先日の新聞で映画監督のボブ・ラファエルソンさんの訃報が報じられていました。彼の作品『郵便配達は2度ベルを鳴らす』のハイキーのショット、台所でのセックスシーンはかなり鮮明に覚えています。改めてご冥福をお祈り申し上げます。
さて、アルフレッド・ヒッチコック監督、ロバート・バークス撮影の1953年作品『私は告白する』をNHK・BSプレミアムで観ました。
サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に一部加筆修正させていただくと、
「ヨーロッパ的な重厚な町並みを見せるカナダのケベック。その下町で殺人事件が起き、現場を犯人が立ち去ります。やがてまっすぐその男が向かったのがカトリックの教会。男はそこで下男をしているオットー・ケラーでした。教会を預かるローガン神父(モンゴメリー・クリフト)と会ったケラーは、自分が殺人を犯してきたことを告白。被害者は悪徳弁護士のヴィレットで、ケラーは彼のところでも庭師として働いていました。貧しい彼は金を無理矢理盗もうとして、つい抵抗する弁護士を手にかけたのです。ケラーは殺人の告白をしたことを妻にも告げます。妻は神父が警察に知らせることを心配しますが、ケラーはそれは杞憂だと妻を安心させます。カトリックの神父には懺悔について秘匿する義務があり、それを破れば自分も罪を犯す事になるからです。
警察の捜査が始まり、目撃者の若い女の子2人が見つかります。彼女たちの証言で、現場から立ち去った男は僧衣を着ていたことが分かり、ローガン神父が容疑者と見なされます。しかし、彼はその夜のアリバイを述べることを拒否。というのも、国会議員の妻であるルース(アン・バクスター)という女性に迷惑が及ぶことを恐れたからです。ローガンは僧籍に入る前に彼女と恋人関係にありました。そして犯行の夜に2人が会うことになったのは、偶然、弁護士のヴィレットの事が関わっていたのです。2人の過去の関係についてヴィレットが嗅ぎつけ、それを暴露すると脅迫行為に及んでいたため、その対処について相談するためでした。自分たちが潔白であることを示すためにルースはわざわざ事情の一切を警察に述べましたが、これが仇となります。ヴィレット殺害の動機もあるとしてローガンは逮捕。ケラーのことを告げれば釈放されますが、神父という立場上、それは出来ません。苦悩するローガン。幸い、裁判の結果証拠不十分で無罪となります。
しかし世間は彼を有罪とみなし、教会を辞めろという圧力も強まります。それを見ていたケラーの妻は真実を告げようとしますが、夫の手によって殺害されます。調査をすすめる警察はようやくケラーを容疑者と見なし、ローガンとともに彼のいるホテルへ。そして自首しろというローガンの説得にも耳を貸さず、ケラーは警官に撃たれてしまうのでした。」
モンゴメリー・クリフトの苦悩に満ちた表情が印象的な映画でした。
さて、アルフレッド・ヒッチコック監督、ロバート・バークス撮影の1953年作品『私は告白する』をNHK・BSプレミアムで観ました。
サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に一部加筆修正させていただくと、
「ヨーロッパ的な重厚な町並みを見せるカナダのケベック。その下町で殺人事件が起き、現場を犯人が立ち去ります。やがてまっすぐその男が向かったのがカトリックの教会。男はそこで下男をしているオットー・ケラーでした。教会を預かるローガン神父(モンゴメリー・クリフト)と会ったケラーは、自分が殺人を犯してきたことを告白。被害者は悪徳弁護士のヴィレットで、ケラーは彼のところでも庭師として働いていました。貧しい彼は金を無理矢理盗もうとして、つい抵抗する弁護士を手にかけたのです。ケラーは殺人の告白をしたことを妻にも告げます。妻は神父が警察に知らせることを心配しますが、ケラーはそれは杞憂だと妻を安心させます。カトリックの神父には懺悔について秘匿する義務があり、それを破れば自分も罪を犯す事になるからです。
警察の捜査が始まり、目撃者の若い女の子2人が見つかります。彼女たちの証言で、現場から立ち去った男は僧衣を着ていたことが分かり、ローガン神父が容疑者と見なされます。しかし、彼はその夜のアリバイを述べることを拒否。というのも、国会議員の妻であるルース(アン・バクスター)という女性に迷惑が及ぶことを恐れたからです。ローガンは僧籍に入る前に彼女と恋人関係にありました。そして犯行の夜に2人が会うことになったのは、偶然、弁護士のヴィレットの事が関わっていたのです。2人の過去の関係についてヴィレットが嗅ぎつけ、それを暴露すると脅迫行為に及んでいたため、その対処について相談するためでした。自分たちが潔白であることを示すためにルースはわざわざ事情の一切を警察に述べましたが、これが仇となります。ヴィレット殺害の動機もあるとしてローガンは逮捕。ケラーのことを告げれば釈放されますが、神父という立場上、それは出来ません。苦悩するローガン。幸い、裁判の結果証拠不十分で無罪となります。
しかし世間は彼を有罪とみなし、教会を辞めろという圧力も強まります。それを見ていたケラーの妻は真実を告げようとしますが、夫の手によって殺害されます。調査をすすめる警察はようやくケラーを容疑者と見なし、ローガンとともに彼のいるホテルへ。そして自首しろというローガンの説得にも耳を貸さず、ケラーは警官に撃たれてしまうのでした。」
モンゴメリー・クリフトの苦悩に満ちた表情が印象的な映画でした。
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