「ミモロちゃんの力貸して~」とある日、お友達に言われたミモロ。「なぁに?ミモロにできること?」10月8日にミモロは、「ホテル日航プリンセス京都」に近い「因幡堂 平等寺」で行われた「犬猫譲渡会」に出かけました。
この譲渡会は、動物愛護の啓発活動をしている「縁の会」のみなさんが企画・運営するもの。高槻を中心に行っていた活動ですが、今月からは京都でも毎月行うことになりました。
会を運営する畑さん。ご自身も飼い主のいない犬やネコを保護し、その里親探しを何度もなさっていたそう。同じような経験をもつ人たちが集まり、さらに同じように飼い主のいないネコなどを保護した人たちの抱く「里親さんの元で幸せに暮らしてほしい」という思いをより効率よく、しかもネコちゃんたちのためになるように進めるシステムを作りたいと、この「縁の会」を立ち上げたそう。
この譲渡会には、飼い主のいない犬とネコがそれを保護している保護主さんと共に参加し、大切にしてくれる里親さんとの出会いの縁を結ぶのです。
会場となった「平等寺」の外には、保護主さんと共に4匹の犬が今回参加していました。
「こんにちは~ミモロです…」
「みんな大人しいいい子だね~」とミモロ。
実は、この犬たちは、保健所から保護したもの。つまり殺処分ギリギリで救われた犬たちなのです。飼い主の都合で飼育できなくなり、保健所に送られた犬。「よかったね~保護してくれる人に巡り会えて・・・」そう、間一髪で命が救われた犬たちです。保護主さんのもとに現在身を寄せていますが、これからずっと安心して暮らせる里親さんを求めているのです。
「やさしい里親さんとご縁があるといいね~どうぞたくさん愛されますように…」と、願うミモロです。
犬の場合、ネコのように今や野良犬は、都市部ではほとんど見ることはありません。
「でも別荘地なんかに捨てられちゃう犬もいるってニュースでやってたよ~」とミモロ。そう、「飽きたから…」「マンションに引っ越して飼えなくなった」「いうことを聞かないから…」など、言葉がしゃべれぬ犬たちを自分の都合だけで捨ててしまう、そんな飼い主の身勝手さに、文句ひとつ言わず従う犬たち。「かわいそう過ぎる~」と、そんなニュースを耳にするたび、涙ぐむミモロです。
飼い主の不明の犬たちは、保健所が保護します。そしてある期間が過ぎると、殺処分されてしまいます。「なんにも悪いことしてないのに…殺されるなんてヒドイ~」と涙を流すミモロ。
一方、今回25匹参加した猫たち。
「この中のいるんだって~」
生まれたばかりから年をとったネコまで、さまざまなネコが保護主さんのもとに暮らしています。
会場となった部屋には、ケージに入ったネコたちが、里親さんとの出会いを待っていました。
「こんにちは~ミモロです。ネコなの~」と子猫に挨拶。
「遊びたいの?でもごめんね~ダメだよ今は…。里親さんのとこでたくさん遊んでもらってね~」ととても人懐こいネコちゃんです。
「あんたもネコなの?」「「そう、ネコ・・・」と答えるミモロです。
さて、ここで犬やネコの里親になるためには、保護主さんが里親希望の方とを面談し、お預けできると思えた場合、2週間のトライアル期間が設けられます。その間に犬やネコが、里親の環境に馴染むか、また里親との相性をしっかり見極めて「大丈夫」と思えてから、譲渡されます。
「だからこの譲渡会に来て、すぐ犬やネコもらえないんだよ。このお家なら大丈夫って、保護主さんが思わないと…」とミモロ。会場には、すぐにもらえると思っていらっしゃる方も…。
「合わない環境だと、お互いに幸せになれませんから…」と畑さん。そう、里親さんと犬とネコ、みんなが幸せに暮らせることがこの会の目的なのです。
ネコの場合、保護した人が、予防注射などを行いますが、その負担も実は大変。自治体などの助成金などがあれば…そう思わざるを得ません。
「安心して暮らしたい~」そういわれているような気がします。
「ミモロのお家では、いっしょに暮らせないから…」と、ミモロは、少しでもお役に立ちたくて、お小遣いから1000円を募金箱へ。
みなさまのご支援もよろしく~
*「縁の会」の活動に興味のある方は、ホームページで
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