今年も残すところ1週間となった。晴れて、大平山が、この冬一番の美しさだ。気温も比較的暖かい。雪のないことを喜んでいたが、スキー場など少雪で困っているというニュースも聞こえてくる。なかなか、すべてを満足させる状態は、望んでもめったに得られはしない。天気予報も、いつもは晴れマークで気もはれるが、雪マークがついてほっとする年の瀬だ。
身辺や年暮れんとする些事大事 松本たかし
暮れになって、この間まで元気でいた人の訃報が届いた。新婚の時代から世話になった人である。子育ても助けてもらい、妻は「お母さん」と呼んで親しんでいた。働き盛りに夫をなくし、嫁を迎えて、自分の子のように孫を育てた。母親の知恵と技を持つすばらしいお母さんであった。通夜で静かに眠る姿には、全てをやり遂げたという、安堵の空気を伝えていた。
山菜取りと温泉旅行が趣味の人であった。10年以上も前、妻と母さんと3人で肘折温泉に行った。蕨採りが目的であったが、山道の途中に笹薮があり、そこで見事に太い根曲がり筍を見つけて動かなくなった。辺りを見ながら、どこに何が出ているか知り尽くしていた。山菜採りの極意のようなものをこの人から学んだ。
些事になるが、注文していたスマホのsimが届き、水没させたスマホを買い替えた。今年から、解約の違約金がなくなったので、これを利用して有利な条件でスマホの契約を結び、その端末に契約を継続するするSimを差し込むという方法をとった。スマホの契約には、2時間ほどの時間がかかる。
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