アルフレッド・ヒッチコック監督、ロバート・バークス撮影、バーナード・ハーマン音楽の1956年作品『知りすぎていた男』をNHK・BSプレミアムで再見しました。
サイト「映画ウォッチ」の「あらすじネタバレ」を一部加筆修正させていただくと、
「舞台はフランス領のモロッコ。アメリカ人医師ベン・マッケンナ(ジェームズ・スチュアート)は、元ミュージカルスターの妻ジョー・マッケンナ(ドリス・デイ)と息子ハンク・マッケンナとともに旅行中でした。一家はバスの中でルイ・ベルナールというフランス人と知り合います。夫妻はベルナールと夕食の約束をしますが、質問の多いベルナールにジョーは不信感を抱きます。
その夜、ホテルの部屋ではジョーとハンクが「ケ・セラ・セラ」を歌いながら支度を整えていました。ベンはベルナールと会話を楽しんでいます。そのとき、夫妻の部屋を見知らぬ男が訪ねて来ました。部屋を間違えたと去っていく男を見て、ベルナールも突然部屋を出ていきます。夫妻は入店したアラビア料理店で、イギリス人のドレイトン夫妻と親しくなります。そこへ女性を連れたベルナールが来店。マッケンナ夫妻は不快に思い、ベルナールへの不信感を強くします。
翌日、マッケンナ一家はドレイトン夫妻と市場を観光します。そんな彼らの前に突然背中を刺された瀕死の男が現れました。その男はなんとアラブ人に変装したベルナール。彼はロンドンで政治家が暗殺されると呟き、「アンブローズ・チャペル」という謎の言葉をベンに託して死亡します。マッケンナ夫妻はハンクをルーシー・ドレイトンに任せ警察の事情聴取を受けることに。そこでベルナールの正体はスパイだと聞かされます。事情聴取の最中、ベンに電話がかかってきます。電話口の男は、ベルナールの言葉を他言すればハンクに危険が及ぶと脅します。ベンは同行していたエドワード・ドレイトンに、先にホテルに帰って様子を見るよう頼みます。その後マッケンナ夫妻も遅れてホテルに戻りますが、ハンクの姿はありません。ハンクは人質としてドレイトン夫妻に誘拐されてしまったのです。ドレイトン夫妻こそ、ベルナールが探っていた暗殺計画の関係者だったのです。マッケンナ夫妻はハンクを取り戻すためロンドンへ向かいます。
舞台をロンドンに移し、夫妻はハンク奪還のため動きはじめます。暗殺の情報を話すよう警察に迫られますが、ハンクの安全を第一に考え口を噤みます。最初ベンはアンブローズ・チャペルという名前の男に会いに行きますが、散々な目に遭い、一方、ジョーは「アンブローズ・チャペル」が建物の名前だと気づき、ベンとともにアンブローズ教会に乗り込みます。ドレイトンは教会で暗殺計画を練っていました。ドレイトンは暗殺者を雇い、アルバート・ホールで行われる演奏会の最中にシンバルの音が響くときにターゲットを殺害するよう指示します。ハンクは別室に捕らえられていました。ジョーは警察を呼びますが警察は頼りにならず、一人立ち向かったベンも返り討ちに遭い気絶してしまいます。再び連れ去られるハンク。ジョーは入国直後に話した警官に会うため、彼が要人警護をしているアルバート・ホールへ向かいます。
アルバート・ホールに到着したジョーの前に、モロッコのホテルで部屋を訪ねて来た男が現れます。この男こそドレイトンに雇われた殺し屋でした。やがて始まった演奏会。ジョーが見上げるボックス席には殺し屋が、その正面には某国首相の姿がありました。遅れてやって来たベンに首相が暗殺されると説明するジョー。ベンは暗殺を阻止するため2階に駆け上がります。ジョーが恐慌状態で見上げたボックス席から覗いた銃口は、首相を狙っていました。ジョーは思わず悲鳴をあげます。その悲鳴で結果的に弾丸は首相の急所を外れました。暗殺に失敗した男は逃走中に転落死。さらにハンクがドレイトン夫妻と某国大使館にいるという情報が入ります。暗殺計画の黒幕は某国の駐英大使だったのです。そこで夫妻は先ほど助けた首相を頼り大使館に入ります。歌を頼まれたジョーは、高らかに「ケ・セラ・セラ」を歌い上げます。すると合わせるような口笛が大使館に響きました。夫妻はハンクがいることを確信、音を頼りにベンがついにハンクを見つけ出します。しかし殺し屋に見つかり、逃走を助けるよう命じられます。隙をついて殺し屋を階段から突き落とすベン。その騒ぎで集まった人をかいくぐり、ベンはハンクと一緒にジョーのもとへ走ります。親子はようやく再会を果たし、この映画も終わりを告げます。」
撮影をロバート・バークス、音楽をバーナード・ハーマンが担当するというヒッチコックが一番充実していた頃の映画で、画面のひとつひとつがしっかりと作られていました。
