「あ、今日は、七草粥の日だ~!」と、お昼ごろに気づいたミモロ。
そう、1月7日は、京都各所の神社で「七草粥」が用意され、参拝者に授与されるのです。
「もう間に合わないかな?でも行ってみよう~」と、自転車で急いで向かったのは、「上賀茂神社」です。
「上賀茂神社」では、「白馬奏覧神事」という古来、宮中で行われた「白馬節会」という邪気を祓う儀式を神事にしたものが行われます。
神馬の「神山号」が、この日の主役。なんでも年始に白馬を見ると1年の邪気が祓われるそう。
参拝者は、次々に神山号に薄くスライスしたニンジンを奉納。
ミモロも奉納しようとしますが、それをパクリと一瞬で食べる白馬。「う~危険ですから、あなたは見ててください~」と言われます。
さて、ミモロの目的は、「七草粥」。「上賀茂神社敬神婦人会」のみなさんのご奉仕で、10時ごろから始まっている接待です。
すでに仮設テントは、ガランとした状態。
「あの~七草粥ください~」と声を掛けると、「じゃ、これでお仕舞です」と言われ、1杯お粥をすくってくださいました。
鍋の中の七草粥は、神社関係者のみなさんでいただくものだそう。「わ~うれしい!」
500円を納めたミモロは、この日、参拝者への最後の七草粥を頂けることになりました。さすがミモロ…。
境内に置かれた緋毛氈の縁台に座ってゆっくり新春の味「七草粥」を頂きます。お粥には地元の「すぐき」の漬物も添えられて…。
「いただきま~す」マスクをずらして…。お粥には、餅が1つ入っていて、食べ応え十分。
ミモロが新春の味わいに浸っていると、「あの~お粥見せてください~」と観光客の方。なんでもこの日、朝から「福王子神社」、「西院春日神社」をめぐり、3杯目の七草粥を頂きに「上賀茂神社」にいらしたそう。「すごい七草粥めぐりしてるんだ~」と、お餅を食べながら驚くミモロ。
そもそも「七草粥」は、お正月のご馳走で疲れた胃を癒すためという意味も。「う~お腹いっぱい~」と、食べ応えがあった七草粥にミモロのお腹はポッコリ。
「ご馳走様でした~」と、食べた器をかたずけるころには、仮設テントは、閉店に。
「本当に、よかった~食べられて~」と、みなさんのご厚意に感謝するミモロです。
「さぁ、参拝しよう~」と、改めて境内を奥へと進みます。
ご祭神は、「賀茂別雷大神」(かもわけいたづちのおおかみ)。「上賀茂神社」は、正式には「賀茂別雷神社」といいます。
そして「下鴨神社」のご祭神の「賀茂建角命(かもたけつぬみのみこと)はおじい様。「玉依姫命」(たまよりひめ)はお母さまに当たると言われます。「京都の町を、直系3代で守ってるってことね~」とミモロ。
本殿に進む前に、手水でお清め・・
「あ、ここの手水なんかいいね~」と。そこには、小さなミカンのような橘の実がたくさん浮かんでいます。
「水でお清めできるんだ~」と以前は、当たり前のことがコロナでできなくなった水でのお清め。
大きな矢と宝船が迎える新年の本殿です。
「よかった~参拝者少ない…」待たずに参拝できました。
「う~なんかいい気分…」とさっぱりとした顔つきのミモロです。
社務所で見つけたのは、「賀茂ナスのおみくじ」。「これ新作かも…」
タイルで作ったトラとも記念撮影…「今年1年がんばってね~」と、トラを励ますミモロでした。
また、2月3日の節分祭の福豆も用意されています。
「もう節分近いんだ~」と、次々に迎える京都の行事です。
今年も何度も訪れるだろう「上賀茂神社」。静かな時間が流れます。
第6波の到来といわれる今、観光客だけなく、地元の人の外出も控えられているよう。
今後、予定されているイベントや行事、祭事に影響がでるかもしれません。
「ネコのコロナに感染するから、十分に気を付けないと…」とミモロ。人混みに出かけないように…と、オミクロン株の脅威を感じます。
*「上賀茂神社」の詳しい情報はホームページで
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