おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

声なき叫び

2010年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム
焼き魚を肴に晩酌をしながら
パイレーツ・オブ・カリビアンを見ていると
吐きそうになった
 
ども、久太郎です
 
原付での出勤を続けているが
どうもアクセル全開気味なのか、ガソリンの減りが
早い
漏れてるのか?と思うほど、減りが早い
しかし、早い早いと疑ってみたところで
ガソリンが増えるわけでもなく
走行中にガス欠になることは避けたいので
素直にスタンドへ
 
仕事の区切りをつけ、颯爽と原付にまたがる
グローブを、ジンクス通り右手からはめて
きつめのヘルメットをかぶる
キーを回して、スターターを!と思ったとき
視界に一匹の凶暴な
 

 
が片隅に映り込んできた
 
脳裏に蘇る記憶
 
その昔、教習所に向う道すがら
蜂との遭遇を体験した
鼻歌交じりに自転車を漕いでいると
ジーンズの太股あたりに
 
「こんちわぁ!」
 
って感じで、こっちを向いたまま
蜂が一匹止まってらっしゃる
かなり、デカイ蜂だ
 
その瞬間、自転車を漕いでるのを忘れて
目を力いっぱい瞑った
現実逃避だ
 
『神様ぁ~』
 
刺される恐怖
身体は硬直し、ペダルを漕ぐことも出来ない
数分後その恐怖は蜂とともに飛び去ったが
動悸の激しさだけは残った
 
記憶が鮮明に蘇ると同時に、目の前の蜂が
こっちに視線を合わせた
 
「ちぃ~すっぅ!」
 
原付を走らせ、風圧で振り落とそうと思ったが
彼らはなかなか落ちない
仕方がない
走行中、恐る恐る手を出して、振り払う
 
「!」
 
パッと掃った瞬間、こっちへ飛んできた
 
 
『ぁわぐ!!!』
 
 
 
「いい天気ですね」
 
スタンドで声をかけてもらったが
まだ動悸は収まっておらず
空返事しか出来なかった
 
 


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言うてますやん!

2010年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム
気が置けない
 
頻繁に使う言葉ではないが、これ
どういう意味で使うだろうか?
 
日常の生活のなかで使ってはいるが
その意味を取り違えて使っている事がある
 
“情けは人のためならず”
 
有名な間違いやすい言葉だ
これ、言葉の響きからすると
情けをかける事は、その人のためになりませんよ!と
とれる
かく言う僕も、そういう意味だと思っていた
本来の意味は言うまでもないが
正しく理解しないで使うのは
少々危険だと言える
 
これとは少し違うが
あえて、解釈を変えた言葉がないだろうか?と
時折思う
 
“老いては子に従え”
 
最近、この言葉をそのまま聞くことは出来ない
これはある意味、子に従うことがないからこそ
そういって促しているのでは?ないかと
 
何も、オレの命令通りに動けという訳ではない
今でも両親を尊敬しているし
教わることはあっても、教えることなど
数えるほどもない
 
ただ、人の喋ってる内容は、少しは聞け!と
言いたい

「コンビニの釣銭を掌に落とすのも時には・・・」
 
今日、ショッピングをした時に
釣銭を手渡しじゃなくて、トレイに乗せて
返してもらった
 
これが非常に取りにくい
急いでたもんで、さっさっと出て行きたかったのに
中々小銭が掴めない
 
「手渡しやなくて、トレイに乗って返ってきた!」
 
親父は晩酌しながら、微笑んだ
 
「いつもは嫌やけど、コンビニの釣銭落しの方が・・・」 
 
時には、あの渡し方もええかな?なんて
親父に賛同を求めた
すると、グイっと盃をあおった親父が
 
「テーブルに置かんと、トレイやったら取りやすいのに」
 
「・・・・・・・」
 
一例ではあるが、時折、今喋ったことを
そのままアドバイスされる時がある
 
ちなみに、気が置けないとは
“気が許せない”ではなくて
“気にする必要のない”といった意味
 
親子でも言えるんだろうか
気が置けない関係と
 
 




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