サイト「映画ウォッチ」の「あらすじネタバレ」を一部加筆修正させていただくと、
「舞台はフランス領のモロッコ。アメリカ人医師ベン・マッケンナ(ジェームズ・スチュアート)は、元ミュージカルスターの妻ジョー・マッケンナ(ドリス・デイ)と息子ハンク・マッケンナとともに旅行中でした。一家はバスの中でルイ・ベルナールというフランス人と知り合います。夫妻はベルナールと夕食の約束をしますが、質問の多いベルナールにジョーは不信感を抱きます。
その夜、ホテルの部屋ではジョーとハンクが「ケ・セラ・セラ」を歌いながら支度を整えていました。ベンはベルナールと会話を楽しんでいます。そのとき、夫妻の部屋を見知らぬ男が訪ねて来ました。部屋を間違えたと去っていく男を見て、ベルナールも突然部屋を出ていきます。夫妻は入店したアラビア料理店で、イギリス人のドレイトン夫妻と親しくなります。そこへ女性を連れたベルナールが来店。マッケンナ夫妻は不快に思い、ベルナールへの不信感を強くします。
翌日、マッケンナ一家はドレイトン夫妻と市場を観光します。そんな彼らの前に突然背中を刺された瀕死の男が現れました。その男はなんとアラブ人に変装したベルナール。彼はロンドンで政治家が暗殺されると呟き、「アンブローズ・チャペル」という謎の言葉をベンに託して死亡します。マッケンナ夫妻はハンクをルーシー・ドレイトンに任せ警察の事情聴取を受けることに。そこでベルナールの正体はスパイだと聞かされます。事情聴取の最中、ベンに電話がかかってきます。電話口の男は、ベルナールの言葉を他言すればハンクに危険が及ぶと脅します。ベンは同行していたエドワード・ドレイトンに、先にホテルに帰って様子を見るよう頼みます。その後マッケンナ夫妻も遅れてホテルに戻りますが、ハンクの姿はありません。ハンクは人質としてドレイトン夫妻に誘拐されてしまったのです。ドレイトン夫妻こそ、ベルナールが探っていた暗殺計画の関係者だったのです。マッケンナ夫妻はハンクを取り戻すためロンドンへ向かいます。
舞台をロンドンに移し、夫妻はハンク奪還のため動きはじめます。暗殺の情報を話すよう警察に迫られますが、ハンクの安全を第一に考え口を噤みます。最初ベンはアンブローズ・チャペルという名前の男に会いに行きますが、散々な目に遭い、一方、ジョーは「アンブローズ・チャペル」が建物の名前だと気づき、ベンとともにアンブローズ教会に乗り込みます。ドレイトンは教会で暗殺計画を練っていました。ドレイトンは暗殺者を雇い、アルバート・ホールで行われる演奏会の最中にシンバルの音が響くときにターゲットを殺害するよう指示します。ハンクは別室に捕らえられていました。ジョーは警察を呼びますが警察は頼りにならず、一人立ち向かったベンも返り討ちに遭い気絶してしまいます。再び連れ去られるハンク。ジョーは入国直後に話した警官に会うため、彼が要人警護をしているアルバート・ホールへ向かいます。
アルバート・ホールに到着したジョーの前に、モロッコのホテルで部屋を訪ねて来た男が現れます。この男こそドレイトンに雇われた殺し屋でした。やがて始まった演奏会。ジョーが見上げるボックス席には殺し屋が、その正面には某国首相の姿がありました。遅れてやって来たベンに首相が暗殺されると説明するジョー。ベンは暗殺を阻止するため2階に駆け上がります。ジョーが恐慌状態で見上げたボックス席から覗いた銃口は、首相を狙っていました。ジョーは思わず悲鳴をあげます。その悲鳴で結果的に弾丸は首相の急所を外れました。暗殺に失敗した男は逃走中に転落死。さらにハンクがドレイトン夫妻と某国大使館にいるという情報が入ります。暗殺計画の黒幕は某国の駐英大使だったのです。そこで夫妻は先ほど助けた首相を頼り大使館に入ります。歌を頼まれたジョーは、高らかに「ケ・セラ・セラ」を歌い上げます。すると合わせるような口笛が大使館に響きました。夫妻はハンクがいることを確信、音を頼りにベンがついにハンクを見つけ出します。しかし殺し屋に見つかり、逃走を助けるよう命じられます。隙をついて殺し屋を階段から突き落とすベン。その騒ぎで集まった人をかいくぐり、ベンはハンクと一緒にジョーのもとへ走ります。親子はようやく再会を果たし、この映画も終わりを告げます。」
撮影をロバート・バークス、音楽をバーナード・ハーマンが担当するというヒッチコックが一番充実していた頃の映画で、画面のひとつひとつがしっかりと作られていました。
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