そんなある日、ディアナの前に養護施設を脱走してきたチンが現われる。中国人一家を事故に巻き込んでしまったことに負い目を感じていたディアナは、見知らぬ里親のもとに行きたくないと訴えるチンに同情し、彼を自宅に住まわせてやる。やがてディアナは生活費を稼ぐために常連客相手の商売を再開するが、チンを匿っていることを警察に突き止められるのを恐れ、郊外に住むリータの家に身を寄せることに。
 一方、ディアナを執拗につけ狙うシリアルキラーは、彼女の自宅付近でふたりの刑事を血祭りに上げ、ついにはディアナの居場所を特定する。一方、リータは友人を助けるため、一旦自宅を離れるが、彼女の車はシリアルキラーの車に発見され、彼女の車は横転し、傷を負ったリータは逃げ出そうとするが、シリアルキラーにより惨殺される。危険を察知したディアナとチンのふたりは、おぼつかない足取りで鬱蒼とした森の中に逃げ込む。行き着いた川を歩けば足跡がつかないだろうと二人は川を歩くが、葦の森に隠れようとすると、そこは水蛇の巣で、ディアナは叫び声を上げ、自分の存在をシリアルキラーに知られてしまう。やがて一軒家に行き着いたディアナとチンだったが、結局彼らはシリアルキラーに掴まってしまう。シリアルキラーは盲導犬を育てていたブリーダーだった。
 彼の自宅に連れて来られたディアナとチンは水攻めに会う。そこへ網を破ってネレアが現われ、ディアナの「アタック!」の叫び声に答えたネレアはシリアルキラーに襲いかかり、シリアルキラーは首をネレアによって食いちぎられ、死ぬ。
 そしてラスト。香港に住む親せきに引き取られることになったチンと空港で別れるディアナ。彼女は空港のロビーの中央で、ネレアと一緒に立ち止まるのだった。」

 怖い、怖い映画でした。ドン、ドン、ドンという音楽、鮮烈な赤色。その怖さはスピルバーグの長編第一作『激闘!』を想起させるほどだったと思います。ダリオ・アルジェント監督は現在82歳だそうですが、まだまだ健在です。


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