記念品

先日、マラソン大会の出役でスタッフゥー！を
務めたと報告させていただいたお話の続報
　
昨日、実行委員長の名前がプリントされた封書が
届いた
いかにもと言った美辞麗句で纏められた
テンプレートな文章の最後に、気になる一文が
　
なんでも
　
参加賞のスポーツタオルがお手元に
届いていない方は
お手数ながら取りに来てください！ってこと
　
（なんぞぉ！これは）
　
一瞬、参加賞の意味が解せず
いったいこれは誰に向っての一言なのか？と固まる
が、スタッフゥー宛てに届けられたプリントの中の
一文なら、それは僕に投げかけられた一文だと
いえよう
　
さて、どうする？
　
簡単な二者択一だ
貰うか、貰わないか
もっと簡単に言えば
貰いに行くか、行かないか、だ
　
以前の僕なら、こういった類のことは
即答していた
　
「いりません」
　
別にタオル欲しさにスタッフゥー役を買って出た
わけでもなく、わざわざ貰いに行くのも
面倒くさい
　
しかし
　
歳を重ねて、いつしか僕も
貰えるものなら、なんでも欲しい！と思うように
なってきた
　
ノコノコでもないが、以前なら出向いてくのが
面倒臭いというよりも、恥ずかしさが買っていたかも
知れない
今では、好奇心やら行動力が羞恥心を
上回るようになってきている
　　
まさに、オバチャンの逞しさがそこにある
　
「あのぉ～」
　
電話で確認したのち、原付を飛ばして貰ってきた
　
絶対に欲しいものでもなかったけど
ちょっと嬉しい